5/12~13に、御殿場へ旅行しました。

まさひとです。こんにちは。

 

6月になって、蒸し暑くなってきました。梅雨入りして、台風も発生しています。この先に山登りとか、いろいろと考えているけれど、さて、どうでしょうか。うまくいくと良いけれど。

  

 

 

さて。5/12~13に私はひとりだけで御殿場へ旅行しました。元々の計画は、全く違うところに違う日程で、奥さんとふたりで行くものでした。そのあと色々と状況が変わり、計画は二転三転していて。時期も場所も参加者も何もかもが変わって、こういう旅行になりました。

 

まあ、でも。なかなか良い旅行になりました。山登りや仕事のためだったら、ともかく。ひとりだけで旅行のために旅行するなんて、すごく久しぶりでした。5/13は雨の予報だったので、あんまり欲張らず、ほどほどに打ち切って帰ってきたことも、結果としては疲れなくて良かった気もします。

 

 

 

まずは5/12の土曜日です。 朝ご飯を食べたあと、また1時間ぐらい寝ます。休養も大事だから、無理はしない。もう一度起きてから支度して、ほどほどに自宅を出て、東名高速に乗って、裾野市へ向かいます。

 

裾野市では、中央公園へ行ってきました。公園そのものも、素敵です。

裾野市 - Wikipedia

中央公園/裾野市

 

 

 

ここの見どころの一番目は、旧植松家住宅でしょうか。

http://www.fujinokunibunkashigen.net/resouce/main.php?search=category&mode=detail&article=209

こういった古民家は、もう、建てることが現実的じゃないですから。減ることはあっても、増えることは無いだろうと思っていまして。チャンスがあれば、あちこちでなるべく見ておこうと思います。

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内部の写真も一枚だけ。古民家は静岡県内でも幾つか残っていまして、今でもそこで実際に家族が生活しているところもあります。家族が生活してこその民家だ、という考え方も私には理解できますが。しかし、現代の生活とは相いれない部分も多いのだろうと思います。

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公園のなかをぶらぶらと歩いて周ります。歩きながら、古民家の保存と、現代を生きていく当事者家族の生活と、公的な支援の話をちょっと思い出して考えていました。

 

かつては古民家の保存のために公的な支援を使おうとすると、建てられた昔の姿へ手直しするためだったら認められましたが。現代の生活に必要な増改築のためだと、公的な支援はほぼ絶望的に認められなくて。結果としては、古民家の放棄が進んでしまったのだとか。

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公園の中にある五竜の滝です。私は初めて来ましたが、素敵です。オススメです。

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公園を出て、お昼ご飯は、御殿場線の富士岡駅前にある中村ラーメンへ行きました。駅前にある、ごく日常的なラーメン屋さんというか定食屋さんです。富士岡駅の前から富士山が見えたので、ラーメンではなく、富士山の写真を貼っておきます。

中村ラーメン - 富士岡/ラーメン [食べログ]f:id:masahito0989:20180512135639j:plain

 

 

 

お昼ご飯を済ませてから、御殿場市内へと進みました。

御殿場市 - Wikipedia

 

ホテルへ入るには、まだちょっと時間がありましたので、先に東山旧岸邸へ行ってきました。こちらも素敵です。並んで建っている「とらや」は激しい混雑でしたが、岸邸は静かでした。オススメです。

東山旧岸邸【公式サイト】

岸信介 - Wikipedia

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庭の側から、もう一枚。私はこの、岸という元総理について、あんまり知らなくて。私にとって政治家というと、中曽根総理ぐらいからあとは記憶がある同時代のひとですが、それより前になると教科書で習ったひとですね。だから、たぶん今の大学生ぐらいだと、細川総理も教科書で習ったひとなのかも。

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東山旧岸邸を出て、ホテルルートイン御殿場駅南へ向かいます。今夜はここへ泊まりです。もちろん決して豪華なホテルでは無いけれど、この値段でこの内容(客室も大浴場も朝食も大事ですが、しかし、一番目は安全性です)だったら、私には文句があるはずもなく。まあ、でも、ここが予約できて良かった。最近はどこもホテルが満室に近くて、なかなか予約が難しくなってきているから。

【公式】ホテルルートイン御殿場駅南/静岡県|ビジネスホテルのルートイン

 

チェックインして、片付けして、お風呂に入って。あちこち連絡しました。

 

 

 

夕方に御殿場駅前をぐるっと歩いて周ります。5月の半ばですが、それにしてはけっこう寒かった。それと御殿場駅ですが、小田急の60000形電車が停まっていまして、ラッキーでした。

御殿場線 - Wikipedia

小田急60000形電車 - Wikipedia

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晩ご飯は、御殿場駅で待ち合わせたYさんと、御殿場駅前の飲食店を何件かはしごしながら飲み食いしています。

 

Yさんは私とだいたい同じ年齢で、この御殿場市などを中心に仕事して生活しているひとです。山登りに関心があるようで、状況が許すのなら山登りを始めてみたいようですが。私よりももっとずっと忙しくて、社会的にやらなくちゃいけない物事を背負っている立場でもありますから。さて、どうかなあとも思います。

 

個人的には、同じ年代の大事な友達でもありますから、あんまり無理しないでとも思いますし。山登りじゃなくても良いので、出来れば身体を動かす趣味がある方が良いんじゃないか、とも思います。

 

 

 

5/12は夜遅くにホテルへ戻り、そのまま寝ました。ここから5/13です。残念ながらお昼ぐらいから、強い雨の予報でした。

 

 

 

ホテル一階の会場で朝ご飯を食べて、ロビーでコーヒーを飲みながら新聞とタウン誌を読んできました。そして、また部屋に戻って1時間ぐらい寝ています。

 

こんな天気だし、どうしても急がなくちゃいけない事情も無いですし。もうちょっと見て回るつもりでいますが、予定は全部打ち切って帰っても構わない訳で。私ひとりだけだから、ぶらぶら、だらだらしても誰かが文句を言う訳でもなく。気楽です。

 

 

 

ホテルをチェックアウトして、荷物を車に積んでから、朝の散歩に出かけました。御殿場駅なんて、次に来るとしたらいつになるのか分からないです。

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新橋浅間神社にお参りします。

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もう一枚。

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予報だと5/13は、お昼ぐらいから雨でしたが。どうにも朝から雲行きが怪しいので、足柄峠と足柄城跡を見て回る事は止めました。足柄峠と足柄城跡は、またいつか、矢倉岳あたりと一緒に見て回ろうと思います。

 

でも、もうちょっとだったら何とかなりそうだったので、とりあえず深沢城跡を見に行ってきました。御殿場市内に残っている城跡で、静岡県内でも比較的状態が良いところです。

深沢城 - Wikipedia

深沢城(静岡県) - わたしの城めぐり

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それぞれの曲輪や堀とかが、今でもしっかりと残っています。城跡としてはオススメでもありますが、駐車スペースはほとんどありませんし、ここはあくまでも私有地ですから。地元に迷惑じゃない範囲で、どうか見て回って貰えたらと思います。

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最後に御殿場市の隣ですが、小山町へ行きました。

小山町 - Wikipedia

 

小山町では、あしがら温泉へ行ってきました。

小山町町民いこいの家 あしがら温泉で富士山を眺めながら温泉に入れます

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温泉へ入ってから、山菜蕎麦を頂きました。当日は地元の物産展も行われていて、私は椎茸が切って干してあるものを2袋買ってきました。

 

12時ぐらいからやっぱり雨が降って来たので、このあたりで旅行を打ち切って帰ってきました。自宅には15時ごろに到着でした。 

 

 

 

土曜日も日曜日も、朝ご飯のあとに1時間ぐらい寝ると、体調がすごく楽でした。どうしても1泊2日で旅行に行ったりすると、移動とか見て回ったりで、終わってから疲れが出てくるものですが。今回は場所も近くだったし、見て回るところも少なくしていて、色々な意味で楽でした。

 

もちろん欲張った旅行だって、それはそれで良いのですが。やっている本人があんまり疲れてしまうと、もうあんまり楽しくなくなってしまいますから。ほどほどだって、それもそれで良いんじゃないかと思いました。

 

このブログも、あんまり頑張ったり欲張ってしまい過ぎないで。ほどほどでも、それはそれで良いのかなあ、って思いました。

 

2/25に、竜爪山へ登りました。

まさひとです。こんにちは。

 

 

 

 

最近の私は何かと用事が多く、仕事も忙しめです。3/17と18ですが、勤務先の社員総会があり、私も神奈川県内へ行ってきました。また3/31は勤務先の棚卸しがあり、一日ずっと倉庫の中で在庫を数えていました。

 

そんな間でも、3/21と4/15と山登りを計画していましたが。どちらも雨で中止になりました。この時期は周期的に雨が降るものですが、山登りが続けて2回も中止になると、さすがにがっかりします。

 

住んでいるところの避難訓練とか、一斉清掃とか、用事はどんどん増えていきますが。山登りの先輩たちはどうやって時間と体力とお金をやり繰りしているのでしょう。

 

 

 

 

さて。2/25ですが私は先輩ふたりと一緒に、静岡市内にある竜爪山へ登りました。2/25の夕方から私は用がありましたが、早い時間に終わるところだったら山登りに行けそうでした。ふたりの先輩と相談したところ、では、竜爪山へ登ろうと話がまとまりました。

 

一般的に竜爪山へ登ると言えば、旧道をそのまま往復するのだと思いますが。今回は旧道から頂上まで登って、頂上からは則沢ルートで下って、途中の724m地点(道白山と呼ぶひともいる)を経て、旧道の登山口に戻ろうと考えました。

 

逆回りも考えましたが。ひょっとしたら旧道には、山の北側にあるから雪が残っているかもしれないので、こっちから登るほうが安全側だろうと。また道白山のルートは山の南側にあるために雪は残っていないだろうから、こっちへ下りようと決まりました。

 

 

 

 

当日のGPS記録はこちらです。 

竜爪山(旧道登山口から周回) - 2018年02月25日 [登山・山行記録] - ヤマレコ

 

一緒に登った先輩は、もうずっと前にブログをアップしています。

静岡の山と渓 竜爪山

 

 

 

 

では、写真を見て行きましょう。

 

 

 

 

旧道の鳥居と登山口です。ここから往復するルートは一般向けに整備されています。竜爪山へ登る人がどのくらいいるのか分かりませんが、おそらく9割はここの往復だろうと思います。

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昔は山登りなんて全く興味が無かったので、嫌々で登った竜爪山でしたが。今はあちこち調べて相談して、色々なルートから竜爪山へ登って下っています。今は日帰りだけですが、そのうちどこかで一泊してこのあたりを登って下ってくるかも。

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何かが茂みの中で動いていると思ったら、カモシカがいました。

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穂積神社へ到着です。かなり昔ですが、お正月に私はここで甘酒とお茶をいただいたことがあります。そういえばここで甘酒をいただくために、山登りを企画したこともあります。

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神社から登っていくとルートは、建築現場みたいな階段が続くのですが。この辺りからルートが凍っています。踏み固められた雪が、昼に溶けてから夜に凍っています。ううむ、参ったなあ。

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カチカチでつるつるに凍っています。どうしようか。前後に登っているひとたちは、仕方が無いのでみんなアイゼンを装着していました。

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私たち3人は、誰もアイゼンを持ってきていなくて。どうにか確保できる支点を見付けては登りましたが。決して真似しないでください。

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登りはまだ何とかなるけれど、ここを下るのはアイゼンが無いと、かなり厳しいと思います。

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ようやく主稜線まで到着しました。下りで予定している則沢のルートは、南側の斜面にあるし、通るひとも少ないから、さすがにこんな状態では無いだろう。たぶん。

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いつもなら主稜線へ登り詰めたところから、富士山が綺麗に見えるのですが。今回は霞んでいて見えないですね。

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薬師岳を通過します。ここからいったん下って、また文殊岳に登り返します。薬師岳文殊岳をふたつ併せて竜爪山です。薬師岳へ直接に登るルートもあるのだとか。

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やっと、ようやく、文殊岳の頂上へ着きました。頂上では森谷沢のルートなど、幾つか封鎖されていました。このところ竜爪山の周りでは遭難が続いていますからね、まあ、仕方ないのかも。

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霞んでいますが三保の半島とか、うっすらと見えました。いつも文殊岳の頂上は多くのひとで混雑していますが、今回は天気が冴えないためかルートがあれだからか、わりと静かでした。たっぷり休憩したら、では、ぼちぼち、則沢ルートへ下りましょう。

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すごく急な傾斜をぐんぐんと下ります。あっという間に鉄塔まで到着しました。ここまでで通過してきた薬師岳文殊岳が見えます。思っていたよりもこちらのルートは、ずいぶんはっきりしていました。

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こちらも温かくて景色も良いし、休憩するには良いところです。

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724mピークを通過します。ここを道白山と呼ぶひともいますが、道白堂からはちょっと離れている気もします。

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特に眺望もない植林のなかを下ります。段々と沢の音が大きくなって、停めてある車が見えてくると、ゴールはすぐ近くです。

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以下は感想です。今回は箇条書きにします。

 

 

 

 

①アイゼンを念のために持っていかなかったことは、大失敗でした。登りは何とかなるとはいえ、アイゼンを装着するほうがずっと安全側でした。決して真似しないでください。

 

無理に登ってあとで下りられなくなるよりも、撤退する(または別のルートへ進む)ほうが安全側です。

 

 

文殊岳の頂上では、幾つかのバリエーションルートが封鎖されていまして。バリエーションルートも楽しいけれど、決して一般向きではないから。これだけ遭難が続いてしまうと、幾つかの封鎖はやむをえないのかなあ。

 

森谷沢のルートも、ずいぶん前に下りましたが。また行ってみたいですね。

 

 

③旧道の登山口へ車を置いて、こうやって周回するひとは近年増えているみたいで。道白山ルートは思っていたよりもずっと、踏みあとがしっかりしていました。みんな車だから、登り口と違うところへ下りてしまうと、車の回収が大変なのでしょう。

 

 

④あと。竜爪山は薬師岳文殊岳という、ふたつのピークを併せた呼び名なのですが。薬師は「如来」で、文殊は「菩薩」であります。

 

どうしてふたつ並んでいるピークなのに、ひとつには如来の、もうひとつには菩薩の、それぞれ名前が付けられたのだろうと思います。如来だったら如来どうしの、菩薩だったら菩薩どうしの、名前が選ばれそうなものですが。