まさひとです。こんにちは。
2/24にロシアがウクライナへ軍事侵攻して、1ヶ月が過ぎました。数日で総崩れするだろうという事前の予想に反して、ウクライナ側は今でも頑強に抵抗を続けています。
この戦争の行方は、誰にも全く予断できませんが。しかし世界中で、エネルギー全体の値段が上がることは間違いないと思われます。また、小麦に限らず食料全般も世界中で値段が上がるでしょう。つまり、不安定な時代になりそうです。
以下は、ちょっと表現が難しいのですが。今回の戦争でも、3/22の電力不足でも、さらに言えば新型感染症とワクチン接種でも、「お気持ちを優先して正しいことを主張してきた」ひとたちが、そういうお気持ちに全く配慮しない現実の出来事が続いたことで、ダメダメになってしまった印象を受けます。
人類の究極の理想として主張するぶんには、別に問題ないと私も思いますが。しかし理想は、あくまでも現実をきちんと理解したうえで主張しようよ、とも思います。今こういう世の中の状況では、軍備の縮小でも原発の廃止でも外国人の参政権でも、申し訳ないけれど真面目に聞く気持ちになれません。
さて、本題です。3/12土曜日に急遽、私は身内のお見舞いと相談で静岡市まで行くことが決まりました。おそらくこの先もしばらく、静岡市まで何度も通うことになると思われます。
このため、3/12土曜日に静岡市内で泊まって、翌3/13日曜日に静岡県中部のどこかで山登りをしてから、愛知県内まで戻ろうと考えました。
静岡県に住んでいたころの、一緒に山登りをしてきた先輩たちとも相談して、今回の宇津ノ谷からロンショウという計画になりました。ここだったら、混雑とは縁が無いでしょうから。
当日のGPS記録はこちらです。
宇津ノ谷峠〜ロンショウ - 2022年03月13日 [登山・山行記録] - ヤマレコ
一緒に登った先輩のブログです。
では、当日の写真を見ていきましょう。
蔦の細道公園の駐車場からスタートして、旧東海道を進みます。いったん舗装された道路に出て、しばらく道なりに進みます。
舗装された道路がヘアピンカーブしているところから、また山の道へと進みます。すぐに旧東海道の宇津ノ谷峠へ出ます。このまま直進すると、静岡市側の宇津ノ谷の集落へ下ります。
峠から私たちは北側へ、ロンショウへと向かいます。しばらく急な登りが続きます。いったん登り切ったところで、ルートからちょっと外れますが、三角点のところでひとやすみしました。
そのあとしばらくは、小さな登り下りを繰り返します。
当日は4人の先輩たちと一緒に登りましたが。みなさまずいぶんと久しぶりに山登りしたようで、たいへん楽しそうでもあり、また負担が大きそうでもありました。
何と、眺望がありました。南から東の方角で、満観峰とか丸子富士とか、あのへんが見えます。ここのずっと下には茶畑が広がっていて、モノラックの終点も見えました。
この写真からすぐに、分岐を通過します。50m下にある林道の終点へ下りるルートだろうと思います。
また分岐で、こっちは谷川峠からずっとトラバースするルートみたいです。このあたりから最後の急な登りが続きます。
やっと、ようやく、ロンショウへ着きました。頂上の印と三角点とベンチもあります。誰もいないだろうと思いましたが、他にも何人か登って来ていました。
下りは、ロンショウから南東側へ延びる尾根を進みます。古い石垣が並んでいるところがありました。何があったところだろう?
この辺りで、作業されているおふたりと出会いました。整備お疲れ様です。ありがとうございます。
林道の終点へと降りてから、あとはずっと林道を下ります。写真中央の分岐は、おそらく7枚目の写真の先の分岐につながっているのでしょう。
宇津ノ谷の集落の外れまで下りてきました。桜や菜の花が綺麗です。
旧東海道の、宇津ノ谷の集落に来ました。
いったん道の駅で休憩してから、今度は蔦の細道を登ります。この辺りは植林で、雰囲気が暗いですね。
蔦の細道の宇津ノ谷峠には、在原業平の歌碑があります。峠を過ぎると日差しもあり、花も咲いていて明るい雰囲気になります。
最後は蔦の細道公園です。明治時代の砂防堰堤があり、歌碑があります。
このあと15時半に蔦の細道公園の駐車場で解散して、それでも愛知県内の自宅へ18時半には帰宅しています。結果的に、とっても楽しかった。こういう状況でもないとロンショウなんて、ずっと登らない山ですし。途中に見どころも多かった。
今回も感想を3点挙げておきます。
①直前に色々と状況が変わって、結局、今回の山登りになりましたが。これはこれで、なかなか楽しかった。こういう状況でもないと、まずロンショウなんてわざわざ登ったりしないところだし。
②静岡県の中部は、山が多いのですが。登山者は幾つかの人気が高いところに集中していて、こういう人気の高くないところには、ほとんど登っていないですね。まあ、いわゆるバリエーションルートは一般にオススメしませんが、それでもいささか勿体ない気もします。
アルプスなどとは違って里山は、標高も低くて眺望もパッとしませんが。途中の見どころも多く、何といっても近いです。
③山登りとは違うのですが。3/12土曜日に泊まった「和風ビジネス旅館福住」さんがとても気に入りました。朝早く出発するために素泊りです。
ここは部屋も風呂もトイレも、新しくて明るくて健康的で。全館禁煙で。21時からあと玄関が閉まるし。部屋に鍵が掛かるし。経営しているご家族が、宿泊客へ挨拶をして話しかけていて。
名前は「和風ビジネス旅館」だけど。福住さんはむしろ、中学生や高校生の女の子たちが、サッカーその他で合宿するのに最適だと思いました。そういう女の子たちが泊まる宿として、とっても安全だってことです。実際に、そういう色紙の寄せ書きがたくさん飾ってあったし。
宿泊客ではないひとは、基本的に中へ入ってこれない宿ですね。いわゆる普通のホテルなどは、ロビーに宿泊ではないひとがいても、ちょっとわかりづらいのです。門限も無いし。
逆にビジネスのひとだと、ここは門限までにたどり着けないひとが出て来るだろうと思います。経営しているご家族と挨拶や会話なんてしたくないひともいるだろうし。