1/4に、蓮華寺池公園から清水山へ登りました。

まさひとです。こんにちは。

 

 

 

 

新年は、1/4までお休みでした。1/5に出勤しましたが、ご挨拶ぐらいで、いわゆる仕事らしい仕事は無いまま終わりました。1/6はひょっとしたら営業するかも、と思っていましたが、結局は休みになりました。1/7も1/8も暦通りにお休みでした。

 

2018年は、最低でも10回は、出来れば15回は山登りに行きたいですし。静岡県が中心になるのは、まあ、仕方ないとしても、欲を言えば派手なところにも行きたいです。つまり燕岳や焼岳とか、唐松岳常念岳とか、蝶ヶ岳浅間山など。

 

そしてまた、静岡県の内外のあちこちにも行ってみたいですし。静岡県の内外の歴史も科学も政治も経済も美術もスポーツも、もっと知りたいです。まあ、状況が許す範囲で、ですが。

 

 

 

 

さて。1/4ですが私はひとりで、藤枝市内にある蓮華寺(れんげじ)池公園から清水山(きよみずやま 標高はどうだろう230mぐらいかなあ)へ登りました。ルートは良く整備されています。地元の里山で標高は低いけれど、眺めはけっこういいところです。

 

当日のGPS記録はこちらです。

蓮華寺(れんげじ)池公園から清水山(きよみずやま) - 2018年01月04日 [登山・山行記録] - ヤマレコ

 

蓮華寺池公園のウィキだけ貼っておきます。

蓮華寺池公園 - Wikipedia

 

 

 

 

では、写真を見て行きましょう。

 

 

 

 

藤枝市郷土博物館・文学館の駐車場へ車を停めてスタートします。開いていれば寄るつもりでしたが、まだ1/4は閉館中だったみたい。保存されている軽便鉄道に興味があります。リンクだけ貼っておきます。

静岡鉄道駿遠線 - Wikipedia

f:id:masahito0989:20180104082202j:plain

 

 

公園の池の周りを、家族連れや犬と散歩している方々が多いです。さすがに花はまだちょっと早かったみたい。幾つもルートがありますが、今回は尾根の先端から登っていきます。

f:id:masahito0989:20180104082627j:plain

 

 

ちょっと登ると、若王子古墳群に到着です。この日は富士山が見えてラッキーでした。

f:id:masahito0989:20180104090505j:plain

 

 

古墳群を過ぎるとしばらくは山道になりますが、途中で何回か眺望が良い場所もあります。手前の水面が蓮華寺池公園です。地元の里山だからこそ、見える風景ですね。

f:id:masahito0989:20180104092018j:plain

 

 

竹林や杉の植林とか、茶畑のなかをルートは進んでいきます。

f:id:masahito0989:20180104092115j:plain

 

 

静岡で山登りをしていると、どこでも茶畑に出くわします。

f:id:masahito0989:20180104092715j:plain

 

 

それほど急な坂はほとんど無いです。ぼちぼち登る、くらいです。

f:id:masahito0989:20180104093815j:plain

 

 

あちらに見えるタンクの先が、だいたい頂上です。

f:id:masahito0989:20180104094256j:plain

 

 

ちょっと下ってから、ここだけは急な坂を登ります。登っていくと、舗装された道路へ出ます。

f:id:masahito0989:20180104094628j:plain

 

 

元々の山道は藪が濃かったので諦めて、舗装された道路をそのまま進みました。だいたい頂上の辺りです。特に用事がある訳でもないから、写真をいっぱい撮ってあちこちメールして、休憩です。良い眺め。昼寝をしたくなる感じです。

f:id:masahito0989:20180104101843j:plain

 

 

遠くからも目印になっているタンクを通過です。北側の眺めも良くて、南アルプスがちょっぴり見えました。軽トラックが停まっているから、1/4でももう農作業はスタートしているみたい。

f:id:masahito0989:20180104101900j:plain

 

 

タンクの少し先の、この写真のあたりがおそらく厳密な意味での頂上ではないかなあ。一番高い気がしますが、特に何も表記はありません。

f:id:masahito0989:20180104102315j:plain

 

 

あとはずっと、舗装された道路を下っていきます。

f:id:masahito0989:20180104103023j:plain

  

 

清水寺まで下りてきました。初詣での人たちで賑わっていました。私もお参りします。

f:id:masahito0989:20180104104834j:plain

 

 

舗装された道路ばっかりでは詰まらないので、平安の道を下りました。平安の道を出ると、藤枝総合運動公園です。幾つも施設がありますが、写真はサッカー場です。サッカー場の中を、少し見学というかうろうろさせてもらいましたが、藤枝市とサッカーの関わりが展示してありました。

f:id:masahito0989:20180104112254j:plain

 

 

市街地に出てから、あとは街道をぶらぶらと歩いて藤枝宿を通り抜けて、蓮華寺池公園の駐車場へと戻りました。

f:id:masahito0989:20180104120546j:plain

 

 

 

 

以下は感想です。

 

 

 

 

今回のスタート&ゴールの公園にある蓮華寺の池ですが、自然にできた池では無く、人工的に作られた灌漑用の溜め池です。溜め池は川に遠い場所や、川の水の量が少ない場所でも何とか生活や農業を維持するために、地面を掘ったり川をせき止めたりして作られました。

 

今でこそ水道が整備されているから、みんな平野に住んでいるけれど。そもそもこの国で、水の確保は大問題でした。水のあるところじゃないと、ひとは安定的に住めなかった訳です。で、水の確保を最優先するなら。山に近いところで、沢に水が涸れないところがベストになる訳です。

 

 

 

例えば、ですが。静岡市から藤枝市そして島田市にかけて、地名を挙げてみますと。蜂ヶ谷、梅ヶ谷、田ヶ谷、西ヶ谷、宇津ノ谷、谷稲葉、阿知ヶ谷、向谷、、、、というぐあいに「谷」の付く地名が連続します。これは何故かと言えば、その場所にはそれぞれの名前のもとになった谷があり、だから谷に流れている沢で水が確保できて、結果としてひとが安定的に住めるところだったためです。

 

幾つかのリンクを貼っておきます。 

ため池 - Wikipedia

用水路 - Wikipedia

灌漑 - Wikipedia

 

 

 

よく、昔のひとはこんな山奥で生活してきたものだって感心される訳ですが。実際には水が安定的に確保できるところだったら、山奥でも生活が出来るし。平野でも水が安定的に確保できなければ、どうにも生活は難しいです。

 

今だったら燃料と動力がありますから、工事して堤防とダムを作って、水道を引いてしまいますが。けれどそんなものが無い時代は、平野で何とか水を確保しようとしたら、ひたすら溜めておくしかなかったのだろう、と思います。

 

 

 

里の山々と、そこで暮らしてきたひとたちの生活にも、もっと詳しく知りたいなあ。

 

今は、もう、蓮華寺池の水で何かをすることは無いけれど。 

12/10に、蛾ヶ岳(ひるがだけ 1279m)へ登りました。

まさひとです。こんにちは。

 

 

 

 

あけましておめでとうございます。2018年が良い一年になるよう、私も願っています。

 

個人的に2018年は、山登りにせめて10回以上は行きたいですし。もちろん今住んでいる静岡県が、どうしても中心になるけれど。それはそれとして、チャンスがあれば派手な山にも登ってみたいです。燕岳や焼岳とか、浅間山唐松岳など。あんまりお金や時間がかかる山登りは、正直、なかなか縁がありませんが。前夜泊プラス1泊2日ぐらいまでなら何とかなる、かも。

 

このブログだって、せめて15回以上は更新したいですが。まあ、どうでしょうか、無理しない範囲でぼちぼち続けていきます。

 

 

 

 

さて。2017年の12/10ですが、私は所属会の先輩たち4人と一緒に、山梨県市川三郷町にある蛾ヶ岳(ひるがだけ 1279m)へ登りました。当日は女性陣が、住んでいるところの一斉清掃がありまして、この一斉清掃を終えてから出発します。だから10時半とか11時ぐらいから山登りをスタートしても、安全に登って下ってくることが出来るところ、という条件からここに決めました。

 

四尾連湖の水明荘の駐車場から往復しています。直前に電話して相談しています。

http://www17.plala.or.jp/suimeisoushibire/

 

一緒に登った先輩は、もうずっと前にブログをアップしています。

静岡の山と渓 蛭ケ岳(ひるがたけ・山梨県)

 

当日のGPS記録はこちらです。

四尾連湖(しびれこ)から蛾ヶ岳(ひるがだけ)へ - 2017年12月10日 [登山・山行記録] - ヤマレコ

 

 

 

 

では、写真を見ていきましょう。

 

 

 

 

何だかんだで、四尾連湖にある水明荘の駐車場には11時ごろの到着&スタートでした。素敵な森の中を歩きます。

f:id:masahito0989:20171210112203j:plain

 

 

南アルプスなどがチラチラ見えます。下は落ち葉でふかふかです。

f:id:masahito0989:20171210115350j:plain

 

 

寒いというほどでもなくて、虫もいません。空気が澄んでいるから遠くまで景色がくっきりと見えます。なかなか快適です。

f:id:masahito0989:20171210122629j:plain

 

 

西肩峠を過ぎると急な登りになります。あと少しで頂上です。

f:id:masahito0989:20171210130120j:plain

 

 

13時に頂上へ着きました。富士山が迎えてくれました。眺めが良いところです。

f:id:masahito0989:20171210130205j:plain

 

 

12/10の頂上はけっこう混んでいました。山登りの人たちもいましたが、家族連れのかたがたもいっぱい来ていました。

f:id:masahito0989:20171210130219j:plain

 

 

甲府盆地を挟んで、右の奥側には秩父の山々が、左の奥側には八ヶ岳が見えます。

f:id:masahito0989:20171210130258j:plain

 

 

こちらは南アルプスの、写真右側が鳳凰三山地蔵岳観音岳薬師岳)です。左側は北岳など。

f:id:masahito0989:20171210130335j:plain

 

 

とっても素敵です。いつまで見ていても飽きない。 

f:id:masahito0989:20171210133325j:plain

 

 

ここは眺望も良いですが、森も綺麗でした。次は新緑の時期に来てみたいです。 

f:id:masahito0989:20171210133456j:plain

  

 

最後に周りの方々へお願いしてちょっと避けてもらって、蛾ヶ岳の標識を撮らせてもらいました。

f:id:masahito0989:20171210134008j:plain

  

 

名残は尽きませんが、時間も時間ですからぼちぼち下ります。四尾連湖が光っています。

f:id:masahito0989:20171210145440j:plain

 

 

終わってから私たちは、つむぎの湯へ寄り道して解散しています。

つむぎの湯−山梨県市川三郷町−

 

 

 

 

以下は、感想です。

 

 

 

 

いまでも世の中には、何とかやり繰りしていこうと思っても、色々な面でハードルがあります。

 

体力の面でも、時間の面でも、お金の面でも、技能や道具の面でも、そして法律や制度の面でも、です。何とかやり繰りしていこうと思っても、まだ、この世の中には色々な面でハードルがあちこちにあります。

 

 

 

そして世の中では、「昔はもっとハードルが高かったし、だから昔はずっと大変だったけれど、みんなそういう中を生きて来たんだから、いまのハードルぐらいで大変だと言うなんて甘えている、たるんでいる、努力が足りない」と感じていて、実際にそう主張する人たちもいます。特に年齢が高くて、しかも偉い人たちが、です。

 

確かに年齢が高くて偉いかたがたからすると、今の若い人たちが色々なハードルを高くってやり繰りが大変だと聞かされたら、やっぱり言い返したくなるのだろうと思います。例えば50年前の生活環境と比べると現代は、洗濯機もクーラーも掃除機も冷蔵庫もあります。コンビニだってあるし、出来あがっている食べ物だっていっぱいあります。車だって高速道路だって、50年前とは比べ物になりません。

 

 

 

だから、「いまのハードルぐらいで大変だと言うなんて甘えている、たるんでいる、努力が足りない」感じてしまう事そのものは、ごく自然なのだろうと思います。 

 

でも、だからといって。年齢が高くて、しかも偉い人たちが感じたままにそういう主張をされると、何だかなあと思います。そんなことを幾ら言ったとして、では、誰かを幸せにしているのだろうか、とも思います。

  

 

 

さて、話を戻します。今回の私たちは、女性陣が住んでいるところの一斉清掃を終えてからの山登りでした。

 

こういった地域の用事に限らず、仕事でも家族親戚でも何でも、どうしても参加しなくちゃいけない用事とか、やらなくちゃいけないことは、誰にだって時々あります。他の用事があり、どうしても時間が限られているひとは、決して甘えているとか怠けている訳でもないし、軽く考えている訳でもありません。

 

だったら、事情を抱えていて時間が限られているのなら、そんな限られた時間だけでも、何とかそれなりの山登りが出来るように、調べて考えて相談して計画する方がまだずっと良いんじゃないか、と私は思っています。努力するのならなるべく、幸せにする方向というか建設的な方向でやらなくちゃね。

 

 

 

もちろん私だって何でも出来る訳じゃないです。うまくいかない場合だって、そりゃあ、あります。とはいえ山登りは、現状の私だと1年間にどれだけ頑張っても15回が限度です。そのうち、いつも一緒に行っているひとが、他の用事が重なっていて時間が限られてしまう場合なんて、どうだろう、多くても1年間に3回ぐらいじゃないかと思います。だったら、そのぐらいなら何とかなる、何とかできるから。 

 

過去には、他の用事と重なっていて時間が限られているひとに、すまないけれど休んでもらって、他の人たちだけで山登りをしたこともあります。確かに山登りは一般論として、なるべく朝早くスタートするほうが安全であって、スタートする時間が遅くなるほど危険があります。

 

でも。10時半に山登りをスタートして、15時半までにゴール出来るのなら、まだ、危険というほどではないです。このぐらいの時間だったら、何とかなるし、何とかできるから。もちろんやり繰りは決して楽じゃありませんが、しかし諦めるのではなく、それでも山登りに一緒に行きましょうよ、と今の私は思います。

 

 

 

大事なことだから、最後に繰り返しておきます。 

 

事情を抱えていて時間が限られているのなら、そんな限られた時間だけでも、何とかそれなりの山登りが出来るように、調べて考えて相談して計画する方がまだずっと良いんじゃないか、と私は思っています。

 

そしてまた、「いまのハードルぐらいで大変だと言うなんて甘えている、たるんでいる、努力が足りない」、とうるさく言うひとは、果たして誰かを幸せにしているのだろうか、とも思います。