まさひとです。こんにちは!
まず。2/8および2/14~15の、大雪による被害のニュースに触れるたびに、とても心が痛みます。大好きな山梨県の、野山や人里とか社会生活の基盤が、なるべく少ない被害で済む事を、私も心から願っています。とても心配です。
さて、2/11です。私は所属会の先輩ふたりと一緒に、沼津アルプスを南から北へ縦走してきました。そもそもは湯河原にある幕山へ行くつもりでした。しかし状況を考えて、直前に沼津アルプスへ変更しています。
沼津アルプスは、標高こそ低い山の連なりだけれど。縦走するなら、アップダウンがきつく、ロープや鎖に頼る急な坂もあり、時間もかかります。くれぐれもしっかりとした計画と心構えで、縦走には臨んで下さいまし。
そんなこんなで、当日です。この写真の平和慰霊塔まえに車を置いて、私たちは沼津市役所前にあるバス停まで急ぎます。
バスで多比まで移動したら山登りスタートですが、いきなり!雪がどっさり残っていて、とてもびっくりでした。林道の終点から登山道へ入り、稜線まで登り切ると、この写真の多比口峠です。雪が多くて、静岡県の、たかだか標高250m程度とは思えない風景です。
多比口峠から大平山までの間で見えた景色です。
今回の南端、大平山の頂上です。標高は356mだけですが、一面の雪でした。何とも珍しい体験です。
多比口峠からしばらくは、この様なウバメガシの樹林帯が続きます。しかし、全体に岩がちな山ですね。
この日の眺望は、全体として、こんな感じでした。
ようやく沼津アルプスの最高地点である鷲頭山392mへ到着です。この辺りから、人が増えてきました。
小鷲頭山から駿河湾を見ています。沼津アルプスの良さは、山々の眺望もありますが、むしろ駿河湾の眺望だと、私は思いました。
小鷲頭山から、とんでもなく急な坂を下ると、この中将宮へ着きます。
中将宮から北側には、志下峠~この写真の志下山~志下坂峠~広場~と上り下りが連続していきます。アップダウンがきつい。
ここが徳倉山で、南アルプスが見えます。徳倉山の北側には、鎖を頼って上り下りする、急な坂があります。沼津アルプスを縦走するなら、最大のハードルです。しかも当日は雪と泥で、坂はぐちゃぐちゃになっていまして、私はズボンの裾を泥だらけにしてしまいました。しかし、何とか転ばなくて良かった。
さらに横山峠~横山~八重坂峠と経て、香貫山に到着です。写真は香貫山の頂上から、沼津アルプスの南側を見ています。この稜線を、私たちはずっと歩いてきました。すっごく疲れました。あんまり欲張り過ぎないで、二回に分けて縦走した方が良かったかな?またいつか縦走するなら、私は志下峠ぐらいから南へ向かってみたいですね。
香貫山の頂上を過ぎて、私たちは最初に車を置いてきた香陵台の、平和慰霊塔に向かいます。沼津の市街地が目の前に広がってきます。
塔に戻ると、梅が咲いていました。沼津アルプスなんて、山登りを好きなひとが冗談で呼ぶような、とても可愛らしい名前ですが。実際に縦走してみると、なかなか登りでのあるコースでした。