政治の結果の責任は、政治の側にもあるけれど、有権者の側にもある。 

まさひとです。こんにちは。

 

 

 

このたび10月22日に、第48回衆議院議員総選挙が行われました。これについて、色々な人が色々な意見や感想とか分析を述べていますが。先ずは日本文学の中心にいるひとり島田雅彦が投票日前の10月20日に述べて、爆発し大炎上した呟きを、置いておきます。

 

 

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あまりにも薄っぺらくて、言葉や表現を扱う文学の中心にいるひとりとは思えない知識と認識の程度ですが。最近の島田雅彦は、例えば北朝鮮による弾道ミサイルの発射やJアラートについても、似たような呟きを繰り返していますから。おそらくは率直に思ったままを述べているのでしょう。

 

とはいえ、選挙という仕組みが理解できないひともいるのだろうと思いますし。自分が投票してもしなくても、結果に違いは無いと思うひとも多いでしょう。そもそも40代ぐらいまでは、とにかく毎日やらなくちゃいけない事が多すぎて、選挙に行くのはなかなかハードルが高いのかなとも思います。

 

 

 

だから、結果として選挙に行かなかったり。また、行ったとしても選びようが無くて白票や無効票を投じたりしても、それら自体は別に違法ではないし罪でもありません。どうしても行けない場合も、一定の割合で生じているのでしょう。

 

しかし。「結果として棄権したり、白表や無効票を投じたことそのものは仕方ないとしても、それを誇らしげに言ったり、何だかまるで正しいことをしたかのように言うのはとてもおかしい」です。(念のために付け加えますが、棄権する様に呼び掛けるなんていう島田雅彦は、全く論外です。)

 

 

 

選挙で棄権したり白票や無効票を投じることは、「今後の政治がいかなる結果になったとしても私は構わないので、投票するひとたちの判断に私は全てを任せますから、白紙の委任状を渡しますね」という意味に、結局のところなります。選挙とは、そういうものです。

 

現状において、東京都の都政は激しく混乱して停滞していて、オリンピックに間に合うのかどうか懸念されている訳ですが。混乱と停滞を招いた責任は、小池知事や都民ファーストの会を中心とした政治の側に大きくあるのはもちろんだとしても、ではでは有権者の側に政治の結果の責任が全くないのかと言われたら、違うでしょうと思います。だって、そもそも東京都の有権者によって選ばれたから、小池知事と都民ファーストの会は現在の地位に就いているのだから。

 

 

 

政治が混乱したり停滞した結果の責任は、もちろん政治の側に大きくあるけれど。でも、そもそもそういう人や政党を選んでしまった有権者にも、結果の責任はあります。

 

だから、「それで本当に良いのですか?あとあと文句を言ったりしませんか?結果の責任は有権者が全員で負うもので、投票したのかどうかは関係ありませんが、それでも委任する覚悟がありますか?」と私は思います。

 

 

 

鳩山由紀夫は、ああいうひとでしたが。それでも日本の有権者は、自分たちの意思で、鳩山由紀夫を総理大臣に選び、民主党を選びました。そして時代は流れて、ひとも政党も移り変わり、今があります。

 

今回の結果を、リンクだけ貼っておきます。 

第48回衆議院議員総選挙 - Wikipedia

 

 

 

ここからは、私の注目したtweetを貼っておきます。順番に意味はありません。

 

 

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最後に、何か自分の考えを書こうと思いましたが。以下のふたつの呟きが良いと思いましたので、代わりにこれを貼って終わりにします。

 

 

 

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10/8に、井川をドライブして回りました。

まさひとです。こんにちは。

 

 

 

9/16~18の3連休で私は先輩たちと、北アルプスの燕岳へ登る計画でした。でも台風18号がまさかのコースに進んだため、残念ながら中止されています。

 

今年の山登りは雨が多くて、仕方ないけれど計画を中止してばかりいます。更に言えば勤務先では、この先は土曜日をひょっとすると全て営業するのかも知れないし。家族親戚の用事とか、住んでいる地域の用事とか、色々な用事に追われてばっかりで、何だか年々と山登りから離れている気がします。

 

いまこれを書いている10/21にも、また台風21号が日本直撃コースです。ううむ。とにかく被害の少ないことを願うばかりです。

  

 

 

さて、10/7~9も3連休でした。その真ん中の10/8日曜日に私は奥さんと、奥さんのご両親の4人で、静岡市内のずっと北側にある井川から畑薙第一ダムまでをドライブして回りました。

 

ずっと前から、このあたりをドライブして回りたいって提案していましたが。なかなかチャンスが無くて、ずっと後回しにされてきた訳です。もちろん遠いから、運転も段取りも楽ではないけれど。今回ちょっと頑張って出掛けてきて、みんな楽しんでもらえたようで、良かったし、ホッとしています。

 

何よりも天気が良くて助かりました。紅葉はナナカマドかな?がちょっとだけ始まりかけていましたが、例年だと見ごろは11月の前半だそうです。いわゆる観光のハイシーズンではまだないけれど、それなりに多くの観光客が来ていました。  

 

 

 

では、写真を見ながら当日の様子などを書いていきましょう。

 

 

 

朝6時に私の自宅を集合&出発しています。途中で何回か休憩しながら、富士見峠まで行きます。富士見峠では朝市をやっている時もありますが、10/8はやっていませんでした。富士見峠の稜線上に、こんな大きな記念碑があるなんて、今まで気が付きませんでした。

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富士見峠から少し井川側へ下ると、ラーメンと定食の「じんきち」があります。何度か寄った時には、たまたまなのかな、休みばっかりでしたが。今も営業は続いているようで、うむ、これはまたいつか寄り道しなくっちゃ。

https://tabelog.com/shizuoka/A2201/A220101/22019630/

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富士見峠の北側には、県民の森がありますが。当日県民の森は工事中で、立ち入り禁止になっていました。

ホーム of kenmori

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富士見峠から大井川側へ下って、井川ダムへ到着が9時でした。井川ダムの歴史や構造を紹介したいけれど、さすがに私の手に余るので、リンクだけ貼っておきます。

井川ダム[静岡県] - ダム便覧

井川ダム - Wikipedia

 

 

 

井川ダムの上から。

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井川ダムの脇には、中部電力の展示館があります。こちらは裏側。表側の駐車場からだと、けっこう階段を上り下りする必要があります。見学も駐車場も無料ですし、内容も充実しています。オススメです。

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展示館の正面側からダム湖を見ると、こんな感じです。でっかいです。

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展示館の正面側からダムの下流側にある発電と送電の設備を見ると、こんな感じです。

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ちょっとだけ、紅葉が始まっていました。

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もう一枚。

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展示館から僅かに歩くと、井川駅があります。かつて私は電車で、ここまで来たこともあります。まだ朝が早いので、駅員さんもお客さんも誰もいませんでした。待合室も鍵がかかっていました。

大井川鐵道井川線 - Wikipedia

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井川駅で、もう一枚。駅の階段の下では、お土産とかおでんなどを売っているお店があります。当日はまだ準備中でした。

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井川ダムと駅を終わりまして、ここからさらに奥へと、畑薙第一ダムまで移動していきます。

畑薙第一ダム[静岡県] - ダム便覧

畑薙第一ダム - Wikipedia

 

 

 

畑薙第一ダムには、11時ごろに到着でした。もう何回目か分かりませんが、またこんなに遠くまで来てしまいました。ここだってまだ静岡市葵区ですが、静岡駅からは畑薙第一ダムまで行くよりも都内へ行く方が楽なんじゃないかなあ。

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まずまず良い天気に恵まれて、とてもラッキーです。みんな喜んでいたし。

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バイクでツーリングに来ている人達もいました。3連休ですから南アルプスへ山登りに来ている人達の車も、専用駐車場とかにけっこうたくさん停まっていました。

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空は青くて、雲が白く、山は緑です。夏だとどうしても空気に含まれる湿気が多いから、もっとずっとぼやけたふうに見えます。秋になると湿気が減るから、こういうふうに遠くまでくっきりと見えて色もはっきりします。

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もう一枚。ダムとしては、なかなかに大きい。

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一般車両通行止めのゲートと、ゲートに隣接する静岡市山岳連盟の指導センターです。かつて私はこの指導センターへ前夜泊してから、南アルプスの茶臼岳へ登りました。たまたまいたかたに、ちょっとお話を伺うことが出来ました。

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お昼になりましたから白樺荘へと戻って、お昼ご飯を食べましょう。温泉も入ります。

南アルプス赤石温泉「白樺荘」|しずおか観光情報 駿府静岡市 最高の体験と感動を

 

 

 

白樺荘という名前だから、たぶん白樺を植えてあるのだろうと思います。

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食堂だけでも利用可能です。メニューは一般的な食事もあるし、お酒やつまみもあります。値段と場所と状況を考えれば、問題なくおいしいレベルだと私は思います。

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あとは交代しながら運転して、自宅に16時半ごろ到着&解散しています。

 

 

 

以下は、今回のドライブの感想です。

 

 

 

今回のドライブで私たちは、井川や畑薙のダムを見て回った訳ですが。実際に見て回る前に、もうちょっとダムの構造とか発電送電の仕組み、そして治水利水の歴史などを知っておく方が、より楽しめたんじゃないかと思います。

 

というわけで毎回ですが、ダムマニアさんのリンクを貼っておきます。

ダムマニア - DAM MANIA

 

 

 

ダムマニアさんも言っていますが。「蛇口をひねれば水が出る」ことは、いま私たちの生活では何となく当たり前のように感じてしまいがちですが、これは決して当たり前ではありません。水を貯めておき、水を送るための施設を作らなくてはいけません。さらには定期的に施設を点検して修理して、維持管理し続けてその結果として出来ることなのです。

 

私たちの目にはちょっと触れにくいところにありますし、何だかまるで必要なだけ使えることが当たり前のような気持ちになってしまいますが。決して当たり前ではありません。水道に限らず、電気でもゴミ処理でも何でも同じです。必要な施設を作って、施設を維持管理し続けて、その結果としていまの私たちの生活している社会を支えている様々な基盤は、基盤として機能しています。

 

 

 

いま私たちの生活している社会を支えている基盤って、水道や電気に限らず、電話や郵便とかゴミ処理に防疫とか色々あります。これらはインフラストラクチャーとも呼ばれますが、本質は建築されたものだけではありませんから。もっと広い意味を指す言葉は何があるのかと思いますが、ちょっと思いつかなくて、こういう表現をしています。

 

こういう水道や電気とか電話に郵便とかゴミ処理に防疫などなど、いま私たちが生活している社会を支えている様々な基盤には、せめて最低限の知識と理解と、更に言えば敬意があるほうが良いんじゃないかな、と思います。

 

 

 

もちろん世の中には、色々な考え方のひとがいますから。電気に反対しても、水道に反対しても、ゴミ処理に反対しても、防疫に反対しても、それ自体は自由なのかなと思うけれど。

 

世の中全体があまりにも知識や理解を失ってしまえば、いまの私たちが生活している社会を支えている様々な基盤は、基盤としてきちんと機能し続けることがどうしても難しくなってくるだろう、と私は懸念しているのです。

 

 

 

繰り返しになりますが、大事なことですから。いま私たちが生活している社会を支えている様々な基盤には、せめて最低限の知識と理解と、更に言えば敬意があるほうが良いんじゃないかな、と思います。