まさひとです。こんにちは。
2019年の10/13に私は奥さん側のかたがたと、静岡市内にある日影沢金山を歩こうと計画してました。しかし10/12に台風19号「ハギビス」が静岡県へ上陸したため、やむなく中止しています。
また、このブログにあげていませんが、2019年の10/27に私は所属会のかたがたと、静岡市内で行われたみどりの道のパトロールに参加しました。また、2019年の11/10には藤枝市内にある蓮華寺池公園から、清水山まで登っています。
ヤマレコには、それぞれのGPS記録が載っています。リンクだけ貼っておきます。
みどりの道のパトロール(俵峰〜大滝) - 2019年10月27日 [登山・山行記録] - ヤマレコ
蓮華寺池公園から清水山を往復 - 2019年11月10日 [登山・山行記録] - ヤマレコ
目次
①概要
②写真など
③感想
①概要
さて。12/15に私は所属会のかたがた4人と、伊東市内にある宇佐美駅から巣雲山(すくもやま 580.5m)をぐるっと歩いて回りました。12月は用事が多くて、だからなかなか余裕が無いけれど。やっぱりどこかへ山登りに行きたくて。相談してみたら、この12/15だったら都合のつくかたがたが4人いました。
だいたいいつも一緒に登っている大先輩がふたりいるのですが、今回は結局ふたりとも欠席です。だから大先輩のふたりが欠席でも、私たちだけでも安全に問題なく登って下りてくることができるところを選びました。
ここ巣雲山は、存在こそ以前より知っていましたが。舗装された道路歩きが長いこともあり、ずっと後回しになっていたところです。今回だったらちょうどいいと考えました。
欲を言えば、下りたあと宇佐美駅の近くで温泉に入りたかったな。かつては宇佐美ヘルスセンターという温泉の施設が駅の近くにあったのですが、もう今では廃業してしまったそうです。熱海駅まで出れば温泉はありますが。結局私たちは温泉には入らないで、来宮神社にお参りして解散しています。
当日のGPS記録はこちらです。
宇佐美駅から巣雲山を周回 - 2019年12月15日 [登山・山行記録] - ヤマレコ
②写真など
では、当日の写真などを見ていきましょう。
JR伊東線の宇佐美駅からスタートです。私たちは8:14に到着しました。乗り降りするのは初めてですが、無人駅でした。
今回は阿原田尾根を登って、峰尾根を下ろうと計画しています。
本日は、6割ぐらいが舗装されている道路を歩きます。静岡県はみかんの栽培が盛んだから、どこへ行ってもみかん畑がある。逆にこっちはお茶畑が見当たりませんが、お茶の栽培がされていないのかな?
駅から1時間ぐらい歩いて、ようやく舗装された道が終わりました。とはいえこの先も舗装されていないだけで、大丸山の頂上近くまでずっと林道を歩きます。
「どっこい処」に着きました。宇佐美の市街地とか海など東側の眺めがいいです。ここで私たちは、非常に印象深いおじさまと会いまして、たくさんの地元の話を聞かせてもらってます。
おじさまの話だと、ここ大丸山は台風の被害でひどい倒木や土砂崩れに遭ったそうで。やっと、ようやく、ここまで復興したのだとか。もともとの登山道も、何もかもみんななくなってしまったそうです。
大きな災害から復興するためには、どうしても頂上まで伸びる道路が必要で、そのために作られた林道を今私たちは登ってきたそうです。おじさまの言われた、大きな被害を出した台風とは、おそらく2004年の10/9に伊豆半島を直撃した台風22号のことではないかな。
富士山の展望台まで来ました。今でも植林など作業されているかたが軽トラックでここまで来ていて、おじさまと話し込んでいました。ここから林道を離れて、私たちは頂上に向かいます。おじさま、ありがとうございます!
大丸山の頂上を経て、私たちは巣雲山へ向かいます。伊豆スカイラインのすぐ横だから、車やオートバイが大きい音をたてています。
巣雲山の頂上へ着きました。眺めが素晴らしいです。とはいえ刈り払われているから、風がすっごい強いです。
ぐるっと一周見渡すことが出来るのですが、やっぱり富士山と南アルプスと、駿河湾に沼津アルプスっていうこの方角が良いかなと。
頂上では、1時間ぐらいダラダラしました。伊豆スカイラインの巣雲山登山口まで行けば、合格レベルのトイレもあります。では、ほどほどに下っていきましょう。
紅葉が綺麗でした。ルートの近くには滝があり、沢の合流もありました。生き仏の墓など見どころもありました。この写真の下側からは舗装された道になります。
途中には別荘が立ち並んでいましたが、使われている別荘ばっかりでもないなあと思いました。何かの記念碑もありましたが、何て書いてあるのか分からなかった。
下りてきたところにある立派なお寺とかにも寄り道して、それでも14時半ぐらいには宇佐美駅まで戻っています。
③感想
今回も感想を4点挙げておきます。
第一に。実際に登ってみたところ、色々な意味で、素晴らしいところでした。もちろん巣雲山の頂上から見た景色は素晴らしいし。距離や標高差も、駅からスタートしてゴールするのにちょうどよかった。
GPSの記録では、距離が12キロほどで、累積の標高が600メートルほどです。
第二に。ここは、もちろん地元の静岡県民にも山登りに向いてますが。さらに言うなら、むしろ首都圏から山登りに出てくるところとして向いている、と思います。
電車の駅から山登りをスタートして、また駅へ下りてくるから、車が無くても問題ないし。熱海駅の周りには温泉も飲食店も土産物屋さんもいっぱいあるし。首都圏から出かけるのなら、遠すぎず、近すぎない。9時前に山登りをスタートして、普通にいけば15時前にゴールできる。
第三に。とはいえ、どうしても舗装されているところが長いので、そういう準備があった方が良いかなと思います。いわゆる山を歩く装備だと、けっこう疲れます。
最後に、ごく個人的なことを言いますが。ここで私たちは、非常に印象深いおじさまと会いました。台風の被害とか、それから行われた復興の話とか、この先の整備とか。三原山の噴火活動とか。地元で長く携わっているひとの話でした。
とっても感謝しています。ありがとうございました!