8/11~12に、長野県へ(後半の8/12ぶん)。

まさひとです。こんにちは。

 

 

 

 

いま生活と仕事している中京圏は、毎日すごく暑くて、湿気が多いです。晴れ間もありますが、午後になると雨と雷が多いです。

 

私は、ほぼ毎日、三重方面へ配達と引取りに行くのですが。大型連休の前後や行楽シーズンの週末になると、今年の三重方面は渋滞がひどいです。こんなに家族連れとかが集まってくる場所だったなんて、もう3年半ぐらいずっと配達していますが、初めて知りました。

 

これくらい渋滞しているのが、本来の三重方面だったのでしょう。今までガラガラだった状態が、普通ではなかったのでしょう。

 

 

 

 

さてさて、本題へ戻ります。8/11から私も夏休みです。もちろん旅行とか夏山には、出来れば行きたいのですが。しかし新型感染症が猛烈に流行していて、さらには台風も近く、状況は良くありません。

 

あちこち調べて考えて、今回は長野県の中部へ8/11~12に行こう、と決めました。

 

前半の8/11は岡谷市内を見て回り、塩尻市内に宿泊しました。これは楽しかった。

8/11~12に、長野県へ(前半の8/11ぶん)。 - まさひとのぶろぐ masahito0989's blog

 

 

 

 

後半の8/12は松本市鉢伏山(はちぶせやま 1929m)へ、朝早くから日帰りで山登りをしようと決めました。ここへ登ると決めたポイントを挙げてみます。

 

鉢伏山は、とにかく頂上からの眺めが素晴らしい。
標高差も距離もそれなりにあって、決して楽な山ではない。
ルートが整備されていて、道に迷う危険が比較的少ない。
頂上すぐ下に山荘があって、天気が崩れた場合は、最悪ここへ逃げ込むことが出来る。
登山者はごくわずかで、混雑していない。
新型感染症が流行しているうちは山小屋へ泊まったり、北アルプス八ヶ岳など混雑する山々を避ける。
こういう状況でもなければ、まず、行くことは無さそう。

 

当日のGPS記録はこちらです。

鉢伏山(牛伏寺から一回り) - 2023年08月12日 [登山・山行記録]-ヤマレコ

 

 

 

 

では、写真を見ていきましょう。

 

 

 

 

牛伏寺(ごふくじ)の下にある広い駐車場からスタートします。朝の6時半だと、まだ他に登山者は見えませんね。牛伏寺の境内を通って、登山口へと向かいます。うまく表現できませんが、なかなか風変りなお寺です。去年工事をしていた写真の中央の建物が綺麗になっています。

 

 

 

山に入っていきますが、7時前だから、まだちょっと薄暗いです。動物の鳴き声がします。写真は、送電線の巡視路と交差したところ。ルートはずっとこんな感じで、良く整備されていました。

 

 

 

スタートした時は、まだ飛んでいる虫が少なかったけれど。地面には蟻とかいっぱいいまして、これは虫の多い山へ虫の多い時期に登っている、と覚悟しました。時間が経つに連れて、少しづつ虫が増えてきました。羽根が乾いて、段々と飛び始めたのでしょうか。アブとかブユらしき、大きな虫がまとわりつきます。

 

 

 

この写真の辺りだったかな、ソロの若い女性が下山してきて、びっくりしました。この時間にこの場所を下りてくるとは?

 

 

 

針葉樹と広葉樹が半々ぐらいでしょうか。やや明るい森ですが、下に草が少なめでした。鹿が多くて、みんな食べてしまうのかも。

 

 

 

巨大なブナの木と、分岐点です。帰りはここから沢沿いのルートを進むつもりです。

 

 

 

やっと、ようやく、舗装道路まで出ました。この先は舗装道路に並行して、登山用のルートがあるのですが。すっごく草が生い茂っていて、今の時期は間違いなくダニとかヒルとかがたくさんいそうだから、諦めて舗装道路を歩いてます。

 

 

 

8月ですが、もうススキが出ていますね。空が抜けるように青い。松本市の盆地を挟んで、西側に北アルプスの南側を見ています。あっちは雲が多そうですね。きっと混雑しているのだろうな。

 

 

 

なでしこ、ではないかなあ。他にもアザミとか、色々と咲いていました。

 

 

 

頂上と山小屋が、もうこんなに目の前です。10時半に頂上の近くまで登って来ているから、何とか目標通り15時過ぎに駐車場まで下山が出来そうです。ずっと天気が心配でしたが、この雲行きだったら、まだしばらく天気の崩れる気配は無さそうですね。

 

 

 

山小屋を過ぎて四辻の先に、ちょっとした展望台がありました。ここからは東側~南側の眺めが良かった。

 

 

 

ここが鉢伏山の、頂上というか、三角点のあるところですね。頂上は広く平らになっていて、小さな神社が建っています。

 

 

 

頂上の先にある展望地まで来てみました。諏訪湖が見えます。雲もありますが、こういう時期にしては、まあまあ眺めは良いのではないかな。

 

 

 

名残は尽きませんが、12時を過ぎたので、ほどほどに下り始めるとします。舗装道路を下っていて、時々車が通りますが、この辺りかな、家族連れに、高ボッチ高原の場所を聞かれました。だいぶ距離ありますが、歩いて行くつもりなのかな?

 

 

 

舗装道路を離れて、登山道を下っていきます。分岐点から沢沿いに下ると、こんなに大きな木がありました。

 

 

 

平らな地点の終わりで、ちょっと休憩しました。ここから下側はジグザグに急な傾斜を下っていきます。急な傾斜の始まりですが、この写真にある沢の源流を横切ります。黄色い大きな花が、沢沿いの湿った場所にあちこち咲いていました。マルバダケブキっぽい気がしますが。

 

 

 

階段が出てきます。あまり見た事のない、斜めに材木を入れてある階段でした。この下で、階段が半分崩れているところがあり、ヒヤヒヤしました。

 

 

 

おおっと。これはずっと昔の砂防堰堤ですね。今は一般的にコンクリートで構築されまずが。昔は、石垣です。写真に入っていませんが、川床も石垣が組んであります。すごいぞ。

 

 

 

この写真だとルートの下側ですが、他にもあちこちに、石垣が組んであります。増水した時に川岸が土のままだと、ガンガンに土が削り取られてしまいます。その対策として、ある程度の高さまで石垣が組んであります。

 

 

 

「第二号石堰堤。同じく明治19年内務省による施工。」ううむ。すごいな。このもう少し下流辺りに、解説が掲示されていまして。フランス式堰堤、と呼ばれている施設群だとか。一般的なコンクリート砂防堰堤と違って、ここの一連の石組みの砂防堰堤は、より風景に馴染んでいる気がします。

 

 

 

 

最後に、今回も感想を4点挙げておきます。

 

 

 

①天気も、新型感染症も、不安は大きかったので。こうやって旅行して山登りが出来て、とにかく良かった。1年に1度くらいは、やや欲張った山登りを考えていますが。天気や都合で結局うまくいかなくて、中止や延期することも多いから。

 

 

 

②私の体力でも、日帰りで、ここ鉢伏山へ登って下りることが出来ました。ちょっと欲張って、挑戦してみましたが。もちろん時間はかかるし、決して楽ではないけれど。出来るものなのだなあと。

 

 

 

③あまりにも虫が多くて閉口しました。農作業で虫の多い時に使う、頭の周りをぐるっと囲ってしまう網を、持ってくれば良かった。

 

 

 

④頂上も、スタート地点の牛伏寺も、下りてきた沢沿いのルートの砂防堰堤も、あちこち見どころの多い山でした。こんなにも素敵でありながら、登るひとは少ないのです。オススメです。