12/10に、蛾ヶ岳(ひるがだけ 1279m)へ登りました。

まさひとです。こんにちは。

 

 

 

 

あけましておめでとうございます。2018年が良い一年になるよう、私も願っています。

 

個人的に2018年は、山登りにせめて10回以上は行きたいですし。もちろん今住んでいる静岡県が、どうしても中心になるけれど。それはそれとして、チャンスがあれば派手な山にも登ってみたいです。燕岳や焼岳とか、浅間山唐松岳など。あんまりお金や時間がかかる山登りは、正直、なかなか縁がありませんが。前夜泊プラス1泊2日ぐらいまでなら何とかなる、かも。

 

このブログだって、せめて15回以上は更新したいですが。まあ、どうでしょうか、無理しない範囲でぼちぼち続けていきます。

 

 

 

 

さて。2017年の12/10ですが、私は所属会の先輩たち4人と一緒に、山梨県市川三郷町にある蛾ヶ岳(ひるがだけ 1279m)へ登りました。当日は女性陣が、住んでいるところの一斉清掃がありまして、この一斉清掃を終えてから出発します。だから10時半とか11時ぐらいから山登りをスタートしても、安全に登って下ってくることが出来るところ、という条件からここに決めました。

 

四尾連湖の水明荘の駐車場から往復しています。直前に電話して相談しています。

http://www17.plala.or.jp/suimeisoushibire/

 

一緒に登った先輩は、もうずっと前にブログをアップしています。

静岡の山と渓 蛭ケ岳(ひるがたけ・山梨県)

 

当日のGPS記録はこちらです。

四尾連湖(しびれこ)から蛾ヶ岳(ひるがだけ)へ - 2017年12月10日 [登山・山行記録] - ヤマレコ

 

 

 

 

では、写真を見ていきましょう。

 

 

 

 

何だかんだで、四尾連湖にある水明荘の駐車場には11時ごろの到着&スタートでした。素敵な森の中を歩きます。

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南アルプスなどがチラチラ見えます。下は落ち葉でふかふかです。

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寒いというほどでもなくて、虫もいません。空気が澄んでいるから遠くまで景色がくっきりと見えます。なかなか快適です。

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西肩峠を過ぎると急な登りになります。あと少しで頂上です。

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13時に頂上へ着きました。富士山が迎えてくれました。眺めが良いところです。

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12/10の頂上はけっこう混んでいました。山登りの人たちもいましたが、家族連れのかたがたもいっぱい来ていました。

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甲府盆地を挟んで、右の奥側には秩父の山々が、左の奥側には八ヶ岳が見えます。

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こちらは南アルプスの、写真右側が鳳凰三山地蔵岳観音岳薬師岳)です。左側は北岳など。

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とっても素敵です。いつまで見ていても飽きない。 

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ここは眺望も良いですが、森も綺麗でした。次は新緑の時期に来てみたいです。 

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最後に周りの方々へお願いしてちょっと避けてもらって、蛾ヶ岳の標識を撮らせてもらいました。

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名残は尽きませんが、時間も時間ですからぼちぼち下ります。四尾連湖が光っています。

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終わってから私たちは、つむぎの湯へ寄り道して解散しています。

つむぎの湯−山梨県市川三郷町−

 

 

 

 

以下は、感想です。

 

 

 

 

いまでも世の中には、何とかやり繰りしていこうと思っても、色々な面でハードルがあります。

 

体力の面でも、時間の面でも、お金の面でも、技能や道具の面でも、そして法律や制度の面でも、です。何とかやり繰りしていこうと思っても、まだ、この世の中には色々な面でハードルがあちこちにあります。

 

 

 

そして世の中では、「昔はもっとハードルが高かったし、だから昔はずっと大変だったけれど、みんなそういう中を生きて来たんだから、いまのハードルぐらいで大変だと言うなんて甘えている、たるんでいる、努力が足りない」と感じていて、実際にそう主張する人たちもいます。特に年齢が高くて、しかも偉い人たちが、です。

 

確かに年齢が高くて偉いかたがたからすると、今の若い人たちが色々なハードルを高くってやり繰りが大変だと聞かされたら、やっぱり言い返したくなるのだろうと思います。例えば50年前の生活環境と比べると現代は、洗濯機もクーラーも掃除機も冷蔵庫もあります。コンビニだってあるし、出来あがっている食べ物だっていっぱいあります。車だって高速道路だって、50年前とは比べ物になりません。

 

 

 

だから、「いまのハードルぐらいで大変だと言うなんて甘えている、たるんでいる、努力が足りない」感じてしまう事そのものは、ごく自然なのだろうと思います。 

 

でも、だからといって。年齢が高くて、しかも偉い人たちが感じたままにそういう主張をされると、何だかなあと思います。そんなことを幾ら言ったとして、では、誰かを幸せにしているのだろうか、とも思います。

  

 

 

さて、話を戻します。今回の私たちは、女性陣が住んでいるところの一斉清掃を終えてからの山登りでした。

 

こういった地域の用事に限らず、仕事でも家族親戚でも何でも、どうしても参加しなくちゃいけない用事とか、やらなくちゃいけないことは、誰にだって時々あります。他の用事があり、どうしても時間が限られているひとは、決して甘えているとか怠けている訳でもないし、軽く考えている訳でもありません。

 

だったら、事情を抱えていて時間が限られているのなら、そんな限られた時間だけでも、何とかそれなりの山登りが出来るように、調べて考えて相談して計画する方がまだずっと良いんじゃないか、と私は思っています。努力するのならなるべく、幸せにする方向というか建設的な方向でやらなくちゃね。

 

 

 

もちろん私だって何でも出来る訳じゃないです。うまくいかない場合だって、そりゃあ、あります。とはいえ山登りは、現状の私だと1年間にどれだけ頑張っても15回が限度です。そのうち、いつも一緒に行っているひとが、他の用事が重なっていて時間が限られてしまう場合なんて、どうだろう、多くても1年間に3回ぐらいじゃないかと思います。だったら、そのぐらいなら何とかなる、何とかできるから。 

 

過去には、他の用事と重なっていて時間が限られているひとに、すまないけれど休んでもらって、他の人たちだけで山登りをしたこともあります。確かに山登りは一般論として、なるべく朝早くスタートするほうが安全であって、スタートする時間が遅くなるほど危険があります。

 

でも。10時半に山登りをスタートして、15時半までにゴール出来るのなら、まだ、危険というほどではないです。このぐらいの時間だったら、何とかなるし、何とかできるから。もちろんやり繰りは決して楽じゃありませんが、しかし諦めるのではなく、それでも山登りに一緒に行きましょうよ、と今の私は思います。

 

 

 

大事なことだから、最後に繰り返しておきます。 

 

事情を抱えていて時間が限られているのなら、そんな限られた時間だけでも、何とかそれなりの山登りが出来るように、調べて考えて相談して計画する方がまだずっと良いんじゃないか、と私は思っています。

 

そしてまた、「いまのハードルぐらいで大変だと言うなんて甘えている、たるんでいる、努力が足りない」、とうるさく言うひとは、果たして誰かを幸せにしているのだろうか、とも思います。

 

11/26に、蔵田から高根山を経て上河内まで歩きました(東海自然歩道)。

まさひとです。こんにちは。ずっと寒いです。

 

 

 

 

私の勤務先は、12/28までが通常の営業でした。12/29に大掃除や諸々の処理を済ませて、12/29の夕方から冬休みです。今年の12月は何だかとっても寒かった気がします。風邪をひいている人も多いですが。私は特別に体調が良くもないけれど、大騒ぎするほど体調が悪いわけでもなく。まあまあ、ほどほどに日々を送っています。

 

家族親戚とか、町内会とか、やらなくちゃいけないことも多いけれど。全部なんて無理だから、優先順位の低いあれこれは、もう思い切って手を抜こうと決めました。ひとつ具体的にいうと、年賀状ですね。メールでも問題ない人たちには、もう年賀状をやめて、メールで良いにしてもらいます。

 

頑張らなくちゃ話ははじまらないけれど、何も考えないでただ頑張りさえすれば良い訳でもないから。やり繰りというかマネジメントにも頑張っていかないと、体調を悪くしてしまいます。

 

 

 

 

さて。11/26に私は所属会のかたがた5人と、藤枝市にある蔵田から高根山(たかねさん 871m)を経て島田市の上河内までの、東海自然歩道を歩きました。はるか昔にこのルートを知りまして、ずっとずっと行きたかったけれど。場所は近いけれどなかなかアプローチが悪いので、調べては後回しにされていました。

 

大昔はともかく、今は島田市の上河内へバスの路線がありませんし。藤枝市の蔵田も平日だったらバスが朝にありますが、日曜日は遅い時間にならないとバスがありません。とはいえ、自分たちの車だけでなんとかしようにも、このふたつの地点はけっこう遠いうえにつなぐ道があんまり良くないので、やりくりが現実的ではありません。という訳で、いろいろ考えて調べて、今回の私たちはそれなりに人数もいますから、これはもうジャンボタクシーを使ってしまおうと決めました。

 

全体では金谷駅の近くのコンビニで6:45ぐらいに集合です。私も金谷駅で先輩ひとりをピックアップして合流です。先に島田市の上河内の、下山してくる近くへ私たちの車を置いておきます。7:20前後だったかな。ここから手配したジャンボタクシーで、藤枝市の蔵田まで移動します。距離にして30キロくらい、1時間弱かかった気がします。で、8:15ぐらいに到着しました。

 

 

 

 

東海自然歩道の、ウィキのリンクだけ貼っておきます。

東海自然歩道 - Wikipedia

 

一緒に行った先輩は、既にブログをアップしています。

静岡の山と渓 高根山と 東海自然歩道

 

当日のGPS記録はこちらにあります。

蔵田〜高根山〜上河内(東海自然歩道) - 2017年11月26日 [登山・山行記録] - ヤマレコ

 

今回の移動に使ったジャンボタクシーは、金谷駅前にある大井タクシーさんに相談して手配しています。石神社長、お世話になりました。

大井タクシー株式会社 静岡県島田市

 

 

 

 

では、写真を見て行きましょう。

 

 

 

 

東海自然歩道の宇嶺の滝の駐車場&トイレから山登りをスタートします。タクシーの到着が8:15くらいで、準備して、8:30ぐらいのスタートでした。林道をちょっと歩いて、沢沿いの登山道に入ります。

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登山道は沢沿いから、だんだんと沢を離れて尾根上に進みます。このあたりだけは東海自然歩道ではありません。東海自然歩道は蔵田から高根山の頂上近くまでが舗装されていまして、そっちだとつまらないから、私たちは舗装されていない山道を登っています。

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一度林道に出て、また山道に入りますと、巨大なマルカシがあります。これだけ大きくなるまで育つのには、千年ぐらいかかるのかなあ。

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マルカシを過ぎてから、工事のために伐採されたところを通過します。ここからの眺望も、安倍川沿いの山々と富士山が綺麗で、なかなか素敵です。このあとしばらくは、日があたらなくて冷たい風にさらされながら延々と登り続けることになり、ちょっと大変でした。

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高根山の頂上へ10時前後に到着です。風が冷たいですが、西側の眺望が良いです。何人か登ってきていましたが、みんな高根山だけに登っているみたいで、東海自然歩道を歩いたのは私たちだけだったみたいです。

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先が長いので、休憩をほどほどに終えて頂上から動き出します。誰もいなくて静かです。

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鮮やかな紅葉がありました。とっても満足です。何の木でしょうか。

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ここで伐採地に出て、急に視界が開けました。北側の眺めが良いです。あずまやもあり、眺望をたのしみながら予定外の休憩です。

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どれだけ眺めても飽きませんが、まだまだ先が長いから、休憩をほどほどに切り上げて動きます。とりあえず心配していたほど、時間も天気も危ない展開はないみたいで。このあたりから少しホッとしてきました。

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綺麗に手の入っている茶畑を進みます。

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西向の吊り橋です。この下は川ではなく道路です。トイレも吊り橋の下にあります。吊り橋の手前に4体のお地蔵さまがありました。

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吊り橋のあと、また登り返しがあります。この辺りで何体かのお地蔵さまや石碑みたいなものがありました。古い秋葉道だから、そういうものもあるのでしょうか。

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上河内の周りですが、当日は山を走ってポイントごとに写真を撮るイベントが行われていました。何組かの人たちが、吊り橋その他まで走って登って来ては、写真を撮って下っていきました。

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笑い仏で最後の休憩です。

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天気とか時間とか車のやり繰りとか、色々心配だったけれど。もうここまできたら、まず大丈夫でしょう。

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最後は茶畑のなかを、上河内の集落まで下っていきます。車用の道路は曲がりくねっていますが、ルートはほぼ一直線に進みます。この茶畑こそ、静岡を象徴するというか、静岡そのものというか、静岡っぽい風景です。

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身成川の橋を渡ると、上河内の集落へと着きます。

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上河内の集落のなかを、あらかじめ置いてきた車までぶらぶらと歩きます。私たちがちょっとだけ歩くには素敵な集落なのですが。しかし病院もスーパーも学校も遠いから、日々の生活は決して楽じゃないのだろう、と思います。

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終わってから私たちは、川根温泉笹間渡に寄り道して解散しています。11/26当日の川根温泉は、猛烈に混雑していまして。私の側はSLの写真だけ撮って、温泉には入らずに帰りましたが、女性陣4人は頑張って入ってきたみたいです。リンクも貼っておきます。

川根温泉 ふれあいの泉

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以下は、感想です。

 

 

 

 

東海自然歩道は、もちろん存在は知っていたし。過去にはあちこちで何回か、短い間ですが通過したこともあります。ですが、まさか自分がこういう、東海自然歩道だからこそ歩いてみよう、などと先輩たちへ提案して実行するとは、あんまり予想していませんでした。でも、実際に登って下ってみたところ、これはこれで楽しいルートでした。東海自然歩道は舗装されている区間もわりと長いですから、そこらへんはあんまり興味ないのですが。

 

まあ、でも。そもそも東海自然歩道の起点になっている東京都の高尾山の前後だとか、静岡県内だったら秋葉山の前後とか、他にも山梨県内だったら足和田山の前後とか、こういう区間は行ってみたいです。

 

 

 

ところで、今回私は金谷駅前で先輩が電車から下りてくるのを待っていた訳ですが。JR金谷駅のすぐ目の前が、元の東海道の宿場なんですね。金谷駅前にある案内を読んでいたら、金谷宿から山を越えて谷を越えて日坂宿まで、元の東海道も歩いてみたくなりました。

 

舗装されているみたいだし、いわゆる山登りとはちょっと違うけれど。他には、そうだなあ、元の東海道を歩いて箱根越えも、これはこれで行ってみたいです。