12/2に健康の森を歩き、岡崎市美術博物館へ。

 

まさひとです。こんにちは。

 

 

 

 

12/2に国立競技場で行われた、J2のプレーオフ勝戦ですが。清水エスパルスは勝ち切ることが出来ませんでした。この結果、2024年も清水エスパルスはJ2でプレーすると決まりました。すごくがっかりしています。

 

終わってみると、今シーズンの清水エスパルスは、至らない点が多かった。残念ですが。そもそも毎年のようにシーズン中に監督を交代していて、成績もパッとしなくて。なんだかなあ。

 

 

 

 

さて、本題に戻ります。12/2に私はひとりだけで岡崎市にある中央総合公園から健康の森を歩き、岡崎市美術博物館へ行きました。

 

もともと、いつか岡崎市美術博物館へ行きたいと思っていましたが。12/2に展覧会を見に行こうと決めました。いま、中京圏にある色々な見どころをひとつひとつ見て回っていますが。今回もそのひとつです。

 

今回の展覧会は、「 138億光年 宇宙の旅 ―驚異の美しさで迫る宇宙観測のフロンティア― 」です。

 

 

 

それで。だったらその前に、岡崎中央総合公園から健康の森を歩いてまわろう、と決めました。ここは本格的な山登りとは違うけれど、ぐるっと一回りすればそれなりに距離も標高差もあります。時期的にもちょうどいい。

 

元々の予定では、健康の森をぐるっと15キロほど歩くつもりでしたが。実際には時間が足りなくて、途中をショートカットしました。

 

当日のGPS記録はこちらです。

健康の森を歩き、岡崎市美術博物館へ。 - 2023年12月02日 [登山・山行記録]-ヤマレコ

 

 

 

 

では、写真を見ていきましょう。

 

 

 

 

岡崎中央総合公園へ車を置いて、健康の森を歩き始めます。恩賜池(おんしいけ)の向こうには、最後に寄り道する岡崎市美術博物館があります。

 

 

 

本日のルートは、送電線の巡視路でもあるらしく。所々に、こういう指導票が立てられていました。駐車場に近い辺りでは、犬を連れたり、身内で散歩しているかたがたも見かけました。

 

 

 

綺麗な森です。あんまり日当たりが良い場所でもないのに、これだけの草木が茂っているのって、すごいと思う。この日は風が少しだけ吹いてまして。風の当たるところでじっとしていると、すっごく寒かった。

 

 

 

進んでいくと、ほぼ、誰もいなくなりました。ルートはしっかりしているのに、駐車場だってあるのに。

 

 

 

瓶井神社へ出ました。本日の安全を祈願しています。近くの公園のグラウンドで、子供たちが野球の準備してました。

 

 

 

神社の奥にある墓地から、また山へと踏み込みます。どこから入るのか分からなくて、うろうろしました。この辺りは竹林ですね。

 

 

 

針葉樹が植林されてますが、まだ細くて、たぶんこれで30年ぐらいかな。10人ぐらいの団体とすれ違ったのは、この辺りだった気がします。

 

 

 

山にぐるっと囲まれたくぼ地へ進んでいくと、そこには静かな湿地が広がっています。冬だから、さすがに花とか生き物の気配は感じませんが。あずまやとベンチがあり、ちょっと休憩です。

 

 

 

こういう湿地と比べて、市街地のコンクリートで固められた川や水路は、生き物が全く生存出来ない環境だろうなあ。

 

 

 

この辺りで、湿地を管理整備されているかたがたが、作業されていました。登山道と同じで、湿地も定期的に管理するから維持されていて。仕事とはいえ、感謝です。

 

 

 

時間が足りないため、予定のルートを変更しました。もと林道を抜けて、北側にある尾根上のルートまでショートカットしています。その途中ですが、ルートの下に川床っぽいところがありまして。人工的に平らで同じ幅に整えてあるらしく、これはいったい何なんだと思いました。

 

 

 

予定のルートに合流して、改めて尾根を登っていきます。そこそこ古い小屋が、こんな山の中に建っていました。

 

 

 

12時に尾根上まで登りきると、空は雲が多くなっていました。ところどころ紅葉があります。何かの施設のフェンス沿いに、ずっと進みます。稜線から、ほんの少し眺めがありそうでしたが。ガレているのかな?進めないように網を張ってありました。

 

 

 

愛知県の平野でも、段々と紅葉が進んできたのかな。紅葉なんて、昔は特に気にもしませんでしたが。

 

 

 

頂上(というか太陽の丘という地点)のすぐ手前ですが、ここには眺望がありました。ベンチもあり、風も当たらないので、頂上を往復したらここで昼ご飯のラーメンを食べてます。

 

 

 

頂上は、眺望があります。岡崎市の市街地や、濃尾平野の向こうには鈴鹿の山々が見えました。風が当たって寒いので、三角点へタッチして写真を撮ったら、すぐに移動しています。

 

 

 

綺麗な森と、良く整備されたルートです。静岡県中部だと植林された針葉樹が、ひたすら延々と続くので。この違いって何なんだろうと思います。だんだんと、舗装された道路と並行したり交差するようになり、最後は舗装された道路を歩きます。

 

 

 

最後に、岡崎市美術博物館へ行きます。写真展「 138億光年 宇宙の旅 ―驚異の美しさで迫る宇宙観測のフロンティアー 」でした。受付で私の重いザックを預かってもらって、感謝です。この写真は木星のコーナー。

 

 

 

この写真は冥王星のコーナー。月と太陽から始まって、太陽系と各惑星の写真や解説とかが続きます。とにかく全ての展示が美しく、圧倒的でした。本来なら10倍の規模でやる展覧会の濃度でした。太陽系のあとは、銀河系とか他の星団の写真と解説が続きます。宇宙の探索の歴史や重大な事故、ダークマターなどのまだ分かっていないこととか、興味深かった。

 

 

 

あとは寄り道せず帰宅しています。温泉に行きたいですが、愛知県内には温泉って少ないのです。

 

 

 

 

今回も感想を4点挙げておきます。

 

 

 

 

①いま、年末調整とか色々な用事を抱えながら、毎日をやりくりしていて。もちろん生活だって仕事だって大事なんだけれど。やっぱり山にも行きたいのです。あんまり無理しない範囲で、こうやって出来て、まず、良かった。

 

 

 


②予定のルートを全部歩くには、どうも時間が足りなさそうだと途中で気が付きまして。どうしようかと思いましたが。結局、湿地を通り抜けた先で予定のルートを外れて、もと林道を通って、北側の尾根上にあるルートへショートカットしました。

 

この予定にないルートは、ヤマレコの「みんなの足跡」にも痕跡が薄く、通過できないルートかも知れないと思って、ヒヤヒヤしました。

 

 

 


③湿地が、今回は12月だから寒々していましたが。おそらく春から夏にかけて、草花や虫とか魚に小動物で、にぎやかだろうと思います。

 

こういう湿地に比べると、コンクリートで固められた川とか水路は、ほとんど生き物が生存できなくて。もはや水だけが流れる排水路みたいだな、と思います。治水も利水も、それはそれでもちろん大事なんだけれど。

 

 

 


岡崎市美術博物館の展覧会が、非常に印象深かった。とにかく展示されている写真が美しくて。解説が濃厚で刺激的でした。

 

もともと、2018年がNASAアメリカ航空宇宙局)の発足から60年になることを記念して、多数の写真やデータが公表されまして。これらをもとに、「 138億光年 宇宙の旅 」という写真集が公刊された、と理解しています。

 

この写真集の公刊をうけて、2020年に佐野美術館で、続いて東京都写真美術館で巡回展が開催されまして。今回の岡崎市美術博物館も、こういう巡回展の一環なのだ、と私は理解しています。

 

 

 

私は、科学scienceにも興味ありますが。それと同じぐらい、歴史が好きです。しかし一般に、科学といえば科学ばっかりで、科学の歴史は、科学そのものと比べて、あんまり注目されていないのが残念です。

 

私は科学の歴史にも、世の中からちょっとだけ注目されたら良いのにな、と思います。