8/11に、縞枯山~茶臼山を歩きました。

まさひとです。こんにちは。

 

 

 

8/11ですが、私は所属会の先輩たち6人と一緒に、長野県の八ヶ岳にある縞枯山(しまがれやま 2403m)~茶臼山(ちゃうすやま 2384m)へ登りました。

 

今年の夏は雨ばっかりで、山登りには向いていませんでした。さらにはみんな勤務先や町内会とかで、用事もいっぱい抱えていて。けれど、やっぱりどうにか都合をつけて、山登りには行きたいのです。そんなこんなで、8/11に日帰りだったら何とか山登りが出来そうで、あちこち調べていろいろ相談して、今回の計画が決まりました。

 

 

 

当日の天気が直前まで何とも言えなくて、中止しようかと迷いました。もともと眺望が良いと聞いていたから、ずっと前から私はここに行きたかった訳です。しかし直前に、何とか雨が降る事だけは避けられる見通しになり、眺望は無理そうでしたが、計画通りに山登りをしてきました。

 

眺望以外の、今回のポイントを幾つか挙げておきます。

①標高が2400m前後で、8月半ばでも涼しそうだった。

②スタート&ゴールの北八ヶ岳ロープウェイには、合格レベルのトイレがある。

③終わってから温泉は外せない。

④できれば、電車かバスか何か乗り物があるとちょっ嬉しい。

 

 

 

今回のGPS記録は、こちらに載っています。リンクを貼っておきます。

縞枯山〜茶臼山 - 2017年08月11日 [登山・山行記録] - ヤマレコ

 

一緒に登った先輩は、もうずっと前にブログをアップしています。

静岡の山と渓 山の日に

静岡の山と渓 北八の花など

 

 

 

では、写真を見て行きましょう。

 

 

 

私たちは、予定では朝の8時前後に北八ヶ岳ロープウェイの山麓駅へ集合するはずでした。でも私の体調がどうも冴えなくて、さらに途中で道を間違えたりしたために、8時半ぐらいの到着となりました。そんなこんなで北八ヶ岳ロープウェイの山頂駅を、私たちは9時ぐらいにスタートしました。予定している距離と標高差を考えるならこれは、絶対にダメというほどではないけれど、ちょっと遅いです。

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縞枯山荘を9:15ぐらいに通過です。ガスガスで、しかも20度以下だと思います。8月半ばだというのに寒いくらいです。

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雨池峠から縞枯山へと登ります。この峠付近の沢ですが実際に水が流れているところを見るのは、なかなか珍しい気がします。

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ガレた石の、急な坂を登ります。このあたりで既に私はバテバテ。もともと体力が少ないところに、寝不足が加わっています。やれやれです。

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10時ごろ、やっと縞枯山の頂上に着きました。こんな天気だから、ひとが少ないです。

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いちおう、縞枯山の展望台に向かいます。お約束ですから。

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展望台に到着ですが、もちろん何も見えません。仕方ない、こういう時もあります。最年長のリーダーがいちばん元気みたいでした。

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縞枯山から茶臼山に向かいます。いったん下って、また登り始めるところを山登りの言葉で鞍部(あんぶ)と言います。馬に乗る時の鞍みたいだから、なんでしょうね。身の周りにある道具のうち、ちょうどそういう形状だったから、みんなそう表現したんでしょうね。

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また、茶臼山まで登りです。私はヘトヘトで、鞍部からロープウェイ山頂駅に戻ろうかと思ったぐらいでした。とはいえ、森は綺麗です。

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茶臼山の頂上へ11:40に到着して、12:30ぐらいに出発しています。茶臼山にも頂上の先に展望台って呼ばれているところがあり、もちろん私たちも寄ってみましたが、何も見えませんでした。残念ですが、仕方ない、また来ます。

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展望台を出て中木場とか大石峠のほうへと下ります。眺望は無いけれど、森はどこまでも綺麗でした。直前に雨が降っているために、ほとんど虫も飛んでいません。小さな花があちこちに幾つも咲いていて、キノコがいっぱいでした。

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ずっと下って、中木場を通過です。ここも条件があえば、眺望が良いところですが。何も見えません。

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さらに下って、大石峠~オトギリ平~出逢ノ辻と通過していきます。このあたりは伸びやかな笹原が広がっていて、何だか八ヶ岳っぽくありません。

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ちょっと元気が出て来た、かな。

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茶臼山が見えました。

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休憩舎を通過です。最悪はここで幕を張って、一晩ぐらいなら何とかしのげるでしょうか。

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ちょっとの間だけ雲が取れて、縞枯山が見えました。

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最後は木道を歩きます。

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山頂駅へ15:25にゴールでした。

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このあと私たちはロープウェイで山麓駅に下り、アクアランド茅野で温泉にはいって、それぞれ解散しました。帰り道では強い雨が降って、なかなか怖かった。温泉のリンクを貼っておきます。

アクアランド茅野 | 茅野市

 

 

 

 

以下は、感想です。

 

 

 

いわゆる山登りのガイドブックの類いって、どれもみんな山登りのベテランの方々が書くことが多いけれど。そうするとどうしても体力や技術があって、難しい部分でも問題なく通過してしまうひとが書いたガイドブックばっかりになってしまう訳です。もちろんそれが悪いことじゃないし、それで問題ないひとも多いのだろうけど、私は時々は主張しようと思っていまして。

  

体力の少なめなひとは、ゆっくり山登りしても、構いませんから。それぞれの体力にあったペースで、ルートで、山登りを楽しみましょうよ、と私は思っています。

 

 

 

みんな色々な事情を抱えて生活していて、お金や時間とか体力その他、勤務先や家族とか住んでいるところの状況が許す範囲のなかでやり繰りして、山登りに出掛けているのだから。日帰りを中心の山登りだって恥ずかしい訳じゃないですし。ゆっくりと登って下りても、それがいけない訳じゃないから。

 

早く行きたいひとが早くするのは自由ですが、ゆっくりしたいひとは別にゆっくりと登って下りてくれば良いんじゃないか、と私は思います。他のひとと比べて本を早く読んでも、あるいは他のひとと比べてご飯を早く食べても、それ自体が偉いのかって考えたら、どうなのかなあと思うから。それぞれのペースで、できれば味わいを大切にしていきたいと私は思うのです。

 

 

 

今回の縞枯山がある八ヶ岳は、ルートも多いですし、山小屋もあちこちにありますから。いわゆる日帰りが標準とみなされているルートでも、途中の山小屋に泊まって1泊2日として計画すれば、時間も体力もずっと楽になります。山小屋に限らず、登山口の近くで前夜に泊まっても、ずいぶん違います。

 

時間でも体力でもハードルは、高く設定するひとがいても良いとは思いますが。現実に勤務先や家族とか地域の色々を抱えながら、それでも何とかやり繰りして山登りに行こうと考えるのなら、ハードルを必要以上に高く設定する必要もないだろうと私は思います。

 

 

 

私たちは、何でも出来る訳じゃないから。色々と抱えていながら、それでもやり繰りして山登りに出掛けていますから。だとしたら、どこかで割りきって、下げる事が可能なハードルは、下げてしまいましょうよと。お金は余分にかかるけれど。

 

そして時間と体力に余裕ができたぶん、ゆっくりと山登りを楽しみましょうよ、と私は思います。