10/2に、宮路山へ。

まさひとです。こんにちは。

 

 

 

 

昨日の10/22は午後から家族と、市内で行われたコンサートを聞きに行きましたが。コンサートなんてもう何年ぶりかなあ。指揮者が(若くて小柄な女性ですが)キレキレでした。バイオリンやフルートその他の音が綺麗だった。

 

3曲、演奏されました。1曲目の、歌劇「魔弾の射手」序曲ですが。今から始まるワクワクを暗示する曲なのかな、と感じました。

 

そして2曲目の、小櫻秀樹作曲「俺は指揮者だ!」ですが。あくまでも私個人の印象ですが。華やかで楽しげな会場に、笑顔でずっと挨拶しながらも、内面は苦しくてつらい男性みたいな。ハーモニーはずっと綺麗ですが。そういう奇妙な印象を私は曲に感じました。

 

そして3曲目の「ブラームス交響曲第4番ホ短調作品98」は、250年も昔に書かれたとは思えないほど現代的で完成度が高くて、音もハーモニーも綺麗で圧倒的でした。こういうコンサートって、モーツァルトベートーヴェンが定番だから。それ以外を聞く機会はやや珍しい気がします。

 

 

 

 

さて、本題です。2年前こうやって愛知県内へ転勤してきたわけだから、三河の山々にも登ってみたいと思っていました。とはいえ馴染みが薄いから。どこに何がどうなっていて、どこに車を置いておけるとか良く分かりませんでした。

 

愛知県の低い山々って、山登りの対象になってきたのがわりと最近なのかなあ。山々はあるけれど、わざわざ遠くから登りに来るってイメージが無いですね。

 

今回は10/2だったらどこかへ山登りが出来そうだと、直前になって分かりまして。それならまずは宮路山(ヤマレコでは「みやじさん」、山と渓谷社が出版している愛知県の山では「みやじやま」、361m)かなあと思いました。

 

私の山登りでお世話になっているふたりが、ここに縁があるからです。さらには名鉄に乗って、旧東海道の赤坂宿を見て、山登りでは途中の眺めが良くて、合格なトイレがあるところ、というわけです。

 

当日のGPS記録はこちらです。

国府駅〜宮路山〜名電赤坂駅 - 2022年10月02日 [登山・山行記録] - ヤマレコ

 

 

 

 

では、写真を見ていきましょう。

 

 

 

 

国府駅(こうえき)近くのコインパーキングへ車を置いてスタート。けっこう暑くて、10月とは思えない。進雄神社にお参りして、横のお稲荷さんから裏の山へと登っていきます。

 

 

 

進雄神社からちょっと登ると、舗装された道路に出ます。道路では、野球かな、ひとや車がそこそこ通りますね。道路を登っていくと、弘法山公園があります。公園の展望台から北の方を見ています。本宮山や吉祥山などが続きますね。どっちもまだ登ったことがないな。

 

 

 

もともとの計画では弘法山公園のもうちょっと先から、新宮山へ登るつもりでした。しかし踏み跡があるといえばあるけれど、ずいぶんと藪が濃くてダニなどもいそうだったから、今回は新宮山をやめています。新宮山の先まで道路を歩き、改めて山の中へ入っていきます。

 

 

 

10月なのに、ツクツクホウシが鳴いている。。。

 

 

 

東三河ふるさと公園に入っていくと、途端にルートはばっちり整備されています。

 

 

 

公園内のルートは、階段になっているところが多めで、ところどころにベンチもあります。

 

 

 

東三河ふるさと公園展望ツツジ園の展望台に来ました。大混雑です。三河湾と、その先に渥美半島の山々が見えますね。ここの展望台にはトイレと、飲み物の自動販売機があります。思ったよりも暑かったので麦茶を買い足してます。

 

 

 

展望台を出てから、しばらく舗装された道路を歩いて、この写真の右上に延びているルートへ進みます。

 

 

 

山の道に入ると、急に誰もいなくなります。落差が激しいな。この写真の場所は四差路の峠みたいになっていました。少し先に、写真の真ん中ですがお地蔵さまもあり、お参りしてきました。

 

 

 

この写真を撮った辺りで、若い男性2人と遭いまして。宮路山はまだまだ遠いんでしょうか、って訊かれました。普段着で、装備らしい装備も無かったけど、まあ健康そうだし大丈夫かなあと思いました。

 

 

 

この写真を撮った辺りで、走り抜けていく方々がいた気がします。今は走る方々も、歩いている私などを抜くときは、歩いて挨拶するのですかね?

 

 

 

宮道天神社の奥の院を経て、宮路山の頂上へ着きました。大きな石碑があります。三角点は分からなかった。

 

 

 

宮路山の頂上からは、三河湾渥美半島の山々それに蒲郡市らしき市街地が見えます。渥美半島の山々にも、いつか登ってみたいなあ。

 

 

 

頂上が混んできたので、ほどほどに下山するとします。また、来ます。下山し始めてすぐの、ここは宮路山のコアブラツツジの自生地、だそうです。看板とベンチがあります。紅葉の時期には賑わうのかな?

 

 

 

静岡県の中部で山登りしていると、ひたすら杉や桧の植林ばっかりだから。愛知県内の、わりと広葉樹が多い森は新鮮ですね。この写真を撮った辺りで、消防車が何台も近くに集まって来ているようでした。山火事か何かあったのかな?

 

 

 

最後というか下山口ですが、忠魂の碑が建てられていました。なぜこんなところに?やや荒れている雰囲気でした。

 

 

 

下山して、目の前にある杉森八幡社にお参りしたのですが。ここの境内にある楠があまりにも大きくて、ぶったまげました。

 

 

 

あとは名電赤坂駅まで歩き、国府駅まで電車移動して、車を置いてあるコインパーキングに戻りました。とっても楽しかった。

 

 

 

 

今回も感想を4点挙げておきます。

 

 

 

①直前にバタバタと決めた山登りですが、まずまずうまくいって良かったです。まあ、思っていたよりもずっと暑かったけれど。いま疫病もあり、戦争もあり、何もかもが値上がりしている訳ですが。早く世の中が落ち着いて、山登りに限りませんが穏やかな気持ちで出来るようにと願うばかりです。

 

 

 

②近頃では、山登りなのにルートがすっごく整備されていて当たり前、みたいな感じもありますが。時々、整備をやりすぎなんじゃないかなあ、とも思います。別に不満なんてあるはずも無く、感謝していますが。だけど、山登りなんだから。

 

 

 

③新宮山のところは確かに踏み跡があって、だから登っているひともいるっていえばいるんだけど。これだけ藪が濃くなっていて、暑いからダニとかの虫もまだ多いと思うと、今回は止めてしまいました。藪の山歩きもたまにやると楽しい気がしますが。

 

 


④あと。また、いつか改めて、静岡県内でも山登りに行こうと思います。このたびの台風15号の被害は甚大であり、そして私は静岡県にルーツがあるのだから。まずは清水区内で飲み食いして宿泊して、山登りしてお土産を買ってこよう。