まさひとです。こんにちは。
まず。この国は台風とか噴火とか、自然災害が多いですね。台風は同時に雨の多さでもあるから、たくさんの植物が育つ事にもつながっている訳で、恵みでもあるし。もちろん火山活動だって、温泉にもつながっているけれど、あんまり程度の大きすぎるものには、どうにかならないかと思ってしまいます。
さてさて。10/12に私は家族と、箱根の駒ヶ岳(こまがだけ 1356m)から神山(かみやま 1438m)を経て大涌谷へ行ってきました。当日は台風の19号が心配でしたが、何とか予定通りになりました。
最初に箱根神社へお参りしました。この時に神社でタクシーの人達から、「大涌谷なんて、今日はとんでもなく大混雑になっているから、車では駐車場どころか近くまでも行ける状況じゃない。タクシーもバスも当てにしない方が良い。」と言われました。だから私たちは車を、大涌谷の駐車場では無く、駒ヶ岳ロープウェイがある箱根園の駐車場に置いてスタートしています。当日の早い段階で、こういうハイシーズンの大涌谷の状況を 知ることが出来て、私たちはラッキーでした。
箱根の駒ヶ岳ロープウェイの山頂駅から、芦ノ湖を見ています。雨は降っていませんが、曇っていて、眺望は何もありません。状況の良い時に、いつかまた来てみたいものですが、果たしてどこまで見えるのでしょうか。
駒ヶ岳の頂上は風が強いために、低木がまばらに生えた広い草原になっています。キク科の小さい花とかトリカブトとか、花も思ったより色々と咲いています。ロープウェイの山頂駅から少し離れたところに箱根神社の元宮がありまして、私たちはこっちにもお参りしてみました。
駒ヶ岳の山頂から私たちは、神山を目指します。ルートも指導票もロープも、しっかりと整備されていて、関係者の努力に感謝です。
ブナとかヒメシャラの目立つ山です。ツツジも多いですから、5月末から6月の半ばくらいに行くとミツバツツジやシロヤシオなどの花が楽しめるのじゃないかな。紅葉も、まだ私たちは早かったけれど、もう少ししたら綺麗になると思います。
ロープウェイで駒ヶ岳の山頂をスタートし、神山を経てから大涌谷まで下るという今回のルートの設定だったら、標高差もプラス200mマイナス550mぐらいですし、距離も4キロあるかどうかです。もちろん山ですからラクではありませんが、普通に健康な人たちだったら、このルートは家族連れでも楽しいと思います。ただし岩場も多いので、観光気分で歩いたら危ないです。
ようやく神山へ到着です。山頂は樹木に覆われていて、眺望はありませんし、わりと狭いですね。こんな天気だから誰もいないかと思っていましたが、何組か登ってきていました。
神山のあと、私たちは大涌谷へと下っていきます。
この、鳥居がある分岐からほんの少し進んだところが、冠ヶ岳です。冠ヶ岳は、突き上げられた溶岩が噴出する前に固まってできた山で、山頂には神変さんと呼ばれている小さな祠がまつってあるそうですが、今回の私たちはパスしています。
大涌谷へ近づいていくと、硫黄のにおいが強くなってきます。
大涌谷へ下りていく途中で、何だか凄い景色が見えました。写真の真ん中に突き出している場所が、さっきの冠ヶ岳です。
大涌谷へ近づいてみると、人や車がいっぱいです。いや、これはちょっと、すさまじい。。。まるで渋谷駅なみに大混雑しています。。。あまりにも混雑して渋滞しているので、駐車場まで近づく事も出来ないというタクシーの話も頷けました。
このあと私たちは、大涌谷をちょっぴり見て回ってから、箱根ロープウェイで大涌谷駅から桃源台駅まで移動しました。桃源台駅からは、500mくらい歩いたところでバスに乗り、箱根園の駐車場まで戻りました。今回の山登りは特に疲れを感じなかった私ですが、大涌谷や箱根ロープウェイの大混雑にはヘトヘトに疲れました。
以下は感想です。
今回久しぶりに大涌谷へ行ってみたら、色々な施設が新しくなっていて、非常に綺麗で快適になっていました。また、車とかバスにバイクのものすごい混み具合にびっくりしましたし、人では特に中国やインドとかアジア系の外国人観光客が目立ちました。箱根なのに、まるで外国みたいでした。大涌谷に限らず有力な観光地は、今後おそらくこんな風に、日本中そして世界中から観光客が集まってくるのでしょう。
ここ静岡県の山だって、わざわざ都内とか遠くから登りに来る人もいて、時々びっくりする訳ですが。こういう、地元以外からも人が来る傾向は、もう、アルプスとか八ヶ岳に限らなくなってきているのでしょう。