12/14に、岩戸山へ登りました。

まさひとです。こんにちは!何だか寒い毎日ですから、私みたいな腰痛持ちは気を付けていかないと。

 

 

 

さて。世の中では、例えば最近ですと解散総選挙とかSTAP細胞とか、政治に経済にスポーツその他色々なニュースがある訳で、こんな私でも時には、このブログで清水エスパルスがJ1に残留して良かった!とか言いたくなります。

 

とはいえ、仕事で毎日関わっている建築建設の話題だったり、好きで好きでたまらない山登りの話題だったらともかく、自分自身の専門でも核心的でもない話題には、ほどほどに距離を置いておく方が良い気もしています。

 

もちろん私だって、例えば解散総選挙とかSTAP細胞に興味はあるけれど。あくまでも私は、そっちの専門家ではないから。とはいえ、まあ、歴史にも科学にも乗り物にも飲み食いや温泉にも興味はあるから、たまに書くぶんには構わないのかな、ぐらいに思っています。

 

 

 

そんなこんなで、12/14に私は一人で熱海市にある岩戸山(いわとやま734m)へ登ってきました。所属会のみんなは八ヶ岳のどこかへ入ったのですが、私は本格的な雪の山へ登るため必要な靴やアイゼンなどが無いので、八ヶ岳の参加は諦めまして。逆に、こういう時でもなければ登らないところと考えて、岩戸山を思いつきました。

 

東海道本線で移動して、熱海駅に到着が7:42でした。熱海駅なんて、もうね、いつ以来だろう。駅ビルが建て替え工事中で、トイレや売店とかバス停の場所がイマイチ良く分からなくなっていました。駅前のコンビニに立ち寄ったりして、だいたい8時ごろから出発します。 この写真は、熱海駅の前に展示してあった軽便鉄道です。

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今回は伊豆山郵便局がある前から、伊豆山神社へと登り始めます。延々と続く階段を、ゆっくりゆっくりと上がります。写真は階段の途中から海を見ていますが、なかなか良い景色です。しかし、こんなに坂道や階段ばっかりだと、足腰の弱ったひとには生活が大変だろうと思います。

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伊豆山神社へ8:45に着きました。初詣の準備が進められていました。まあ、初詣に来るほとんどのひとは自家用車とかバスで来る訳で、私みたいに駅から歩いてくる物好きなひとなんているのかな?

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伊豆山神社から更に登って、伊豆山神社の本宮というか奥の院へ9:38に着きました。鳥居と拝殿本殿だけが残っていて、あとは小さな公園みたいな雰囲気で、ベンチもあります。

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ここまで来て、途方に暮れてしまいました。というのも奥の院の裏側というか周りですが、予定していたルートを含む一帯が、宅地とか道路とか資材置き場に変わっていて、山そのものが無くなっていました。しばらく周りのあちこちを探してみましたが、結局予定のルートを諦めて、舗装されている一般の道路から登っています。写真は迂回している途中で見つけた、岩戸山の案内表示です。奥に立ち並んでいるのが県営住宅の七尾団地で、団地前のバス停まで一度下りてきています。

 

誰に文句を言う訳じゃないけれど、出来れば奥の院の目立つところにも、こういう岩戸山のルートが今は昔と変わっていると案内表示が欲しかったなあ。一時間ぐらいうろうろして、時間を無駄に費やした気がします。

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まあ、でも、すごい綺麗な景色だったからね。良しとしよう。。。

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予定よりもずいぶん遅れて、本来のルートへと戻りました。写真中央の、道路が左へカーブするところから、送電線の鉄塔とか山の稜線へ上の方に分かれていくルートが、予定していたルートです。白い手すりと案内表示に従って、岩戸山へ登ります。11:08の通過でした。

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空は青く、雲は白くて。海は穏やかに輝いて、虫もいませんでした。誰もいなくて、とても静かです。

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稜線を登り詰めていくと、箱根の山も見えてきます。どこがどこの山なのか、良く分からないけれど。

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ついに、ようやく、岩戸山の頂上へ着きました。11:56だったので、熱海駅を8時ぐらいに出発してから734mの山頂まで、だいたい4時間もかかってしまいました。何だかなあ。

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戸山の頂上から、もう一枚です。当日は一日中海が青く輝いていて、とても綺麗でした。写真の真ん中は伊豆大島三原山なのかな?伊豆大島三原山だって登ってみたいです。

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今回は岩戸山の頂上から、稜線を西の方というか十国峠の方へ下っていきます。こっちに進むと、急に登山者がいっぱいでした。どうやらみんな、十国峠と岩戸山の間だけ歩くみたいですね。そしてこの写真の分岐点から、岩戸山の頂上と十国峠とを結ぶ稜線を離れて、私は石仏の道を下ります。12:25の通過でした。

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この写真のところで、石仏の道は舗装道路へと出ます。12:58の通過でした。どうやらここからまだ下にも、石仏の道はつながっているみたいでしたが、今回私は一人だけだから、舗装道路へ出たあとは興味の魅かれるところを好きなように歩いて下ってみました。上品な個人住宅とか、個性的な建物は大好きです。

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どういうルートだったのか自分自身よく分からないけれど、ぶらぶらと歩いて下ってきたら、来宮神社へと出てきました。観光バスや自動車がびっしりで、駐車場も神社のなかも周りのお店も大混雑していましたが、めげずに私もお参りしてきました。13:34。しかしながら、熱海の街にも空き家というか廃墟になっている物件は目立ちますね。もともとは何らかのホテルやリゾート施設または病院などだったのでしょうが、そういう空き家というか廃墟がずらり立ち並んでいると、ちょっと異様な印象でした。

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山登りの最後に私は、熱海温泉 水口第一共同浴場 へ寄り道してきました。14:27。この写真の中央ですが、トタン板で覆われている古くてボロい建物が温泉です。もちろん住所通りに目の前にありましたが、どの建物が温泉なのか私も分からなくて、しばらくうろうろしていました。目の前にあるこれが温泉だと分かった時には、言葉がありませんでした。農作業の資材置き場か!って感じたほど。でもね、狭いし古くてお世辞にも綺麗とは言えませんが、私は水口第一共同浴場をすごくすごく気に入りました。いつまで営業が続くのか分かりませんから、興味のある温泉好きなら早いところ行っておく事を断然オススメします。300円でした。

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水口第一共同浴場を出てから、またぶらぶら歩きながらお土産屋さんや飲食店それに旅館とかホテルなどを見て回って、熱海駅からは15:16発の東海道本線で帰りました。

 

 

 

以下は、感想です。今回は、たまたま一人だけだったから電車で山登りに行ってみたのですが、なかなか楽しく有意義でした。交通費だって、まあ、そこそこで済んでいて。という訳で、これから時々は一人だけで電車を乗り継いで山登りに行ってみるのも良いんじゃないかと思いました。

 

もちろん、2人以上で行く山登りだって楽しいし、安全でもありますが。たまに一人だけで電車で山登りに出掛けるのも、違う楽しみがあります。終わってから電車の時間までぶらぶらしていられる、とかです。

 

そうだなあ。また次に電車で山登りに出掛けるとしたら、豊橋市にある石巻山なんてどうだろう?豊橋市なら、神石山だって面白そう。