5/17に、昇仙峡から羅漢寺山へ登りました。

まさひとです。こんにちは。

 

 

 

最近は日差しが強くなり、気温も30度に近くなりました。日中に倉庫や店内で作業をしていると、すごく暑いです。とはいえ、まだ湿気がそれほど高くないですし、朝晩は涼しさもあります。これからどんどん蒸し暑くて不快な季節になりますから、今から気を付けて準備していかないといけませんね。

 

去年は夏山として、日帰りで三ツ峠山とか入笠山、みずがき山へ行きました。今年は7月にも8月にも、9月にも連休があります。出来たら北岳に行きたいけれど、天気や周りの都合だってありますし、どうなるでしょう。

 

 

 

さて。私は5/17に山梨県内の昇仙峡で山登りをしてきました。長とろ橋から登り始めて、 太刀の抜き岩~白岩の展望台~羅漢寺山の頂上へと登りました。頂上からは昇仙峡ロープウェイで下って、あとは舗装された道路を歩いて駐車場に戻ってきました。当日は天候にも恵まれて、非常に眺めも良く、最後の温泉まで全てが印象的な一日になりました。

 

今回ですが、所属会の先輩男性が一人と、時々一緒に行くご婦人が四人に私の六人で行きました。本来なら男性があと二人参加するはずでしたが、直前に参加が出来なくなっています。まあ、誰だって色々と都合を抱えているなかをやり繰りして、山登りなどへ出掛けるのですから。二人の欠席はとても残念ですが、仕方ないのでしょう。

 

 

 

では、さっそく写真を見ていきましょう。

 

 

 

いわゆる昇仙峡ですが、その一番端っこというか南側に長潭橋(ながとろばし)があります。橋の周りには市営の無料駐車場とか、お土産屋さんに飲食店やトイレが点在しています。この無料駐車場へ車を停めて、私たちは山登りをスタートです。だいたい8時でした。

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駐車場から橋を渡ってすぐに、登山口があります。ルートは非常に整備されていて、関係者には感謝です。私たちは1時間ほど登って、最初は沢沿いに進みますが途中からジグザグに尾根へ登って、平坦なところに出てから休憩をとりました。そこは、この写真のように新緑が綺麗で、鳥がいっぱい鳴いていまして、気持ちの良い休憩でした。

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ルートに従って登っていきますと、千田と吉沢を結ぶ峠道へ出ます。標高は700mぐらいですが、この四差路を過ぎると、広い開拓地に出ました。開拓地としてはもう既に捨てられていましたが、車の出入りしていた様な跡や、山の中ですが土地は平坦に均されていて、しかも丁寧に石垣に囲まれていました。何らかの果物を栽培していたのだと推測します。

 

開拓地を過ぎて、839m地点の東側ですが、獅子平に向かう峠道まで登ってきました。ここの、839m地点から南東側へと張りだした尾根があります。この尾根を少し進んだところが展望台になっていて、写真の真ん中ですが、太刀の抜き岩がそびえています。私も太刀の抜き岩を途中まで登ってみて、引き返しました。9:50ぐらいの到着でした。

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太刀の抜き岩から、もう一枚です。南アルプスの方角です。あちこち山登りしていて、頑張って登ってきたのに眺望がゼロだった時もありますが。今回は素晴らしい。

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太刀の抜き岩から、更に、羅漢寺山の頂上方向を一枚です。

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太刀の抜き岩を過ぎると、あとは羅漢寺山の頂上のすぐ下までずっと、ルートはトラバースしていきます。トラバースに入ってちょっと進んだところで、標高は850mぐらいですが、この写真の白岩の展望台があります。正面には茅ヶ岳&金ヶ岳と、黒富士&太刀岡山です。

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白岩の展望台から、南アルプスの方角を、もう一枚です。素晴らしい展望で、ここ昇仙峡&羅漢寺山へ来て大正解でした。今回、一緒に登ったかたがたにも、たぶん満足していただけた気がします。

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この日は、眺望も綺麗でしたが、新緑も綺麗でした。それから鳥の鳴き声も、さわやかに吹く風も素敵でした。

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トラバースのどん詰まりから、ルートをゆっくり登り詰めていくと、昇仙峡ロープウェイのパノラマ台駅へ出ます。観光客もいっぱいで、一気に俗世間へと世界が戻ります。とか書いている私自身も、ノンアルコールのビールを見付けたので飲んでしまいました。11:25ぐらいの到着でした。

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八雲神社にもお参りしてきました。この一帯はあちこちに見どころが多いので、パノラマ台駅に12:00集合と決めて、私たちは自由行動になりました。

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パノラマ台駅から、羅漢寺山の山頂へ往復します。ルート上の岩にはステップが切ってありまして、これならちょっと濡れていたり普通の運動靴でも何とかなりますね。しかし、こういう観光地の山だったら、例えば酔って登ってくる人だとか、あるいはサンダルで登ってきてしまう人も、間違いなくいるはずです。事故とかトラブルは大丈夫なのかな?

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 羅漢寺山の山頂が見えてきました。

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羅漢寺山の頂上まで来ました。割りと狭いのに、人がいっぱい。。。スカートとかサンダルとか、そういう格好でここへ登るのは、ちょっとどうなんだろう。。。

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山頂からもう一枚です。観光客のかたがたは、富士山にばっかり興味があるみたいでした。分かりやすいからでしょうか。もちろん富士山も良いけれど、ほんのちょっとで良いから、南アルプスも見て下さいと思ってしまいました。

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私たちは羅漢寺山の山頂からパノラマ台駅まで戻って、昇仙峡ロープウェイで一気に仙娥滝駅まで下りました。13:15ぐらいでした。

リンクを貼っておきます。

昇仙峡ロープウェイ

 

 

 

昇仙峡ロープウェイの仙娥滝(せんがだき)駅から、あとは遊歩道を延々と歩いてスタートした駐車場まで戻ります。この写真の滝が、昇仙峡ロープウェイの駅の名前にもなっている仙娥滝です。

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昇仙峡の遊歩道から、もう一枚です。左側が覚円峰で、右側が天狗岩です。こんな観光地でなければ、覚円峰も天狗岩も、きっと多くのクライマーが一年中集まっていたでしょう。今回一緒に行った先輩も、何だかこの両方へ登りたいって顔をしていました。

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駐車場には15時ぐらいに戻ってきました。私たちは山宮温泉へ寄り道して、そこで解散しています。この山宮温泉ですが、まだリニューアルオープンして間もないそうで、どこも非常に綺麗でした。たいへん気に入りました。またチャンスを作って山宮温泉に来てみたいですし、ぜひ次は山宮温泉二階の宴会場で飲み食いもしていきたいです。

 

リンクを貼っておきます。

昇仙峡 温泉 山宮温泉|甲府 日帰り温泉 アルカリ温泉

 

 

 

あとは、私の個人的な感想です。

 

 

 

今回の、昇仙峡から羅漢寺山へ登るルートは、山梨県の100名山を眺めていて見付けました。山梨県の100名山については、とりあえずリンクを貼っておきます。

山梨百名山 登山

 

だったら、静岡県でも100名山を選んでみたらどうでしょうか。そうして選ばれた静岡県の100名山を、こういうインターネットでも出版物でも、首都圏や中京圏そしてもちろん静岡県内で、強く強くアピールしてはいかがでしょうか。

 

 

 

今は、個人でもブログなどで主張が出来てしまいますから。行政とか静岡新聞社とか、またはある程度以上に公的なところがこの先もずっと静岡県の100名山を選ばなかったとすると、どこかの山登りが好きな人が独自に、静岡県の100名山を選んで公表する事は、おそらく避けられないと感じています。

 

まあ、別に100名山に選ばれても選ばれなくても、個々の山の価値が上がったり下がったりする訳でもありません。それに、100でも良いけれど、50とか200とか別の数で名山を選んでも、何か問題がある訳でもありません。所詮は山登りが好きな人の、洒落ですから。

 

 

 

とはいえ、私は、静岡県の100名山をちゃんとしたところが選んで、もっとアピールするほうが良いと思います。山の情報と同じくらい、温泉や食事や宿泊とかお土産など地元の情報も満載にして。

 

というか、静岡新聞社あたりが静岡県の100名山を募集して、綺麗な写真をいっぱい載せて出版とかすればいいのに。なぜやらないのだろう。何かへ遠慮する必要なんてないと思うのですが。