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3/22に、七ツ峰へと登りました。

まさひとです。こんにちは。どうも最近バタバタしていて、ブログを更新するための時間が足りないです。ううむ。

 

前回のブログ更新からあと、ずいぶんと温かくなってきて花もいっぱい咲きだして、季節の移り変わりを感じます。しかし毎年の事ですが、この時期は私も花粉症がつらいです。山登りだったら花粉症は、薬で抑えても問題ない訳ですが。しかし野球とかサッカーのプロ選手だと、薬物検査もあるでしょうし、花粉症の選手はどうやって対処しているのでしょう?

 

 

 

さてさて。3/22に私は読図訓練のために、静岡市にある七ツ峰(ななつみね 1533m)へ登りました。読図とは、山の中で地図上のどこにいるのか、これからどういう地形が予測されるのか、を把握していく技能です。山登りに関係する技能はたくさんありますが、この読図は、現時点で私の最もやりたい事です。

 

読図の能力が高くなり、地図に親しんでくると、いわゆる山登りのガイドブックに紹介されているような整備されているコース以外でも、あちこちの山とか尾根とかを登ったり下ったりするルートでも、計画の視野に入ってきます。

 

 

 

そんなこんなで、当日です。今回は所属会の先輩たち4人と、そのお友達が1人に私という、全部で6人です。静岡市内で集合してから私たちは藁科側沿いに北上して、藁科川のもっとも奥にある大間という集落へ向かいます。

 

この、大間という集落の取り組みについては、参考になりそうなリンクをふたつ貼っておきます。

小櫻義明(こざくら・よしあき) |さくや姫プロジェクト

事例紹介-静岡県静岡市|地域に賑わいをもたらす「食」の仕掛け

 

当日の内容は、既に先輩がブログをアップしています。こちらも併せて見てもらえると良いと思います。

静岡の山と渓 読図山行

 

 

 

大間の、福養の滝入口に車を停めてスタートします。もともとここ福養の滝入口には駿墨庵というお店があったのですが、道路が通れなくなっている事もあり、閉まっています。トイレも使えませんし、お店だった建物の傷み具合もだいぶ進んでいます。駐車したところからちょっと歩くと、写真の登山口があります。標高は815mの、時刻はだいたい8時くらいでした。

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私たちは地図を見ながら登っていきます。植林されていて特徴の少ない斜面をジグザグに登っていると、さすがにどこなのか分からなくなりますが。この写真は、福養の滝が落ち始める地点を上から見ています。地図に慣れて親しんでくると、山の中の尾根とか沢とか、ここには人家があるとか送電線の鉄塔がある、とかも分かるようになります。

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しばらく登っていきますと、何と!この写真の人家に出会いました。ちょっと前から竹が目についてきまして、奇妙だとは思っていましたが、まさか一軒だけ人家があったとは驚きでした。この写真でいうと、人家の右側から林道が伸びてきています。左側の青い離れがトイレです。トイレの先には、森へ伸びていく踏みあとが続いています。おそらく踏みあとは、さっきの滝の上流へと伸びていて、水を汲んでくるためだろうという話でした。9時に到着。標高は1080mくらいかな。

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人家の跡から、私たちは整備されているルートに従って、傾斜の緩やかな尾根を登っていきます。

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緩い傾斜の尾根の、突き当たりに来ています。標高は1220mぐらいで、時刻は10時ぐらいでした。何となく、ここの尾根の突き当たりから急な傾斜を直踏して、1330~1350mに広がる平らな場所へ出るものと思っていましたが、全く違いました。突き当たりからは左側の、沢を渡ってザレている方へとルートは進んでいました。

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という訳でルートに従って南側の、写真では左側の、ザレて切れ落ちている淵を私たちは進んでいきます。怖さはありますが、きちんと整備されているから大丈夫です。しかし、ここのルート整備は大変だったでしょう。

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だいたい同じ所から、もう一枚です。もし晴れていたら静岡市の市街地も見えたかも知れませんが、この日の眺望はイマイチでした。

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トラバースを過ぎると、上流が二股に別れている沢の合流点に突き当たります。二股の沢には、この写真のワサビ田の跡と、何かの小屋の跡があります。ルートからは見えませんが、この沢は合流点のルートの高さから一気に100mほど下がっていきますので、半分としても50m程の滝になっているものと推測されます。ルートに従い、二股の沢の右側に沿って私たちは進んでいきます。10:20に通過です。

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沢に沿って、ルートを登っていきます。このあたりで炭焼きの窯の跡がありました。

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藁科川の源流へと到着しました。標高は1350mくらいで、時刻は10時半ぐらいでした。このちょっと前から私たちは、何回補正しても高度計が正確ではなくなってしまう事に気が付いていました。時間の経過とともにどんどん気圧が下がっているのです。天気の崩れる前触れなのですが、それにしても気圧の変化が激しいです。

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このあと天気が崩れると分かっているので、七ツ峰の頂上まで登るか途中で引き返すのか分かりませんが、もう少し登ってみると決まりました。この写真の右下側が、さっき私たちの登ってきた藁科川の源流です。

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私たちは富士見峠~三ツ峰~七ツ峰~益田山~天狗石山と続く稜線へと登りきりました。標高は1390mぐらいで、時刻は11時ぐらいです。読図の訓練はここまでで終わりです。ガスが出てきて、かなり寒くなってきました。

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まあ、でも出来るなら、頂上まで登りたいですからね。ルートもちゃんと整備されていますし、みんな雨具も一式持ってきていますし、急いで行けば何とかなるはず。

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登っていきますと、けっこうな雪が残っていました。

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ようやく、頂上の一角まで登り切りました。接阻峡のダムと湖が見えます。七ツ峰は東西にかなり長細い頂上をしていて、私たちは東の方から登ってきました。だから、その中でも西の端にある、いわゆる頂上とされている地点へ辿り着くまでには、まだ延々と歩かされます。

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ようやく、七ツ峰の頂上です。手元の記録では11:37に到着です。ちょっと疲れました。当たり前ですけれど、結局ここまで私たち以外には誰もいませんでした。

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帰りは、来た道をそのまま下っています。

 

 

 

あとは、感想です。

 

 

 

読図は、こういう一度の訓練だけで上達する技能ではありません。だから、なるべく続けていく事が上達するために大事だと思います。料理とか文章などと同じですね。そして私は山へ行くと毎回読図していまして、割と出来るほうですが、それでも山の中で道を間違える事があります。

 

今回の指導をしたKさんや、私とMさんという3人で行った時でも、道を間違える時は間違えています。天狗石山の後でも八森山の後でも夕暮山の後でもありますが、それらに共通する点を挙げてみます。

 

1) 頂上を過ぎてから、下っている途中で起こります。

2) 気がつかないまま、間違っているルートへと進んでいました。

3) 何かがおかしいと感じているのに、しっかりと確認しないままでした。

 

こんなところでしょうか。

 

 

 

という訳で。何回も何回も山登りをしていると、誰でも時には道を間違えます。間違えるのですが、それでも遭難しないためには、雨具やヘッドライトとかツェルトなど装備面の準備に加えて、読図が出来て、いまどこにいてこの先はどういう地形が予想されるのか、ちゃんと分かる事が大切です。早い段階で気が付きますし、分かっていれば慌てなくてすみますし。

 

更に言えば。整備されていないルートは、なるべく登りで通過するようにして、下りでは、出来る限り一般向けとして整備されているルートにとどめる計画の方が、より安全側でありましょう。そして、自分自身が変だと感じたなら、ちゃんと確認するような習慣を普段から持っていたいです。

 

 

 

まあ、でも。地図が分からなくては話が始まらないですから。なるべく繰り返し、読図をする方が望ましいです。

 

最後に付け加えておきますが、読図は、とても楽しいですから。もちろん必要だから真面目に勉強という面もあるけれど、純粋に楽しみとしての読図だって、私はアリだと思っています。