5/5に、貫ヶ岳へ登りました。

まさひとです。こんにちは。

 

 

 

 

世の中は7/13から7/15まで3連休ですが、梅雨前線が日本の南に停滞しています。こちら静岡県内も雨が続いていて、この時期にしてはけっこう寒いです。山登りに限らず、お出かけするには向いていませんね。そんななかの7/13土曜日ですが私は奥さんとふたりで、3月末に亡くなった私の身内の、初盆の法要と食事会へ行きました。

 

雨はそこまで強く無くて、暑さも日差しもなく、法要と食事会は問題なく終わっています。関係されたかたがたに感謝します。

 

 

 

個人的には今回、法要が終わってから和尚さまと少しだけ話が出来て、それが良かったですね。

 

そうだなあ。ここ10年間でこのお寺は、本堂をはじめ色々と立て替えたり改修されたのですが。本堂の照明はほぼ全てをLEDに切り替えたとか、駐車場からお墓までは車椅子のかたでも行けるように改修したとか、本堂は座布団に正座するのではなく椅子へ切り替えたとか、エアコンが床の下へ見えないところへ設置したとか、などなど。大きな地震に備えて、屋根は従来の重たい和瓦では無く、軽い素材で出来ていながら和瓦みたいに見えるもので葺いてあるそうです。

 

あと、和尚さまとしては、車椅子のかたでも使えるようなトイレを設置したかったとか、ハンデがあるかたでも本堂に上がれるようにも、出来るのならしたかったのだと話されていました。私は建築の業界の末端にいますが、つまり、こういうお寺みたいな伝統の長い業界でさえも、時代は進歩しているのだなと思いました。

 

 

 

 

さて。5/5ですが私は所属会のかたがた6人と一緒に、静岡市清水区にある貫ヶ岳(かんがだけ 897.3m)へ登りました。

 

今年のゴールデンウィークは、私の勤務先も10連休でした。とはいえお茶刈りの手伝いとか他にも用事が色々あり、さらに天候も不安定でした。行きたい気持ちは十分にあるけど、見通しが厳しい感じでした。そんなこんなで山登りは、5/5の日帰りだったら天気も都合も何とかなりそうでした。で。どこへ行こうかと相談して、車とかやり繰りを考えて、今回の貫ヶ岳に登ってから西里温泉に入ろうよ、と計画がまとまりました。

 

それから静岡市清水区に住んでいる山登り仲間に、Kくんがいます。Kくんはあちこちの高いところや有名な山に登っていて、さらにクライミングも沢も雪もやっているのですが。そのKくんが何と、地元の清水区にある山にはほとんど登ったことが無いと言いまして。私は非常にびっくりしました。だから今回は、「Kくんと一緒に清水区で山登りをする」企画の第1回目でもあります。

 

 

 

 

当日のGPS記録はこちらです。

樽〜平治の段〜貫ヶ岳 - 2019年05月05日 [登山・山行記録] - ヤマレコ

 

一緒に登ったK先輩は、もう、ずっと前にブログをアップしています。

静岡の山と渓 平治ノ段

 

 

 

 

では、写真を見ていきましょう。

 

 

 

 

清水区内の樽という集落のいちばん奥ですが、8時過ぎからスタートします。ちょうど新茶の時期だから、車を置くスペースがあるのか心配でしたが、何とかなりそう。

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スタートしてしばらくは樽川の流れに沿って歩きます。そして国土地理院の地図に示された点線とは違う、もうひとつ西側の沢を詰めていきます。このところ雨ばっかりだったので、沢はどこも水の量が多かった。

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ヒュッテ樽に着きました。個人が所有&維持されている山小屋ですが、お願いすれば使えると言う話です。中も綺麗でした。

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新緑が鮮やかです。このあたりはヒルの多い地域だから、いつもなら来るのは寒くなってからですが。春は春で素敵です。

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樽峠には9時半に着きました。樽峠から西側へ登ると高ドッキョーがあり、そちらの方がずっと多くの登山者がきますが。今回の私たちは樽峠から東側にある平治の段へと登ります。

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樽峠から平治の段までの登りは、ほとんどが階段になっています。体力のある人たちはあっという間に登って行きますが、私は焦らずぼちぼち登ります。階段が終わるぐらいですが、ほんの少し、南アルプスが見えました。

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このあたりは、もちろん植林も多いのですが、自然林もそれなりに多くて、だから新緑が鮮やかでした。ミツバツツジがちょっと咲き残っていました。他にはスミレがあちこちでいっぱい咲いていました。

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平治の段へと着きました。たぶん名前の由来は、ここの展望台では無くて、西側の一段下がった広くて平らなところから来ているのではないかな。

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十国展望台を通過します。富士山にかかった雲は、もう待っていてもたぶん外れないと思います。富士山とかの良い写真を撮りたいのなら、8時ぐらいまでが勝負だと思います。

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今回の貫ヶ岳へ向かった人たちはみんな元気ですね。私がいちばんへたばっていました。平治の段から貫ヶ岳までは、確かに稜線歩きなんですが、それなりに登ったり下ったりが連続します。ひとつひとつはともかく、累積ではけっこうこたえます。

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沢登山口からのルートの分岐点を通過します。こっちのルートも行ってみたいですが、傾斜がきつそうですね。

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12時ちょっと前ですが、貫ヶ岳の頂上へ到着しました。貫ヶ岳の先にもルートはまだ伸びていまして、どこへつながっているのかと思います。みなさま元気です。私がいちばん疲れていたかな。

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時間も時間ですし、距離も長いので、ほどほどに帰るとしましょう。貫ヶ岳は5年ぐらい前にも来ていますが、季節も違いますし、印象は新鮮でした。登ったことがある山でも、5年ぐらい間をあけて別の季節に登ってみるのも、それはそれで良いものだなと思います。

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平治の段を13時半に通過します。確かこの辺りで、私は倒木を1本処理しています。だいだいいつも私は、のこぎりとかピンクテープとか持ち歩いています。樽峠には14時10分ぐらいに到着しました。

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樽峠とか、この辺りへ来るひとたちは、ほとんどが高ドッキョーまでを往復していまして。平治の段とか貫ヶ岳へ向かうひとは、いなくはないけれど、とっても少ないです。平治の段は眺めとか、素敵なんだけど。15時ぐらいに私たちは駐車場へゴールしています。

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終わってから私たちは、やませみの湯に寄って解散しました。

(公式)静岡市営天然温泉やませみの湯 - (公式)静岡市営天然温泉 やませみの湯

 

 

 

 

今回も感想を4点挙げておきます。

 

 

 

 

①何とかやり繰りして、山登りが出来て良かったです。確かに世の中で今年のゴールデンウィークは、10連休なのですが。山登りをやるには、特に天気がどうにも向いていなかった。

 

結局は5/5の日帰りで山登りを1回やっただけですが。とはいえ全く山登りをやらないままで終わるかも、と思っていましたからね。

 

 

 

②何となくこの貫ヶ岳は、植林ばっかりだったような気がしていましたが。今回こうやって登ってみたら自然林も大きくて、だから新緑が鮮やかでした。

 

 

 

③写真を撮っている私のiphone7ですが、どうやらカメラのレンズに何かあったらしく、写真の右側が白くなってしまいまして。その点は残念です。

 

 

 

④あと。もう、ヒルが出てきました。私や他のひとの靴や服に着いてきました。きもちわるーい。