まさひとです。こんにちは。
話題の東京オリンピックですが。根本的に私はオリンピックとか、そういう大きなイベントごとにほとんど興味がないですし。 もっと言えばオリンピックとかは、私にはあんまり公平だとは思えないのです。
使える予算も時間もサポート体制も、何もかもが各国や各個人で全く違っているのに。それでも、生じた結果だけを比較することが本当に公平なのかなあ、と思います。
問題の森さんの発言ですが。「そもそも意見が出ない会議というのは、意味が無いんじゃないか」とか。「会議では事務局等が作った原案に対して意見をするべきではない、という姿勢はよろしくないなあ」とか。私も思います。何より、人事案が漏れすぎ。
そして発言は、偏見や男尊女卑っぽい要素もあったけれど、差別とはちょっと違って、「価値観が古いなあ」って印象だったから。あれで辞任にまで追い込まれるのはやりすぎではないのかなあ。ポストがポストだからしょうがないのかなあ。
とはいえ、開催するんでしょうかね。あくまでもIOCが決めることで、日本がくちをだす話ではないと理解していますが、なかなか難しいだろうなあ。
さて。1/30に私はひとりだけで、岐阜県の坂祝駅から迫間山へ登って、そこから八木山を経て羽場駅へと下ってきました。
元々は1/24に山登りに行くつもりで準備していましたが、そのあたりは天気が悪くて延期になりました。いちおう1/30へ延期と決めたのですが。前夜1/29に雪が降っていたので、どうしようかなと思っていました。
1/30当日の朝になったら天気が回復していたので、予定通りに行こうと決めました。とはいえ状況次第では途中でやめるかもしれませんし。念のためにアイゼンも用意してきました。
スタートしてみたら、確かに雪は多かったのですが。寒さはそれほどでもなくて助かりました。凍っているところも無かった。昼頃に雪はもうだいぶ溶けてきました。
当日のGPS記録はこちらです。
坂祝駅〜迫間山〜八木山 - 2021年01月30日 [登山・山行記録] - ヤマレコ
では、写真を見ていきましょう。
登っていくと、昨夜降った雪がいっぱいあります。静岡県で山登りしていたら、まず、お目にかかることがないくらいの雪でした。そしてこのルートですが、送電線の巡視路みたいでした。途中の送電線の鉄塔から、たいへん素晴らしい眺めがありました。
坂祝町の勝山284mという三角点がありました。
こんな風景ですが、寒さはそれほででもなくて、助かります。ルートの上だけは雪が解けているのは何ででしょうね?たぶん、ルートの上だけはほとんど草も何も生えていなくて、だからそこだけは地面の熱が直接伝わるから、雪が溶けているのだろう。
舗装道路へ出ると、そこが分岐点です。ここから明王山を目指すなら往復30分ぐらいでしょうか。しかし山の北側だから雪が多く、傾斜もきつくて今回は諦めました。アイゼンも持ってきたから、やれば出来ただろうけど、時間が読めないので。
迫間不動の奥の院です。この場所とか、幾つかの人気が高い場所ではひとが多かったのですが。それでも誰もいない区間の方が長かった。まさかこういう世の中になって、ひとの少ない場所を選ぶように山登りをするとは思わなかったな。
迫間山の頂上へ着きました。城跡だそうですが、そういわれたら空堀らしきものもあり、城跡かなあという感じでした。ここは眺望がいい場所なので、確かに監視とか連絡の施設があってもおかしくはありませんが。大人数が長時間の滞在するなんてここでは難しいだろうと思いました。
多賀坂峠を過ぎた先の分岐点から、今回は谷沿いのルートへと進みます。この辺りには砂防堰堤が連続します。
沢沿いに下って、いったん舗装道路へ出ます。川の対岸にある尾根をまた登ります。お昼に近くなって雪はどんどん溶けてきましたが、場所によってはこんなに残っていました。
ずっと登っていくと、また舗装道路へ出ます。そこには何かの記念碑がありました。
しばらく舗装道路を歩いて、また山に入ります。12時ぐらいで、もう私はひどく疲れてきました。前半に興奮して飛ばしていたぶん、がっくりきた感じです。
雨の翌朝だから、遠くまで眺めが素晴らしかった。
13:20ごろ、八木山の頂上に到着です。
14:10ごろ、愛宕山の頂上へ到着です。こんな里に近くて標高も低めな山ですが、けっこう岩が多いですね。慣れているひとはともかく。ほんの少し、難しいかなと思います。
愛宕山を下りてから、羽場駅へゴールしています。結果的にとても楽しかった。
今回も感想を4点挙げておきます。
①雪がいっぱいあって、すごく楽しかった。雪は多かったけれど、それほど寒く無くて助かりました。アイゼンも持って行ったけれど、どこも凍っていなかった。眺めも素晴らしく、このタイミングでこの山へ行って良かった。
②今回は、こういう坂祝駅からスタートして、羽場駅へゴールしましたが。またいつか、この辺りを逆向きで歩きてみたいと思いました。
③今回の歩いた周りには、色々なルートがあります。地図と、GPSと、使えるものは使って、道を間違えないように。グループだと、わりと先頭に続いてしまいがちですが。おかしいと感じたら必ず確認するほうがいいです。
④終えてからの羽場駅で、どっち方面の電車に乗るのか分からなくて、案内もなく駅員さんも乗客も誰もいなくて、途方に暮れました。山の中ではルートを間違えたりしなかったのに。駅で乗り場に迷うという展開。
名古屋市方面とか岐阜市方面とか、表示されていてもなあ。まだ位置関係が分からなくて。段々と馴染んでくるのかもしれませんが。