記念誌へ

まさひとです。こんにちは。新年おめでとうございます。

 

2018年も私は多くのかたがたに助けられて支えられて、どうにか過ごしてきました。心から感謝しています。ありがとうございます。そして、また本年もよろしくお願いします。

 

 

 

(この写真は2010年の12/13に、八ヶ岳の硫黄岳で撮りました。所属会の先輩たちと、会の行事の一環として。)

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(このときは道具を先輩たちから全部借りて、私もつれていってもらいました。すごく綺麗で、だから楽しかったけど、こういう雪山は負担も大きいから。山登りをやる以上は雪山をやるのが当然だ、って意見のひともいますけど。私は、まあ、それぞれに決めれば良いんじゃないのか、って思います。だって山登りなんて、所詮は遊びなのだから、別に無理しなくていいんじゃないかって思うの。)

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さて。以下は、私が所属している山登りの会が、創立80周年だから記念誌を出すそうで。その記念誌に私も何か書くよう言われて、先日送ったものです。

 

 

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「私と山登り」

 

 

私は30歳ごろ自分自身の生活や習慣を見直していて、山登りを含む新しい事を幾つか始めてみるとともに、それまで続けていたタバコなどを打ち切っています。そんなわけではじめてみた山登りですが、結果として強烈に染まってしまって、また、たくさんの出会いと気付きがありました。

 

最初のころの山登りはひとりだけだったし、何もかも分からなくて、さすがにこれじゃまずいだろうと考えまして。とりあえず静岡県中部にある山登りのグループのうちで、ブログの記事を一番まめにアップデートしていた静岡踏岳会へ相談したところ、ご縁があって入会して、今に至ります。

 

 

 

残念ながら私は雪や岩とか沢などの、お金や時間がかかる分野には今までもこれからも縁がありません。基本的にごく近くの山々を日帰りで登ってくるだけです。とはいえ、1年間に1度ぐらいは有名なところにも行ってみたいとも思います。

 

有名な山というと、今年2018年には北アルプスの燕岳へ登りました。残念ながら私には燕岳の頂上から見える山々のうちでちゃんと分かったところは、富士山と槍ヶ岳のふたつだけでした。だからもっと詳しくなって、またいつか登ってみたいと思います。赤石岳聖岳北岳も、甲武信ヶ岳金峰山も、硫黄岳や天狗岳蓼科山も、またいつか登ってみたいですね。

 

 

 

基本的に私は、ごく近くにある山々を登っている訳ですが。最近登ったうちで印象深かったところを幾つか挙げてみると、静岡県の西部だったら小笠山や大尾山でしょうか。県の中部だと見月山や二王山とか高根山でしょうか。県の東部だと雪見岳に大平山とか愛鷹山でしょうか。

 

静岡踏岳会の大先輩でKさんとMさんのふたりが、いつも私に一緒に登ってくれまして、感謝しています。最初のころは、ここに挙げたような標高が低くて無名の山へ行きたいなんて提案したら、先輩には失礼かなあと思ったものですが。今では積極的に相談しています。

 

 

 

山登りをはじめたころは、体力も技術も装備も何もかもが足りなかったけれど。こうやって15年ぐらい山登りを続けてきて、私も少しは上達したのかなあと思います。

 

私の山登りの内容は、どちらかというと地味で評価の高くない山々が多くを占めていますが。今こうやって思い返すと、世の中の評価とは関係なく、どこの山でも登ってきた時間は私にとって、とても大きくて重くて大切なものになったなあ、と感じます。

 

 

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 (まあ、でも。雪山は綺麗だから。状況が許すのなら、チャレンジするのも良いと思います。)

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2018年の勤務先は、12/28金曜日まで普通の仕事でした。12/29に大掃除や片付けなどが終わって、お昼過ぎから私は冬休みに入りました。2019年の勤務先ですが、1/7月曜日から普通の仕事です。  あんまり極端に忙しくならないと良いけれど。

 

では、2019年が良い一年になるよう、私も願っています。

 

燕岳へ登りました。 後半7/16ぶん

まさひとです。こんにちは。

 

 

 

10/1に台風が通過してから、ずっと、ずっと、私は仕事が忙しいままです。いつまでこんなに忙しいのかなあ。ううむ。

 

 

 

さて、ずいぶんと間が開いてしまいましたが。燕岳(つばくろだけ)の前半の続きで、後半の7/16ぶんです。私と大先輩とTさんMさんの4人は7/15に朝から山登りをスタートして、燕山荘(えんざんそう)に宿泊しています。

 

当日のGPS記録はこちらです。

燕岳(有明荘から往復) - 2018年07月15日 [登山・山行記録] - ヤマレコ

 

念のためにリンクだけ貼っておきます。

燕岳へ登りました(前半7/15ぶん)。 - まさひとのぶろぐ masahito0989's blog

燕山荘|北アルプス表銀座 燕岳(つばくろだけ)の山小屋 燕山荘グループ

 

 

 

 

この時の燕山荘ですが、猛烈にぐちゃぐちゃに混雑していました。7月と8月の連休だと、このくらいの混雑は、北アルプスなら、まあ仕方ないだろうと思います。誰かを悪く言うつもりはなくて、むしろスタッフの方々には感謝の気持ちしか私はありません。

 

景色は最高でした。天気は安定して晴れていて、燕山荘からは360度ぐるっと山々が見えました。加えて燕山荘の晩ご飯は、山小屋とは思えないほどに美味しくて。すごいなあと、これは人気が高いわけだなと思いました。

 

 

 

とはいえ、燕山荘がどれくらい混雑していていたかというと。私たち4人は、4畳間のスペースに8人で泊まりました。ここだけではなく、燕山荘全体が、こういう状態でした。

 

だから仕方ないのですが、寝るスペースはどこも非常に暑くて、布団も何も要らないぐらいでした。ひとの出す熱があまりにも多すぎるからです。仮眠としてはともかく、安眠とは程遠い状況でした。諦めたのか、トイレや乾燥室に続く板の間で寝ているひともいました。

 

 

 

そんな燕山荘でしたが、ここの朝ご飯は相変わらず素晴らしく美味しくて、普通にホテルなどの朝ご飯と変わらないぐらいでした。ですが、Tさんが体調が冴えなくって、ほとんど朝ご飯を食べることが出来なくって、だから私がふたりぶん食べました。逆に7/15は体調が悪そうだったMさんは、朝ご飯も普通に食べていました。

 

朝ご飯は4時半ぐらいから順番に摂るのですが、確か6時スタートという最後のグループだった気がします。朝ご飯を食べたら受け付けでお弁当を受け取って、部屋で支度をして、必要なものだけを持って、私たちは燕岳までを往復します。

 

 

 

では、写真を見ていきましょう。

 

 

 

燕山荘を7時の少し前ぐらいにスタートしました。相変わらず天気は安定して晴れていて、遠くまで山々が連なって見えました。

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この北アルプスで人気が高い山々と言えば、一番目に槍ヶ岳であり、二番目にはその周りの穂高岳などが続くのだろうと思いますが。こうやって実際に登ってみると、燕岳だって、なかなかに素敵だと思います。

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大先輩は出発してすぐに、また、どこかへひとりで行ってしまいました。

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燕岳の頂上の少し手前ですが、この辺りでMさんがどうにも体調が悪くって、ひとりで燕山荘へ引き返していきました。ううむ。ここまで来て、燕岳の頂上を踏めないとは。

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燕岳の頂上へ、7:20ぐらいに到着しました!

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燕岳の頂上から、北側を見ています。目の前には北燕岳があり、さらに餓鬼岳とか北アルプスの山々が続いています。まだ時間がありますから、では、もうちょっと先まで行ってきましょう。

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何がどこの山なのか、どういうルートや山小屋とか、花など見どころがあるのか、今の私にはまだ分からないけれど。もっと詳しくなって、いつか、また来ます。

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燕岳から北側に続く稜線を進むと、北燕岳がすぐにそびえています。ここの北燕岳の手前側に、コマクサがいっぱい集まっていると教わっていたので、その辺りまで行ってみようと思います。

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コマクサのいっぱい咲いているところは、こんな感じでした。こういうサイズに育つまでに15年もかかるのだとか。

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槍ヶ岳は分かる。

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外国から来ているひとも目立ちました。

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富士山も分かる。

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すっごく詳しいひとがいまして、あちこちの山がどういう名前でルートがこうで標高が幾つで山小屋があのへんとか、いっぱい教えてくれましたが。すみません、ごめんなさい、ちょっと何を言っているのかよく分からなかった。

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雷鳥がいました。親と、雛が3羽ぐらい。

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燕山荘に戻って、Mさんの体調を確認して。時間はかかりそうですが、ゆっくり下りるとしましょう。名残は尽きませんが、9時に燕山荘を出発です。バイバイ、北アルプス。また来ます。

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ここ第三ベンチを12時くらいに通過します。Mさんの体調がどうにも冴えなくて、私たちはとってもゆっくりと下っています。f:id:masahito0989:20180716114812j:plain

 

 

 

下山口です。第一ベンチまで、みんなと一緒に下りましたが。そこからは一人だけ先に下山して、駐車場まで車を取りに行きました。下山口まで車で戻って、みんなを待っている間に、あちこち連絡して、記録を終了して、色々と片付けをしました。14時半くらいにみんなも下りてきています。

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このあと私たちは、有明荘で温泉へ入って、お土産を買って。また静岡県内の各地まで帰りました。

 

 

 

以下は感想です。

 

 

 

①初めて北アルプスに来ましたが、今回は特に眺めがすっごく良かったです。猛烈に暑かったし、燕山荘は激しく混雑していて、楽ではなかったけれど。しかし、眺めは最高でした。

 

どんなに頑張って登っても、眺めが無い時だってあるから。今回はラッキーでした。


有明荘へ泊まって、燕山荘に泊まって、食事も夜と朝に加えてお弁当まで作ってもらいました。お金はかかるから、一緒に行った方々にはちょっと申し訳ない気もしますが。そのぶん荷物を軽くできて、これもこれで良かったかなと思います。

 

晩ご飯も朝ご飯も美味しかったのですが、お弁当が期待よりも遥かに美味しくて、びっくりでした。


③自分で言いだして企画したわけですが、とはいえ連絡と調整に直前までバタバタしていました。一年に一度くらいは、まあ、頑張ってこういう山にチャレンジしてみても良いかなと思いますが。それ以上は無いかなあ。

 

一人だけでどっか行く方が、ずっと楽っていえば楽なんだけど。みんなで行く方が、安全でもあるし、楽しさが深まる気がします。


④大先輩。。。