2/24に、白水山へ登りました。

まさひとです。こんにちは。

 

 

 

 

3月末に亡くなっている私の身内ですが、四十九日の法要と納骨までが終わりました。諸々の手続きも、ひとつづつ進めているところです。この先ですが、初盆と一周忌が予定されてます。

 

まあ、法要はやりますが。既に亡くなったひとのために、今を生きているひとたちが、あんまり無理するのもどうかと思っていまして。私を含めた5人とかだけが参加すれば、とりあえず法要として十分ではないか、とも思います。

 

 

 

それから一般論として、こういう行事には食事というか宴会が付きものだ、とは私も理解していますが。しかし、ちゃんとした食事というか宴会は1回だけやれば十分ではないか、とも思います。時間もお金も手間も体力も、限られた資源のなかでやり繰りするのだから。

 

故人や、その法要を軽く考えているわけではないけれど。しかし法要のあとの食事と言うか宴会は、けっこう負担が大きいので。私は身内の中心のひとりだから全てに必ず参加して当然、みたいな言い方はやめてほしいし。他の家というか世間の目を気にし過ぎるのもどうかと思います。ほどほどで割りきってほしいです。

 

 

 

 

さて。2/24に私は所属会のかたがた6人と一緒に、白水山(しろみずやま)へ登りました。場所は静岡県の旧芝川町で、いわゆる毛無山塊の南端にあるピークです。標高は811.8m。新稲子川温泉ユートリオへ車を置いて山登りするのが一般的かと思います。

 

仕事とか色々な用事に追われて、2月は山登りに行けないまま終わってしまいそうでした。それはちょっと残念だなと、何とかどこかへ行けないものかとK先輩に相談したところ、2/24に白水山だったら行けるだろうと相談がまとまりました。

 

当日のGPS記録はこちらです。

白水山 - 2019年02月24日 [登山・山行記録] - ヤマレコ

 

一緒に登ったK先輩は、もうずっと前にブログをアップしています。

静岡の山と渓 5年振りの白水山

 

 

 

 

では、写真を見て行きましょう。

 

 

 

 

ユートリオの駐車場へ車を置かせてもらって、登山口まで街道をぶらぶらと歩きます。上稲子八幡宮に寄り道して、山登りの安全をお祈りします。この辺りのあちこちで梅の花が咲いていました。

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地蔵堂、というところから登り始めます。5年前かな、に来た時は無かった案内が建てられています。ここのルートを整備されている方々に感謝です。

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大和田という、元は集落があったところです。おそらく今では誰も住んでいないっぽい。山奥にある集落は、どこも過疎化というか限界化が進んでいるなあ、と思います。

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白水山は、延々と植林ばっかりが続きます。イマイチ人気が高まらない理由のひとつは、この植林にもあると思います。とはいえ植林としては、ここはわりと良く手入れがされている方だと思います。

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植林が途切れてガードレールが見えてくると、石神峠へ到着です。急ぐ訳でもないので、ここでも休憩です。峠の周りには、お地蔵様か馬頭観音かな、それに石碑などが幾つも建てられていました。

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石神峠を出て少し登ると、第一展望台に着きます。白水山はあんまり展望が無いので、こういうちょっとの展望でも有難いです。この辺りは今は植林ばっかりですが、炭焼き釜の跡がありますから、ちょっと前までは広葉樹林だったのでしょう。

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倒木が本来のルートを塞いでいます。迂回路にピンクテープを付けて、どこにルートがあるのか分かるようにします。ルートを外れて、あちこちに踏み跡が付くのは、いろいろな意味で好ましくないと思うのです。

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ガレの淵まで登ると、白水山の西側に続く山々が見えます。ベンチもありますし、またここでしばらく休憩です。北西の側には手前に思親山があり、その奥には七面山があります。南西の側には手前に篠井山があり、その奥には安倍川沿いの山々が見えます。

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12時ぐらいに白水山の頂上へと到着しました。標高は811.8mです。かつては植林ばっかりで何も眺望がありませんでしたが、今は富士山が見える様に刈り払われています。頂上からは幾つかの尾根やルートが伸びていますから、下りる時には方角に注意してください。

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頂上でも休憩しましたが、そこから一段下がったところの展望が良いので、こちらでも休憩しています。東側の富士山とか毛無山などが見えます。

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下山をはじめてしばらく行くと、倒木が稜線上のルートを塞いでいました。念のために持ってきたのこぎりの出番がありました。邪魔な枝葉を切り落として、幹は太いから私たちの手に負えませんが、これでしばらくのあいだは何とか通行ができると思います。

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ずっと稜線上にあるルートを下ってくると、ここの鞍部に出ます。直進は出来ない様にロープで止めてあって、ユートリオにはここから東側へ向かう様に示されています。では指示に従って、私たちもユートリオへ向かいます。

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はるか昔に登った時と、途中からルートが変わっていました。たしか昔は人家の軒先みたいなところに下りた気がします。無事に下りてきて、白水山は地元にある静かな里山ですが、これはこれでなかなか楽しかった。

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このあと私たちは佐野川温泉へ寄り道して、解散しています(この時期のユートリオは改修工事中でお休みしていました)。佐野川温泉は、まあ、その、いわゆる愛想は無いんだけど、温泉そのものの質は良いから、個人的には気にいってます。

 

佐野川温泉

山梨県南部町井出3482-1

0556-67-3216

 

 

 

 

以下、今回も感想を四点挙げておきます。

 

 

 


①白水山は植林ばっかりで、眺望も季節感もあんまり無いところです。山登りとしては人気も無く、実際とっても静かです。でもこうやって登ってみると、山としては距離も標高差も場所も悪くないと思います。終わってから、普通ならユートリオで温泉に入ることも含めて。

 

 


②花なんて全く無いだろうと思っていましたが。実はこんなに梅がいっぱい咲いているなんて、思いもしませんでした。

 

 


③お試しで、今回初めて参加された女性がいました。まずまず楽しんでもらえたみたいで、良かった。

 

個人もグループも、それぞれに方向性がありますから。なるべく方向性が合致したところに所属していると、ひとりだけで山登りに行くよりも安全安心で、レベルアップして、何より楽しいだろうと思います。

 

 


④今回の山登りで一番の負担は、猛烈に飛んでいる花粉でした。花粉だけはひどかった。