まさひとです。毎日寒いですね!
さてさて。私は1月13日に所属会の先輩とふたりで、大井川沿いにある八高山(はっこうさん 832.1m)へ登りました。虫もいないし、景色は綺麗で、最後は温泉という、良い一日でした。
さてさて。あらかじめ下山する家山に車を置いてから、私たちは福用駅をスタートです。今回はなだらかコースから登ってみました。一般的には急傾斜のコースから登るのでしょうが、急傾斜のルートは植林の中でつまらないし、すでに何度も登っているから。
なだらかコースは、広葉樹の中を登ります。距離が長いぶん時間もかかりますが、森の姿が変化し続けるので、見ていて飽きません。コースの途中で炭焼きの窯跡もありましたが、こんな場所で水はどうやって確保していたのでしょうか?まさか水無しで火を起こしていたとか。
この写真の、林道と交わる広いところが馬王平です。馬王平の手前の、植林の中を歩いている場所が、谷から吹いてくる風でとても寒かった。
しばらく馬王平で休憩というか温まっています。写真は馬王平から見る安倍川源流の方向ですが、イマイチはっきりしませんでした。
馬王平を過ぎてから頂上まで、一気に300mほど急傾斜を登ります。けっこう苦しかったけれど、相変わらず森は綺麗ですね。
頂上すぐ下には、白光神社の奥の宮があります。神社の周りも人工的に平にしてあるので、かつてはもっと多くの建物が存在していたのでしょう。私は山の中にある神社とか寺院が好きだから、高野山とか、もっとあちこちに行ってみたいです。
ようやく頂上です。南アルプスの山々が白く光っています。いいなあ!頂上では1時間近く休んでいましたが、この日は次々と登ってきました。こうやって見ていると、大無間とか朝日岳とかも、みんな行ってみたいなあ。
頂上から今回の私たちは、稜線を北上して家山に向かいます。いわゆる一般向けのコースではありません。写真は天狗の座敷という場所。
目的のコースとは違いますが、小天狗の峰にも寄り道しています。
更に、女小天狗の峰へと進みます。この場所で私たちは一度、下る尾根を間違えてしまい、峰まで登り返しています。案内に頼り切らないで、変だと感じたらすぐに地図とコンパスで確認する習慣があると、間違えても早い段階で気がつくから。地図読みは大事です。
稜線から林道の三差路へ出ると、あと暫くは林道歩きです。途中では景色が素敵でした。
前山、という集落へ辿り着きました。ここから先は、舗装された道路を歩いてでも家山まで降りる事が出来ます。しかし舗装された道路を歩いてでは詰まらないので、私たちはかつて家山まで歩かれていた生活の道を探します。
山の中に残っていた道は、現状でこんな感じでした。かつてはここを通って、みんな生活していたのでしょう。しかし現在は車で行ってしまうから、よほどの物好きが通るぐらいじゃないかな。
家山の川に到着です。登ってきた山々をぐるっと見ています。さすがに一般的なコースではありませんが、なかなか面白い山登りでした。
この後で私たちは、いたわりの湯へ寄り道してお蕎麦も食べてきました。たいへんに満足しています。