まさひとです。こんにちは。
2016年も、あっという間に3カ月が終わってしまいました。まだ、ろくに何もやっていない気がします。時間の過ぎるのが非常に早いっす。 。。
さて。タイトル通りですが、2/27と28に私は奥さんと一泊二日で、豊橋市および豊川市へ旅行に行きました。
静岡県の中部から愛知県の東部へ、わざわざ一泊二日の旅行するというひとは、あんまり一般的とは言えない気もしますが。今回私たちが豊橋市そして豊川市へ旅行すると決めたポイントを幾つか挙げておきます。
①京都市内なども考えましたが、やっぱり遠くへ行くと時間も体力もお金もかかりますから。前回は上諏訪温泉まで旅行している訳で、逆に今回はそれほど遠くも無い場所へ旅行としました。
②とはいえ、それなりにきちんとしたホテルへ泊ろうと思いました。いつもルートインとか、どうしてもそういう類のホテルになりがちですから。今回は少しだったら高くても構わないので、部屋が快適なホテルを探しました。
③それで、ホテルアソシア豊橋へと泊まると決めました。だから豊橋市および豊川市を旅行すると決まりました。どちらもいわゆる有名な観光地ではないけれど、以前から行ってみたいと思っていまして、豊橋公園の周りなどを継続的に調べていましたから。
豊橋市と豊川市のウィキをリンク貼っておきます。手抜きなブログですみません。
では、写真を見ていきましょう。
三ケ日インターで東名高速を下りてから、私たちは浜名湖の西側を南下して二川駅の方へ向かいます。その途中ですが、梅田八幡神社へ寄り道しました。2016年の1/3に神石山へ私は登りましたが、そのとき車を置いていた梅田親水公園のすぐ近くです。
梅田八幡神社の周りでは、色々な花が咲いていました。温かい土地柄だからかも知れませんが、まだ2/27なのですけど。
次に、もし出来るなら二川駅の近くにある二川宿本陣資料館や二川宿の家並みとか二川八幡神社を見て回りたいと、これもずっと以前から思っていました。しかし当日は近くまでいってみると、この一帯が大混雑していたため途中で諦めて離脱しました。まあ混雑していて当然でもあるし、車ではなく徒歩で行くほうが望ましいわけで、仕方ないです。
二川宿本陣資料館のリンクだけ貼っておきます。
私たちは11:30ぐらいに豊橋市の中心街まで到着しました。豊橋駅の周りなど大小あちこち駐車場がありますが、私たちは今夜泊まるホテルの、提携している駐車場へ置いています。とりあえず空きがあって良かった。
それから昼ご飯を食べるのですが、私たちは天源さんへ行きました。この天源さんは駅前の雑居ビルの地下にあり、決して入りやすいと言えませんが、頑張って行ってみて大正解でした。天ぷらの専門のお店に入るのなんて、どれくらい久しいのか分からないなあ。
天源さんは、僅か16席だけの小さなお店ですが、お客さんから愛されていると感じました。値段だって昼間なら問題ない範囲です。とはいえ、夜にここのカウンターで飲みながらお好みを食べたりすると、それはやっぱり高くなるのかも。
昼ご飯のあと、私たちは路面電車で豊橋駅前から豊橋公園前まで移動しました。私が今回の旅行を計画した目的のひとつは、この、豊橋市内をいまだ現役で走っている路面電車に乗ることでした。現地の人たちからすると、走っていて当然な存在でしょうけど。私にとっては、豊橋市へ行くからには外せない目的です。
これが豊橋公園前の駅(というか停車場なのかな?)です。
豊橋公園ですが、とりあえず私たちは吉田城跡を見に行きました。
私は城跡も好きであちこち見に行きますが、山の中ならともかく、市街地に位置する城跡だと率直に言ってどこも保存状態はイマイチで、ごく一部分の遺構のみを残して破壊されているのが一般的です。しかしここ吉田城跡は市街地の中に位置しながら、わりと保存状態が良いですね。郭も土塁もお堀も石垣も、当時の様子が良く分かります。
一番奥には再建された櫓があります。まあ、この程度の再建だったら許容範囲なのかなあ。各地の城跡のなかには、もともと歴史上には存在していなかった天守閣を再建しているところもありますが。私は、そういう歴史上には存在していなかった天守閣を再建してしまうくらいなら、むしろ何も再建しない方が良いと思っています。
まあ、私は城跡としての価値は、あくまでも土塁や石垣とかお堀などに多くあって、建築物の価値はそこまで高くないと思っているのです。個人の考えです。
パンフレットより引用します。現在の吉田城跡は、「天正18年(1590)に池田輝政が15万2千石で入城し、城地の拡張や城下町の整備を行いましたが、慶長5年(1600)関ヶ原合戦のあと姫路城に所替えになりました。江戸時代には東海道の要衝として譜代大名が在城しましたが、財政的要因のため完全に整備されないまま明治を迎えました。」
吉田城跡を出てから次に、私たちは豊橋市公会堂を見に行きます。ここも今回の旅行の目的のひとつでした。
事務所に声を掛けてみたところ、私たち二人のためだけに公会堂の中を案内していただけました。感謝です。感激です。とはいえ、本来なら事前に連絡しておく方が良いですよね。
豊橋市公会堂を正面から見ると、こんな感じです。 豊橋市市制25周年を記念して、昭和6年に建てられました。設計は中村與資平(なかむらよしへい 1880~1963 浜松市出身)。一般にはロマネスク様式(城閣っぽい、みたいな)といわれていますが、イスラム建築みたいでもあります。
こちらの写真は貴賓室です。公会堂の中をぐるっと見せて頂きましたが、豊橋市公会堂は今でも現役で講演会から式典とか撮影会などが行われています。当日は一階で、確定申告の色々が行われていましたが、たぶん一階は元々はパーティなどの会場だったような印象でした。
これは屋上です。他にもドームとか、階段の手すりとか、ステンドグラスとか、どれもこれもみんな素晴らしかった。
市民の期待を受けて、ずっと昔に建てられたこういう公会堂などが、今でも現役で使われているなんて素敵です。残念ながら世の中の多くの建築物は、そもそも建てられる際にあんまり期待されていないですし、役割を終えたらあっさりと破壊されてしまいがちなのです。でも私は、映画や小説とか音楽だけではなく、建築物にも、苦しい時や悲しくてつらい時に、ひとの心を温めてくれる何かがあると思っています。
大変に感謝して、豊橋市公会堂を出ました。
公会堂の近くですが、安久美神戸神明社(あくみかんべしんめいしゃ)にも寄り道です。2/10に行われている豊橋鬼祭りの、赤鬼や天狗などお面とか色々を見せていただきました。
更には神社を出てから、ハリストス正教会にも寄り道しています。
また路面電車で私たちは、市役所前から豊橋駅に移動しまして、たしか15時過ぎには、予約していたホテルアソシア豊橋にチェックインしました。
このブログは、飲み食いやホテルおよび飲食店の紹介を中心に据えている訳ではありません。ただただ、私個人が飲み食いやホテルおよび飲食店を好きでいるだけで、特別な知識および経験などもそういう分野に持っている訳ではありません。
もちろんホテルアソシアは、いわゆるトップクラスのホテルではありません。しかし、自分たちのお金で泊ったり飲み食いする場所としては、決して安いほうでもありませんし、むしろ値段のわりには落ち着いて上品な空間と内容ではないかと思います。
幾つかのリンクを貼っておきます。
客室から、これは夕方に撮りました。画像の左側にある、ちょこっとした三角形の山が石巻山ですね。
晩ご飯は、考えていたお店が貸し切りになっていて、他のところへ行きましたが、どうにもイマイチでした。まあ、残念だけどこういうこともある。
そして、これは翌2/28の朝に同じく私たちの客室から撮りました。朝日を受けて、シルエットが浮かび上がっている手前の大きな建物が、ホテルアークリッシュ豊橋です。
ホテルアソシア豊橋のモーニングビュッフェが、非常に満足でした。コメダなどへ行くつもりでしたが、奥さんの意見に従って急遽、ホテル内で朝ご飯を食べました。これなら前夜の晩ご飯も、ホテル内のレストランにしておけば良かったのかなあ。
チェックアウトしたら、先ずは豊川稲荷を見に行きます。
豊川稲荷のあと、本宮の湯に行きました。写真はありませんが、リンクだけ貼っておきます。愛知県東部で温泉というと、便利さでは本宮の湯かなあ。
本宮の湯で昼ご飯も食べてから、私たちは帰宅しました。
以下は、感想です。
飲食店や宿泊施設に限らない話なのでしょうが、高級なサービスを提供するところほど客もマナーが良いのは何故なのでしょう。
集合住宅とか飲食店とか何でもそうなんだけど、価格が高いサービスは利用者も高い品質を欲しがるから、自ら品質を落とすようなことはしないんだ。施設を汚したり、騒いだり、従業員を困らせたりはしない。客層が良くなる。
— 大貫剛 (@ohnuki_tsuyoshi) 2016年3月17日
では、その正反対なのは何かと言うと、税金で行う公共サービス。汚す、騒ぐ、従業員に迷惑を掛ける。自分だけが少しでも多く得をするように要求する。
— 大貫剛 (@ohnuki_tsuyoshi) 2016年3月17日
うむ。何となく分かります。
特別な贅沢を求めている訳ではありませんし。そもそも遊びである以上は、あくまでも自分のお小遣いの範囲で遊ぶのが当たり前です。とはいえ、お金に限らず時間でも体力でも状況の許す範囲においては、なるべく高級なところを選んでおくほうが間違いは少ないものなのかな、と思います。
更に言えば、どうしても値段が安い飲食店や集合住宅だと、それなりの人が集まってしまいがちですから。たまたま運が良ければともかく、たまたま運が悪いと面倒な状況に巻き込まれてしまいます。
もちろん値段は大事ですが、安さだけが満足感の全てでは無くて。逆に値段が高いからこそ、得られるサービスもあるものではないかなあ。