1/13に、石巻山へ登りました。

まさひとです。こんにちは。

 

 

 

 

本日5/1より平成から令和へと元号が変わりました。この新しい令和という時代が、良い時代になるよう、私も願っています。

 

個人的には、最低でも1年間に6回は山登りへ出掛けたいものですが、果たしてうまくいくでしょうか。山登りは無理でも、ちょっと街道をあるくだけでも、何とかチャレンジしたいものです。

 

まあ、この先に私は納骨とか初盆とか法要が続きますし。仕事だって家族だって地域の用事だってありますから、何でも出来るわけじゃないけど。無理じゃない範囲でやり繰りしていこうと思います。

 

 

 

 

さて、2019年の1/13ですが。私は所属会のかたがた7人と一緒に、豊橋市にある石巻山(いしまきやま、いしまきさん、 358m)へ登ってきました。初詣でを兼ねています。

 

全体では7:20ぐらいに豊橋駅のバス乗り場へ集合です。7:42発のバスに乗って、8:02「石巻登山口」で下車です。間場登山口からスタートします。石巻尾根を登って、石巻神社&頂上に向かいます。頂上からは大知波峠を経て、赤岩尾根を下ります。赤岩寺に下りてから、路面電車の終点「赤岩口」にゴールします。路面電車に乗って、豊橋駅まで戻ったら解散です。

 

残念ながら今回は、帰りに寄り道が出来る温泉が見当たりませんでした。

 

 

 

 

当日のGPS記録はこちらです。 

石巻山 - 2019年01月13日 [登山・山行記録] - ヤマレコ

 

一緒に登った大先輩は、もうずっと前にブログをアップしています。

静岡の山と渓 初歩き 45年振りに

 

 

 

 

では、写真を見ていきましょう。

 

 

 

 

豊橋駅から7時42分発のバスに乗って、「石巻登山口」バス停で下ります。写真の真ん中にあるシャープな三角形の山が、これから登る石巻山です。そこまで寒くなくて助かります。

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間場登山口から石巻尾根を登り始めました。傾斜もゆるくて、広葉樹が多くて、気持ちいいところです。あちこちに案内板が建っていました。

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いったん道路に出ると、すぐに鳥居が見えます。鳥居の奥へ階段を登っていくと、石巻神社があります。今回の最初の目的として、石巻神社へ初詣でします。このあたりですが、石巻城跡という案内もありましたが。曲輪や土塁とか堀など、いわゆる城跡の痕跡は分かりませんでした。

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神社から稜線を登って行くと、石灰岩の岩場になっています。標高は低いのですが、梯子も鎖も出てきて、ちょっとすごいところです。当日は成人の日だったから、スーツに革靴の若者3人が私たちを追い抜いていきました。

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やっと、ようやく、頂上へ着きました。標高は358mだけですが眺望が素晴らしい。これは北側を見ていまして、いちばん高い山が豊川市の本宮山です。

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同じく頂上から、豊橋市の市街地の方です。遠くに海が見えますね。大昔はここの頂上にある岩場でクライミングもやったらしいけど、今では禁止されています。

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来た道を石巻神社の鳥居まで戻って、石巻尾根を東側へ進みます。しばらく林道を歩きます。分岐点まで来て、ちょっと遠まわりになりますが、やっぱり大知波峠に向かいました。

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大知波峠に着きました。はるかな昔にここは大きなお寺があったそうで、寺の遺構が残っています。西側の浜名湖が綺麗でした。浜名湖の側には下に公園と駐車場があり、そこから往復してきているひとが多いみたいです。

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大知波峠から南側へ、稜線通しに赤岩尾根の分岐点へ向かいます。このあたりからK大先輩による地図読みの講義が始まりまして。確かに、こういう里に近い山の方がルートといか踏み跡が多くて、植林だと見通しも悪いから、道に迷いやすいだろうと思います。

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分岐点から赤岩尾根を西側へ向かいます。送電線の鉄塔まで来ると、電線沿いが刈り払われていて、北と南が見えました。これは北側で、さっき登って来た石巻尾根と、石巻山の頂上にある岩が見えます。

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三角点「三輪村」を過ぎると、赤岩寺に下りる分岐があります。尾根通しに下ることも考えましたが、やっぱり私たちはここから赤岩寺へ向かいます。

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下っていくと、途中に大きな空堀がありました。赤岩城跡です。思っていたよりもずっと大規模に造作されていました。しかし、何だってこんな山の中腹に城跡が残っているのか不思議です。

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石段を延々と下って、赤岩寺に下りてきました。お寺では、もう、蝋梅が咲いていました。お寺でトイレを借りて、ちょっと休憩して。では、あと少し歩きます。

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路面電車の終点「赤岩口」にゴールして、路面電車豊橋駅まで戻ったら、私たちは解散しています。路面電車の写真も撮ったのですが、ひとが映り込み過ぎているので、公開はやめておきます。

 

 

 

 

今回も感想を4点挙げておきます。

 

 

 


豊橋市にある石巻山は、あくまでも市街地の里山で標高も低いです。でも今回こうやって登ってみたら、眺めは素晴らしくて、途中には見どころが多くて、石巻山の頂上にある岩は本格的でした。とっても楽しかった。

 


②私たちは静岡県を中心に、山登りを続けている訳ですが。山登りのために他県へ行くといえば山梨県や長野県であって、愛知県は今まで山登りに行く対象としてあんまり意識したことがありませんでした。でも、1年に1度ぐらい愛知県へ行くのもアリかなと思いました。

 


③今回は大先輩が途中で、地図読みの講義をしてくれましたが。こういう里の山は踏み跡があちこちにあり、見通しが悪かったりすると道に迷いがちです。

 

地図読みは楽しいですし、なるべくなら出来る方が良いと思いますし、更に言えば地図読みが出来ないひとは入らない方が良い山々だって本当にあるのですが。とはいえ地図読みが、果たして一般向けなのかと言われたら、どうなんでしょうねえ。。。

 


④あと。個人的に今回は、路面電車に乗ることが出来てとっても良かった。路面電車だけは、営業しているところが限られているから。

 

12/30に、宇津ノ谷峠から岡部宿までを歩きました。

まさひとです。こんにちは。

 

 

 

 

3/28の未明ですが、私の身内が亡くなりました。4/1にお通夜を、4/2にお葬式や火葬をやりました。もともと故人は年齢も年齢で、経過も経過だったから、さすがに長くはないだろうと思っていました。

 

しかし、あまりにも急に亡くなってしまいました。勤務先には事情を相談して、4日間の休みをいただきました。お通夜やお葬式とか火葬は終わりましたが、まだ手続きは全部終わっていなくて、ちょっとどうしたものかなあと思っています。

 

これからまた、納骨や初盆があります。法要は、決しておろそかにするつもりも無いけれど、なかなか大変です。

 

 

 

 

さて。2018年の12/30ですが私はひとりで、静岡県中部にある旧東海道の宇津ノ谷峠から岡部宿までを歩いてきました。ずっと前から宇津ノ谷の峠道は素敵だと聞いていて、いつか行きたいなと思っていました。

 

今年は12/29の午後から、私の勤務先も冬休みに入りまして。12/30だったら天気も良さそうだったし、どこかへ行くのも良いかなと思いました。とはいえ本格的な山登りをするのには時間や体力とか準備の点で、ハードルがちょっと高いなあと思っていました。

 

 

 

で。直前になって、この宇津ノ谷峠を見て回ってから岡部宿まで歩いたらどうだろう、と思いつきました。宇津ノ谷の集落には、美味しいお蕎麦屋さんもあると聞きまして、年越し蕎麦も食べたいし、年末のお出かけにはちょうどいいだろうと思ったのです。

 

今回はバス停の「廻り沢口」からスタートして、バス停の「法の橋」へゴールしています。法の橋がゴールなのは、そこにセブンイレブンがあるからです。

 

 

 

 

当日のGPS記録はこちらです。

宇津ノ谷峠〜岡部宿(旧東海道) - 2018年12月30日 [登山・山行記録] - ヤマレコ

 

宇津ノ谷峠

宇津ノ谷峠 - Wikipedia

 

岡部宿

岡部宿 - Wikipedia

 

実際にここを歩いたひとの記事を、ひとつ。

すべての時代の道が残る「宇津ノ谷峠」が凄い :: デイリーポータルZ

 

 

 

 

では、写真を見ていきましょう。

 

 

 

 

今回は廻り沢口(めぐりさわぐち)バス停から スタートします。道の駅「宇津ノ谷峠」でトイレに寄って、飲み物を買います。道の駅宇津ノ谷峠の由来など、色々が掲示されていてます。歴史のある峠だからね。

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道の駅から峠へ向かいます。今回は一般に「蔦の細道」と呼ばれている旧道から行って、新道から戻ろうと思います。明治のトンネルは今回はパスです。旧道と新道の分岐には、旧東海道における宇津ノ谷峠のあれこれが掲示されています。

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旧道を進むと、つたの細道公園があります。公園には色々な和歌や漢詩などの、宇津ノ谷峠のところが掲示されていました。また、公園内には明治時代に作られた木和田川砂防堰堤もありました。公園の終わりから、旧道を登っていきます。

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距離は短いとはいえ、そこそこ急な傾斜でした。舗装もされていなくて、登山道みたいでした。登ってくると、富士山や竜爪山が見えました。峠には和歌の石碑がありましたが、すみません、読めませんでした。

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峠から静岡市の側へと下っていきます。こっちは植林の中で、ずっと暗くて眺望もありません。この「蔦の細道」と呼ばれる旧道は、山の中にあるルートのままで、地形はそのままですね。

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静岡市の側まで下りると、そっちにも道の駅があります。私はこの写真で言うと、左奥の方から山を越えてきました。では歩道橋を渡って、次は右奥にある宇津ノ谷の集落から山へ向かいます。

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ここ宇津ノ谷は、旧東海道における正式な宿場ではありませんが。丸子宿と岡部宿の「間の宿」だ、と私は理解しています。間の宿ってそれはどういう位置づけなのか、とかは私の手に余るので、すみませんが他の解説におまかせします。

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宇津ノ谷の集落は思っていたよりもずっと素敵でした。集落の奥から峠に進み、お弘法さん、雁山の墓を経て、写真は延命地蔵堂の跡だそうです。ここにはけっこうすごい石垣が組まれていました。

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宇津ノ谷峠に着きました。そして峠のすぐ下には、本当に舗装された林道が伸びています。林道を進んでも道の駅まで戻ることが出来ます。

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舗装された林道と別れて、旧東海道を進みます。蔦の細道の側とは違って、こっち側の新しいルートは、こうやって山を削ったり広げたりしていて、舗装されていないだけで、もう現代の林道みたいだなと思いました。

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下りてきて、お地蔵さんにお参りしました。ここ宇津ノ谷峠には旧道も新道も、どちらも峠にはお地蔵さんが無いけれど、もともとかな?無くなっちゃったのかな?

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岡部側の道の駅まで戻りました。これは道の駅に掲示されていた周辺の案内ですが、今回はパスしちゃったけれど、またいつか明治のトンネルとか見に来るとしましょう。ひと休みしたら、岡部宿に向かいます。

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岡部宿の端っこですが、立光不動尊に上がってみました。岡部宿がこの下のあたりです。

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岡部宿を代表するものというと、この、大旅籠柏屋、でしょうか。12/30は閉まっていたので、表の写真だけです。この反対側にある初亀醸造さんは、12/30も営業というか大掃除と飾り付けとご挨拶に追われているみたいでした。

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元の岡部町役場を過ぎて、岡部宿の外れまで来ました。途中には岡部宿の石碑や、いかにも街道っぽい松並木もありましたが、いつの時代のものかなあと思いました。この写真の先にある法の橋(ほうのはし)バス停にゴールしています。

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今回も感想を4点挙げておきます。

 

 

 


①宇津ノ谷の峠道は、思っていたよりもずっと素敵なところでした。いわゆる蔦の細道と呼ばれている旧道も、宇津ノ谷の集落から登る新道も、どちらもです。

 


②今回こうやって旧の東海道をちょっと歩いてみた訳ですが、山登りとはまた違うけれど、これはこれで楽しいですね。そして、こういう街道歩きの記録にも、ヤマレコが使えるなあと再発見しました。

 


③あんまり都市化が進んだところはともかく。こういう当時の風景が残っているところだったら、また行くのも良いかなと思いました。とすると静岡県だったら、箱根の峠越えとか、金谷宿から日坂宿まで、などかなあ。そういうガイドブックも探してみよう。

 


④あと。街道歩きは標高が低いから、秋から冬がベストかなあと。春先ぐらいまでは何とかなるとしても、蒸し暑い時期は避ける方が良い気がします。年末年始は車も少なくなるから、その点でもオススメです。