11/22に、梅ヶ島キャンプ場から深沢山へ登りました。

まさひとです。こんにちは。

 

早いもので、もう2015年も終わりが見えています。私と言えば、相変わらずバタバタとせわしなく過ごしています。例えば11/23は町内会の組長会で、11/25に勤務先の忘年会で、11/28が勤務先の棚卸しで、12/6は地域防災訓練で、12/9に所属会の定例会でした。

 

このブログも、もちろんもっと頻繁に更新したいと思っているのですが、最低限のやらなくちゃいけない事を何とかするだけで、正直いっぱいいっぱいです。だから現状の私は、せめて毎月一本ずつブログを更新し続けていけたらとりあえず合格、ぐらいに思っています。

 

 

 

さてさて。また私は11/22に山登りに行きました。今回は、いつもの先輩KさんとMさんのふたりに加えて、女性のTさんFさんOさんと、さらにはKくんも参加という私を含めると全部で7人になりました。行き先は静岡市内で、安倍川の西側にある深沢山(ふかざわやま 1474m)です。

 

今回ここ深沢山を計画したポイントを挙げておきます。①静岡県中部にある山で、アクセスの負担が少ない事。②先輩ふたりはともかく、私もTさんFさんOさんKくんも初めて行く山である事。③前回11/3の長者ヶ岳~天子ヶ岳が、思ったよりも派手な印象の山登りとなったために、比較的に地味な山へ登ってみたくなった事。④終わってから温泉へ寄り道する事。こんなところでしょうか。

 

既に同行した先輩がブログをアップしています。リンクを貼っておきます。

静岡の山と渓 今秋の紅葉は長持ち 一服峠

 

 

 

では、さっそく写真を見ていきましょう。

 

 

 

深沢山ですが、今回の私たちは梅ヶ島キャンプ場のはずれにある公園の駐車場に車を停めています。深沢山にはこっちの他にも大代の集落から登るルートもあり、時間や体力次第ですが私たちも、下りてくる際には大代の集落へ寄り道したいと考えていました。8時のスタートでした。

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山へ入ると、いきなり!なかなかの急な登りが続きます。今回も私は睡眠不足がたたって、早くもぐったりしていました。前日が普通に仕事で遅くて、次の日が休みだから朝早くから山登りに行くと、どうも疲れと睡眠不足が響きがちでして、どうしたものかなあと思います。

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当日は曇り空でしたが、天候としてはまずまず安定した一日でした。いわゆる眺望の良い山という訳でもありませんが、それなりに見えましたから満足でした。

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深沢山は距離に比べると標高差が大きくて、そのぶん傾斜がきついです。だから楽ではありませんが、こんな景色があると気分も変わります。

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今年は例年よりも紅葉が長持ちしていますね。

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スタートしてからずっとルートは尾根を直登していきますが、標高で1100mぐらいかな、ひとつ北側にある尾根へとルートがトラバースしていきます。そのトラバースしている途中に、この苔が綺麗な場所がありました。

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他のメンバーからだいぶ遅れて、ようやく私も10時半に一服峠まで到着しました。わりとぐったりでした。一服峠で、梅ヶ島キャンプ場からのルートと、大代からのルートが合流しています。ここから上ですが、元々の梅ヶ島から井川峠を経て井川へつながっていたルートは、この一服峠から尾根の北側を巻いて進んでいました。けれど崩落のために今はそちらを止めて、尾根を忠実にたどるかたちでルートは新たに付け替えられています。今回一緒に登ったK先輩がこのルートの付け替えを、静岡市山岳連盟の理事だった際に手配したそうです。という訳でK先輩は一服峠で私たちと別れて、止めてある元々のルートを点検しに行きました。

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静岡県の中部で山登りをしていると、安倍川の両側に並んでいる山々へ登る事も多いのです。しかし何故か、竜爪山~真富士山~青笹~十枚山~大光山と続く安倍川の東側にある山に比べると、安倍川の西側にある山は、どこも人気が低いのです。とはいえ私は、今回の深沢山など安倍川の西側の山も好きです。

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静かで、気持ち良い。ここ深沢山は、あんまり一般の人へ気軽にすすめるルートとは言い難いのですが、でも、私は山登りの幸せを感じます。

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うむ。これは熊が爪を研いだ痕みたいですね、わりと新しいかも。そうですか。

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11時半ぐらいに、ようやく今回の最高地点というか井川峠との分岐点まで登り切りました。まあ深沢山としては、ほぼ山頂の一角と言っても良いんじゃないのかな。ここまで私たちの登って来たルートは、まだまだ先へと伸びていまして、この写真で言うと右側が井川峠の方角です。いつか私もここの分岐点からさらに井川峠を経て、井川大橋とか井川駅まで行ってみたいなあ。私の体力や技術とか装備でも出来るかな?けれど、今回は深沢山までという事で、荷物をここの分岐点へ置いて、三角点がある山頂まで往復してきます。

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ここが三角点の設置せれている、いわゆる深沢山の頂上です。崖の縁だから足元が悪くて、すごく狭いです。休憩には向かないので、すぐにさっきの分岐点まで戻りました。せっかく頑張って1000メートルほども登ってきましたが、周りはガスガスで、やっぱり何も見えません。まあ、たくさんの山へ登っていると珍しくないというか、時にはこういうこともあります。

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山頂からあとは一服峠まで、いま登って来たルートを戻ります。下りは、もう、あっという間です。一服峠でK先輩と合流しました。

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一服峠まで下りてから、私たちは、いくらか遠回りになるけれど、やっぱり大代の集落へと続くルートを下りました。植林の中にあるルートだから、午後になるともう暗くなってきています。

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そんなに期待していませんでしたが、いくつか綺麗な景色もありました。この写真の先で空の見えているところが、山が狭くなっていて大代首と呼ばれています。

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大代の集落まで下りてきました。大代は、こういう中山間地にある集落としては非常に良く管理されていて、たいへんに綺麗なところです。ひとつリンクを貼っておきます。

http://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-630/issyaisson/example/shizudaininteishiki.html

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大代から梅ヶ島キャンプ場へと下りて、私たちは14時50分に駐車場へと戻りました。朝は気が付かなかったけれど、駐車場では桜みたいな何か花が咲いていました。

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あとは温泉に入って、解散しました。なかなかね、楽しかった。

 

 

 

以下は、今回の深沢山へ登った感想というか思った事です。 

 

 

 

繰り返しになりますが、静岡県の中部で山登りをしていると、安倍川の両側に並んでいる山々へ登る事も多いのです。しかし、竜爪山~真富士山~青笹~十枚山~大光山と続く安倍川の東側にある山に比べると、安倍川の西側にある山は、どこも人気が低いのです。

 

人気が違う理由として、安倍川の東側にある山だったら、少なくともメインルートさえ外れなければ、まあ、一般のひとでも山登りに出掛けて問題は少ないと思います。しかし安倍川の西側の山は、見月山でも二王山でも深沢山も、一般向けに整備されているとは言いがたくて、実際に過去に遭難事故も起きています。良く見ればテープとかあるのですが、メインルートと言うほどの物はありませんから。山登りとして地図とコンパスを使うことが出来て、こういうところに慣れているひとなら、問題は少ないけれど。

 

 

 

という訳で、感想ですが。私も、もっと地図読みについて、周りに教える方が良いのかな? 例えば、雪の山へ登るための講習とか、私も参加した事がありますが、ああいうふうに。そうだなあ、安倍川の西側にある山へ登っても問題が起きない程度まで、山の中で地図を見てコンパスを使う訓練、でしょうか。

 

地図とコンパスを山の中で使う事が出来るのなら、一般向けに紹介されている山登りだけではなく、自分自身で山もルートも設定出来ますし。もちろんこれは安全のためでもありますが。地図読みは、出来ると楽しいですよ。