甘利山から千頭星山へ登りました。

まさひとです。こんにちは。

 

 

 

 

11/22ですが、私の勤務先では長いこと勤めてきた女性のOさんの送別会がレストランで行われました。まる29年間、30年に僅かに欠ける年月を勤めてきたそうです。多くのひとが集まり、私も参加しました。

 

豪華で大きな花束がありました。寄せ書きと、記念品がありました。いろいろなご挨拶があり、参加者みんなで記念撮影がありました。ありきたりな表現になりますが、Oさんの人柄というか人徳を感じます。

 

思い出は数多いのですが。そうだなあ。私は得意ではない方面で、どうしても何かを考えたり決めたりする際には、例えばこのOさんだったら何を考えて決めるのかな、たぶんこういう方向にするだろうから、私もそういう方向で行こう、って考えたりします。特に家族親戚のこととか、住んでいるところの行事とか、人付き合い全般とか、そういう方向でしょうか。

 

Oさん、長い間お疲れ様でした。とてもとても感謝しています。これからも健康に気を付けてください。ありがとうございます。

 

 

 

 

目次

①概要

②写真など

③感想

 

 

 

 

「概要」

さて。9/15に私は所属会の先輩たち5人と一緒に、山梨県内にある甘利山~千頭星山(せんとうぼしやま 2138.5m)へ登りました。今年の9月は、連休がありますから。どこかで何とかスケジュールをやりくりして、せめて日帰りでも構わないから1度は山登りに行こう、とずっと前から思っていました。

 

で。先輩たちと相談して、今回の甘利山~千頭星山という計画がまとまりました。それなりに標高が高くて、この時期に行ったら涼しいかなと思いましたし。すごく混雑している時期は終わっているかなとも思いました。欲を言えば、終わってから白山温泉と韮崎大村美術館へ寄りたいなとも思いました。

 

 

 

近くなってきたら9/15は降水確率が高めに出て、がっかりしましたが。直前の予報を見ると、山梨県内に雨が降るとしたら9/15の夜からで、また9/16は千葉県など関東の南側がずっと雨の予報でした。だから9/16ではなく、やっぱり9/15に登ろうと決まりました。 

 

当日のGPS記録はこちらです。

甘利山〜千頭星山 - 2019年09月15日 [登山・山行記録] - ヤマレコ

 

 

 

 

「写真など」

では、写真など見ていきましょう。 

 

 

 

甘利山グリーンロッジの駐車場に来てみたら、いつの間にかバイオトイレが設置されていました。予定よりもずいぶん遅れていますが、9時過ぎからスタートしました。

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すぐに甘利山の頂上へ到着です。時刻は10時ぐらいですが、この写真のように次々と雲が湧いてきて、ひどく心配になりました。山梨県内は9/15の夜から翌日にかけて雨の予報です。今回は往復コースだから、天気がダメだったら打ち切って引き返します。

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マルバダケブキがまだ咲き残っていました。花なんてもう咲いていないかと思っていましたが、ちょこちょこっと咲き残っていました。私は2013年の8月にもここへ来ていて、その時はマルバダケブキが花盛りでした。

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スタートした時は雲が多かったけど、だんだんと晴れてきました。晴れてきたら、なんと八ヶ岳が見えました。シルエットがはっきりしないから自信ありませんが、一番高いところは赤岳だと思います。

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急な傾斜を黙々と登っていきます。まあ、決して楽じゃないんですが。景色もきれいだし、そこまで大きな距離や標高差があるわけでもないから。ちょっとずつ進みましょう。登っていくと南側に富士山と、毛無山塊と、御坂などが見えます。

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急なところを登りきると、あとはやや平らなところを進みます。この写真の辺りかな、女性のひとりが足に違和感があると言いまして。しばらくストレッチしながら、ちょっと飲み食いしながら休憩しました。

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女性の、足の違和感も落ち着いてきたみたいだから、とりあえず頂上まで登って、またストレッチしながら休憩しましょう。頂上の手前にある最後の登りが、なかなか大変でした。

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12時過ぎに、やっと、ようやく、千頭星山の頂上に着きました。自分で企画したのですが、思っていたよりも大変でした。頂上の周りでは、ちょっとずつ紅葉が始まっていました。

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ほどほどに下り始めるとします。ここは頂上から一段下がった辺りですが、笹原が伸びやかに続いていて、素敵でした。地元の静岡県の中部で山登りをすると、ひたすら植林ばっかりが延々と続いてうんざりしますから。

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頂上を出発して、あっという間に半分ほど下りてきました。

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心配した女性の足の具合ですが。自力で登って下りることが出来て助かりました。もうちょっと山登りの回数を増やした方がいいのかなあ。

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甘利山まで戻ってきました。心配していましたが、天気は最後まで崩れなくてラッキーでした。

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終わってから私たちは、韮崎大村美術館と白山温泉に寄り道して解散しました。

韮崎大村美術館

武田乃郷 白山温泉 日帰り温泉

 

 

 

 

 「感想」

今回は感想を2点あげておきます。

 

 

 

①毎回ですが、やりくり出来て、山登りが出来て、良かった。なんというか、楽に山登りが出来る時なんて、おそらくもう無くて。この先は抱えている用事とか天気を見ながら、チャンスがあれば山登りに行くのかなと思います。

 

とはいえ、なかなかうまくいかない点もあり、どうしたら良いのかと思います。私が計画をまとめたりするのは構わないとしても、参加されるかたがたには、当日の運転とか、出来る範囲でそれなりにやっていただくのも、良いのかなと思います。

 

 

 

山登りの世界にも、有名なところから無名のところまでありますが。世の中の評価はそれとして、実際に参加するひとの都合をいちばん優先に考えれば良いのではないか、と思います。

 

有名なところも、もちろん行ってみたいことは行ってみたいけど。毎度毎度そういうところに行くなんて現実的じゃないから。お金とか時間とか状況が許す範囲で、何とかやりくりしていこうと思います。

 

 

 

③山登りは計画の中で、いちばん大事なんですが。温泉とか、他にも何かしら見どころがあると、それはそれで楽しいよねって思います。せっかく山梨県や長野県まで来たんだから、山登り以外にもひとつふたつお楽しみがあるのも悪くないな、と今では思います。

 

今回は終わってから、韮崎美術館と白山温泉に寄りました。私は温泉も好きですし、美術館とか博物館も好きですから。

 

もっと言うと。静岡県の中部からやや遠くて、そこまで有名ではない山もあちこちありますが。だったら半分は山登りで、半分は 旅行みたいな計画も良いかなと思います。

 

白駒池~にゅう~中山~高見石(後半の8/12)

まさひとです。こんにちは。

 

10/11~13にかけて日本を縦断した台風19号は、大きな被害をもたらしました。震災から8年が過ぎたのですが、しかし水に浸かった住宅を見ると私は今でもつらい気がします。このたび被災されたかたがたに、心からお見舞い申し上げます。そして不幸にも亡くなられたかたがたへ、心よりご冥福をお祈りいたします。

 

この規模の災害だから、かりに50年前だったら死者・行方不明者は伊勢湾台風なみに5000人を超えたかな、という気もします。もっと言えば関東大震災は10万人でした。対策は進んでいるのかな、という気もしますが。しかし防災には終わりがない、という気もします。

 

 

 

 

目次

①概要

②当日の写真など

③感想

 

 

 

 

「概要」 

さて、前回の続きです。8/11~12に私は所属会の先輩3人と、白駒池~にゅう~中山~高見石と歩いて回りました。後半の8/12ぶんを書いていきます。

 

当日のGPS記録はこちらです。

白駒池〜にゅう〜中山〜高見石 - 2019年08月11日 [登山・山行記録] - ヤマレコ

 

前半の8/11はこちらです。

白駒池~にゅう~中山~高見石(前半の8/11) - まさひとのぶろぐ masahito0989's blog

 

 

 

 

 「写真など」

では、8/12の写真を見ていきましょう。

 

 

 

8/12に白駒荘で頂いた朝ご飯も、こんなに豪華でした。朝の気温は10度で、だから8月でも瞬間的には10度を下回る時があってもおかしくないのだな、と思います。白駒荘の、私たちの泊った新館には雨樋が無くて雪止めの金具も無いのが職業柄、どうしても私は気になりました。

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7時過ぎに白駒荘を出発します。池の周りを歩いて、にゅう、に向かいます。この辺りは木道が整備されています。ありきたりですが、原生林と苔が素晴らしかった。

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白駒湿原に出ました。周りがわずかに高くなっていて、だから水がはけ切らず残ってしまうんだな。

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しばらく、黙々と登ります。このルートは何となく、標高差があんまり無い気がしていましたが。実はそれなりに登って下りるところでした。女性のひとりが、ちょっとペースがあがらなくて。まあ、でも、ここだったら何とかなると思います。

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けっこう登って、にゅう、に着きました。眺めのいいところだと聞いていましたが、素晴らしい。目の前には天狗岳や硫黄岳がすごい迫力です。

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北側を見ています。写真の手前には白駒池があります。写真の真ん中には、茶臼山縞枯山があります。このふたつの奥に、蓼科山が重なって見えます。左側でちょこんと盛り上がっているところが高見石ですね。

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南側を見ています。富士山が見えました。他にも、あのへんが浅間山かなあとか、いっぱい山が見えましたが、どこがどの山なのか、さっぱり自信ないです。

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後ろに天狗岳と硫黄岳が、前には稲子岳です。稲子岳も、クライミングとかバリエーションルートをやっているひとだったら、何とか登ったり下りたりできるものでしょうかね。。。

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にゅう、で打ち切って帰ることも考えましたが。天気はもちこたえそうだし、予定通りに進もうと決めました。分岐点に来ました。予定よりもずいぶん遅れていますが、ここから私たちは中山を経て高見石に向かいます。

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中山まで来ました。女性のひとりが、ややバテ気味です。休みながら行くとしましょう。この前後でM大先輩が、ストックの使い方を講義しています。無理にストックを2本で使うことはないと、岩がちなところはストックよりも手で岩を掴むほうが安全側だと、そんな話でした。

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八ヶ岳はルートが岩がちなんですが、つまり冷えて固まった溶岩の上に、土が僅かだけ覆いかぶさって出来ているところなんだなと。だからこういう登山道とかは、僅かしかない土が除かれてしまって、元々の冷えて固まった溶岩がむき出しになっているところが多いのだな。

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高見石の小屋へ着きました。中学生ぐらいかな、の集団が軽装で登って来ていました。家族連れも多かった。

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小屋の横から高見石にも登りました。お母さんの制止を全く聞く耳を持たずに、勝手にひとりだけで高見石の一番上までどんどん登っていく10歳ぐらいの男の子がいまして。まるでM大先輩だな、と私は見ていて思いました。

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時間があれば丸山にも行こうかなと思いましたが、やや遅れているので今回は高見石までで終わりにしようと決めました。このあと私たちは白駒荘で預けてきた荷物を回収してから、駐車場へ15時にゴールしています。すっごく楽しかったし、いつかまた来ます。

 

終わってから私たちは「縄文の湯」へ寄り道しました。

尖石温泉縄文の湯 - 茅野市ホームページ

 

静岡県へ帰る途中に、身延駅前にある「ゆたか屋」さんで天ぷら蕎麦を食べました。

ゆたかや - 身延/レストラン(その他) [食べログ]

 

 

 

 

「感想」

今回も感想を4点挙げておきます。

 

 

 

①「何とか、やりくりできて良かった。」今年の私は法要をはじめ、抱えている用事が多くて休みの日もバタバタしていまして。夏休みに山登りはもちろん行きたいけれど、燕岳とか北岳とか赤石岳とか聖岳などなど、例年のような頑張って時間をかける山登りはさすがに難しい状況でした。

 

そんななかでも先輩たちと相談して、こういう計画にうまく落とし込めたことが良かったな、と思います。

 

 


②今回の、白駒池~にゅう~中山~高見石というルートは、いわゆる八ヶ岳にあるルートの中だと、あんまり登る人が多くなくて。どちらかといえばマイナーで地味なところだと思います。

 

でも実際に登ってみたら、それなりに距離も標高差もありますし、にゅうの眺めは素晴らしかった。中山も高見石も良かったし、全体の森や苔も素敵でした。

 

 


③今回の泊ってみた白駒荘が、新館は去年秋にできたばっかりでした。まだとても新しくて現代的で、個室がありお風呂もあり、食事が美味しくてお酒も各種そろっていて、素晴らしかった。

 

本格的な山登りをする人たち向けでもありますが、観光客も意識して受け入れていこうとしているのかな、と思いました。ふつうにホテルみたいでした。

 

 


④「霧ヶ峰って、本当に霧ヶ峰なんだな」と思いました。この感想は、文章にするととても長くなるので、改めてブログに1本書こうと思います。