FIFA女子ワールドカップ カナダ2015

まさひとです。こんにちは。

 

7月半ばになりまして、猛烈に暑くなりました。毎日の暑さと湿気と、台風なんかもあり、へとへとです。6/11と6/19には、またぎっくり腰もやってしまい、このところの私は残念な日々でした。

 

 

 

さて、今回はFIFA女子ワールドカップのカナダ2015についてです。大会の決勝戦は日本時間の7/6午前でした。

 

赤坂8丁目発 スポーツ246:ワールドカップ準優勝から考える「今後のなでしこ」 (1/4) - ITmedia ビジネスオンライン

 

もう既にテレビでも雑誌でもあちこちで特集されていますし、大会の期間中は非常な注目を集めましたから、サッカー女子日本代表の大会における経緯および結果について本ブログでは省略させていただきまして。ここでは、あくまでも個人的に気に入ったtweetと、それから感想を書いておこうと考えています。

 

 

 

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私は学生時代に剣道部でした。社会人になってから、もうずっと練習も試合もやっていませんが、今でも剣道は好きで、剣道部からOB会の案内が届くたびに見学しに行っています。

 

それで、例えば剣道の国際大会があると、みんな何となく、剣道だったら日本が世界中で一番強くて当たり前って思っているのですね。でも、実際は、そうでもないです。

 

もちろん剣道でも、柔道や相撲などと同じで、海外の競技レベルが発展してきたという面はあります。とはいえ、それだけでもなくて。日本における剣道の、競技レベルが全体として下がってきている傾向は、残念ながらもう誰の目にも否めないでしょう。

 

 

 

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ではどういう理由で、日本における剣道の競技レベルが下がってきているのか、どうすれば競技レベルを維持できるのか、という事ですが。危険を承知しておおざっぱに言ってしまうと、剣道の競技人口が、日本の国内だと年々減っていく傾向に歯止めがかからないから、競技のレベルが維持できないのでしょう。

 

剣道に限らず、例えば柔道だって、女子サッカーもバレーや他のどういう競技にしたって、競技人口が10年も20年も30年もずっと減る傾向が変わらなければ、競技のレベルを発展どころか維持する事なんて出来るはずもないです。これは、日本の代表に選ばれた個人が、試合で頑張ってひっくり返せるたぐいの話ではありません。

 

 

 

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まあ、しかし。率直に言って、剣道で生活が出来るのかと問われたなら、警察官などを除くとまず無理ですと答えるしかありません。そもそも剣道はオリンピックの種目でもありませんし、テレビで放送される事も非常に少ない競技で、一般的には馴染みの少ないほうです。更には道場も減っていて、やりたくても出来る場所が限られてきています。

 

もともと触れる機会の少ない競技なのに、競技する人口の減っていく傾向が放置されたままなのだから、皮肉な結果ではなくて当たり前の経緯です。

 

 

 

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話を戻します。FIFA女子ワールドカップのカナダ2015において、今回なでしこたちの見せた試合内容や結果は、私だってとても素晴らしいと思うのです。ですけれど、素晴らしかったとか、感動したとか、それで終わっても構わない話ではないので。これから10年後20年後30年後を考えて、競技する人口を増やしていかなければ、うまくいくはずがないのです。

 

残念ながら、サッカーの盛んなここ静岡県内においても、女子のサッカー部がある中学校や高校は、決して一般的ではありません。

 

 

 

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どういう競技でも、競技に限らなくて美術や音楽とか古典芸能さらには科学でさえも、技能の頂点をずっとずっと高く保つためには、とても広くて厚い裾野が必要です。一時的な注目を集めるだけではどうしてもうまくいかなくて、長期間にわたって広くて厚い裾野があって、はじめてうまくいくのです。

 

もちろん世の中には家元制度みたいに、例外もあることは私だって理解していますが。

 

 

 

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世の中には時々、これは無駄だと言われる事があります。私も時々、これは無駄ではないかと思う事があります。

 

だけど、裾野は無駄ではありません。更に言えば、無駄で何がいけないのか。

 

 

 

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