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5/29に静岡市内で、みどりの道のパトロールへ参加しました。

山登り 意見

まさひとです。こんにちは。毎日暑いですね。

 

 

 

ここ最近はニュースが多くて、例えば熊本県を中心とした地震とか、もう、ちょっと前の話になると何だかずっと昔の出来事みたいな印象さえあります。
 
個人的には、7/10に行われた参議院の選挙が気になっています。ここは政治のブログではありませんが、かつて私は「衆議院を完全に小選挙区から選ぶ」方式にするかわり、「参議院は全国をひとつの選挙区にして完全な比例代表から選ぶ」方式が良いと思っていました(今は違います)。

 

でも、参議院って、そもそもどういう意味のために存在しているのかって高校生に問われたら、ちょっと上手く説明が出来るのか、少なくとも私は自信無いです。

 

 

 

さて。私は所属会の先輩たちと5/29に静岡市内で、みどりの道のパトロールへ参加してきました。

 

一緒にパトロールで作業した先輩は、もうずっと以前にブログをアップしています。

静岡の山と渓 「みどりの道」パトロール

 

 

 

では、写真を見ていきましょう。

 

 

 

静岡市内で集合してから、今回の私たちは4グループに別れて、それぞれの担当に向かいました。私はKさんとTさんの3人で、俵峰から高野~駒引峠~富士見岳といったあたりをパトロールです。リーダーのKさんは地元の農家のかたと色々話しています。だいたい7時半ぐらいからスタートでした。

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みどりの道は、毎年2~3回ですが、ルートを点検して整備しています。それでも、例えばこの写真はスタートして直ぐですが、あっという間に草が茂ってきています。逆に稜線上のルートは、まあ台風とか大雪とかでも発生しない限り、ほとんど変化も無いですね。

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こちらは沢沿いのルートが崩落したために、数年前ルートを付け替えた個所です。ここも多分また10年以内に、改めてルートをつけ直すことになるのかな?

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かつて2015年の5/31に同じところをパトロールしていますが、その時にこの場所ではコアジサイが満開になっていました。今年は、もちろん咲いていますが、それほど多くなくて。たまたま時期が違うのかな?それとも年によって当たりと外れがあるのかも知れません。

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ルート上ですが、まずめったに涸れる事が無い沢と、そこに掛っている橋があります。ここの橋の下流側にはワサビ田の跡が残っていて、かつては作業の小屋もあったそうです。橋の手前が、ちょっとだけですが岩の上を通過しなくちゃいけなくなっていますので、滑ったり転んだりしないようにロープを付けています。

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このルート上でも、日当たりの良いところは、5月にもなると草がいっぱい茂ってきます。だから、とりあえずルートがルートとして誰にでも分かる程度までは、やっぱり定期的な草刈りが必要ではないかと思っています。今回も、あちこちで草刈りをしました。

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草刈りをしたところは、こんな感じになります。

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10時ぐらいに一本杉を通過です。昔はよく目立つ目印だったのでしょうか。

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一本杉から僅かに登ると、主稜線上の「高野」という地点へ到着です。この高野という地点は四差路になっていまして、主稜線上を北へ進むと富士見岳や真富士山へと続きます。南へ向かうと竜爪山ですし、西側は今の私たちが登って来た俵峰の集落へのルートで、東側は穂積神社へのトラバース道になっています。

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高野から私たちは北へと進み、ルートを点検して整備していきます。とはいえ低いところと違って、今回も稜線上のルートはほぼ問題ありませんね。10時15分ぐらいに送電線の鉄塔を通過です。

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主稜線の上にあるヌタ場ですが、水が溜まっていまして、しかも水にはオタマジャクシがいっぱいいました。何だこれはと思っていたところ、水の上の木の枝には、モリアオガエルの卵の塊がいっぱいありました。ここでモリアオガエルなんて私は初めて見ました。ちゃんと育っていると良いな。

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10時45分ぐらいに、私たちは駒引峠を通過です。

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ううむ。この写真にもあるように、安倍川沿いの山々でも最近は段々とバイケイソウが増えて来た気がします。毒のある草で、動物は食べませんから、仕方ないのかなあ。

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駒引峠を過ぎて北へ主稜線を進んでいくと、段々と坂がきつくなっていきます。ちょっと下ってから、ぐっと急に登っていきます。途中で何かのツツジが咲いていました。

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稜線が右へ直角に曲がるところを過ぎると、やっと、ようやく、富士見岳まで到着です。だいたい12時ぐらいでした。富士見岳は北から東そして南の側が伐採されていて、この写真のように竜爪山などが見えます。

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富士見岳の頂上から、さらに北へと稜線を進みます。このあたりは笹がいっぱいに茂っていますが、人の通る幅だけを、どなたかが刈り払ってくれているみたいです。感謝です。

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ぐっと下って、登り返して、一本杉の分岐点まで到着です。だいたい12時半でした。この分岐点までが、今回の私たちの分担です。後は主稜線を、この一本杉の分岐点から西側へどんどん下って行っても良いのなら、まだ楽なのですが。後回しにした部分がありますから、主稜線をもう一度駒引峠まで戻ります。

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また駒引峠まで戻ってきました。14時ぐらいでした。ここから私たちは、俵峰から伸びている林道の登山口までをパトロールです。大事な分岐点ですから、見落としてしまう人がいないように、あちこちテープとかしるしをつけています。

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峠から西側ですが植林されて全く眺望の無い傾斜を、延々とジグザグに下ってきます。ルートは全く問題ありませんが、はたして特に山登りを趣味としていない一般の家族連れが、こういうルートを上り下りするのだろうかと思います。この写真が、俵峰から伸びている林道の、駒引峠へ向かう登山口です。またも草刈りとプレートのチェックです。

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林道に出てから、登山口に置いてある車まで、やや強引なルートで突破しました。毎回こういう展開になります。お約束なのかも知れません。

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後は、レポートを渡して、今後の相談をして、解散です。参加された方々は、どうもお疲れ様でした。

 

 

 

以下は、今回の感想です。

 

 

 

私は自然が特別に人間へ、何か優しいとか厳しいとか、そういう事は何もないと思っています。 人間の側からすると、たまたま、優しそうに見えたり厳しそうに見えたりする瞬間が自然にはある、というだけだと理解しています。

 

自然そのものには、特別に意思があって何かをしている訳では無くて。あくまでも自然は、いつでも全力で自然なのだと思っています。

 

 

 

山の中にあるルートだって、放置されていると数年で元の自然に戻ってしまって、崩れたり草に覆われたりして通る事が出来なくなってしまいがちです。だからどうしても定期的なチェックと補修が必要なのです。

 

自然の中では、山に限らずルートが、埋もれたり崩れたりして消えてしまう方が、ずっと自然なのです。自然の中ではルートが、ルートとして存在している方が、むしろ不自然なのです。

 

 

 

更に言うと。農業や林業は、確かに他の工業などと比べたら、自然の近くで行われる産業には違いありませんが。やっている事の本質は、人間にとって都合の悪い物や価値の無い物を排除して、人間にとって都合の良い物や価値のある物を生産して収穫している訳です。

 

雑草と、コメ作りなんかが分かりやすいかと思います。雑草が生えていなくてコメばっかりが生えている田んぼは、決して自然そのものでは無いです。むしろ不自然な状態です。

 

 

 

「あくまでも人間の都合で、山に限らず、川も里も、そういう状態を保たせている」という視点を、どうか多くのかたに忘れないでいて欲しいのです。現代の日本国は多くの河川に堤防が築かれていますが、河川に堤防が存在している状態は、決して自然ではありませんし、むしろ不自然であります。

 

私は山登りを趣味としています。自然を大切にしようという視点は、もちろん私も大事だと思います。

 

しかし、何となくイメージされがちな自然とは、決して自然に保たれるものではありません。あくまでも計画的な設計とか、定期的な点検と整備維持といった、絶えまない努力の結果として得られるものなのです。