8/14に、入笠山へ。

まさひとです。こんにちは。

 

 

 

8/14に私は所属会の先輩ふたりと、入笠山(にゅうがさやま、にゅうかさやま 長野県富士見町 1955m)へ登りました。入笠山の場所は南アルプスの北端で、花の名所として非常に有名でもあります。富士見パノラマのゴンドラリフトを使えば比較的楽にアプローチ出来る事もあって、初夏には多くの人で賑わいます。

 

スズランをはじめとした入笠山の花の、いわゆるベストシーズンは既に終わっています。とはいえまだ花は咲いているし、ここなら予報通りに天気が悪くてもルートは安全だから、ひとつ頑張って出掛けてみました。

 

 

 

朝9時に富士見パノラマのゴンドラリフトを降りると、そこは本格的な雨でした。残念ですが、これはまあ、予報通りで仕方ないです。気を取り直して、スパッツやザックカバーなど雨の装備を全部しておきます。たぶん途中で食事している余裕は無いだろうから、幾らかスタート前に食べておきます。

 

ルートを歩きだすと、いきなり花がいっぱいでした。真ん中の紫色はホタルブクロですね。どこも、分からない花でいっぱいです。

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ゴンドラの山頂駅から私たちはルートを進み、入笠湿原へ向かいます。ちょっとだけ登って、あとは下っていきます。写真のオレンジ色したユリは、コオニユリです。

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 雨の入笠湿原は、大変に綺麗でした。思っていた以上に、花もいっぱいでした。

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入笠湿原の、山彦荘の前にある案内板です。入笠山や入笠湿原の一帯は、こういう案内板の他にも、柵や木道とかトイレが整備されていまして。地元の関係者や入笠ボランティア協会の努力に、私は深く感謝しています。

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入笠湿原を過ぎて、ちょっと歩いた先が御所平峠という場所です。この御所平峠には、写真のマナスル山荘があります。屋根にある、天体望遠鏡が印象的ですね。この位置で標高が1791mあれば、きっとはっきり天体が見えるでしょう。今回は通過しちゃいましたが、いつかマナスル山荘へ泊って、ぜひ天体観測をしてみたいです。

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御所平峠から私たちは、駐車場を通り抜けて、カラマツやズミの灌木帯を登っていきます。写真の向こう側は牧場です。

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御所平峠から、だいたい20~30分も登ると、入笠山の頂上へ着きます。急だけれど、距離が短いから、ゆっくりと登れば普通の体力で大丈夫だと思う。頂上は、周りをさえぎる物が全く無いので、晴れていれば八ヶ岳中央アルプス南アルプスとか、更には槍ヶ岳乗鞍岳とか御嶽山も見えるのだそうですが。こんな雨だから、ひたすら雲だけしか見えません。

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 ずっと雨は止まないし、風も割と強めだったので、私たちは直ぐに頂上から撤収しちゃいました。またいつか、晴れている時に来てみたいけれど、チャンスがあるでしょうか。晴れていると、何となく他の山へ行ってしまいそうでもあるし。逆に、誰か山登りの初心者を案内するなら、けっこう良い場所だと思うけれど。

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ナデシコを発見!

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雨の樹林帯は、個人的には嫌いじゃないです(わざわざそのためだけに、出掛けたりはしませんが)。

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天候が天候だから、私たちは頂上から、大阿原湿原を諦めて、ゴンドラ山頂駅へ戻りました。またまた入笠湿原を通り抜けています。この、赤紫色の花がヤナギランです。

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山を下りてから私たちは、道の駅信州蔦木宿(つたきじゅく)で温泉に入ってから、あちこち買い物とか寄り道して帰りました。

 

道の駅信州蔦木宿の食堂は、時間のせいもあり、猛烈に混んでいたけれど。温泉は、時間のせいもあって、ガラガラでした。ここの温泉が、露天風呂もあるし清潔で広々していて、そのわりに値段は600円だから、なかなか気に入りました。

 

 

 

あとは、感想ですが。今回の入笠山は花がいっぱいでしたが、まだまだ私は花に限らず、知らない事ばっかりですね。とはいえ、誰だって何だって、急に詳しくなる筈も無いから、ひとつひとつ覚えていくしか無い訳で。

 

だから。どこかへ山登りに行ったら、何かひとつ覚えていきたいな。花でも良いし、天気でも地理や歴史でも、動物や植物とか虫とか鉱物だって良いし。ひとつひとつ、覚えていきましょう。